紙の本
疫神記 上
2022/10/24 20:13
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投稿者:ごんちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
大変長い本で夢遊者の行進がテーマとなった話とおみいましたが、読み続けていくうちに粘菌が蔓延し、人類が滅亡することを予想し、ホワイトマスクから守るためにナノテクノロジーで行進している人達が人類の救いであるという壮大なものがたりであることがわかり後半が楽しみになりました。AIは人類の味方なのかどうかも興味があります。
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疫神記(上)
チャック・ウェンディグ(著) 茂木健(訳)
竹書房文庫 2022/6/2 初版発行
2022/6/6 読了
久しぶりに「読みたい!」と思った本^^;
未知の現象が静かに進行しながら
家族や仲間 国家や思想をも侵食して行きます。
こえーーっ!
この現象が神の啓示なのか人間の陰謀なのか?
750ページの上巻は741ページの下巻に続きます。
人は進化と破滅
どちらの扉を開くのか!
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SFとしてのアイディアは良い、ただ、いかんせん、長い。いや、長くても無駄が無けりゃいいんだが、せっかくの長さを活かせてないというか…この小説書くためにリサーチしたことを全部詰め込んだ的な、冗長に感じる部分も無きにしもあらず。なので、ページターナーとまではいかなかった。
SFとしては、アイディアを中心に、細部の木ではなく、森を俯瞰的に描くような短編でも良かったんでは、と感じましたわ。
それと、群像劇でもあるのだが、今ひとつ共感できるキャラクターがいなかったのも残念。
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前回の読書会で借りて帰った本その2。
上下巻あわせて1500ページ!
京極堂シリーズ以外でこのボリュームの小説はなかなか手が伸びないんだけど、
ちょっと気になったのでさわりだけ読んでみたら…、
…これはアカン。
続きが気になりすぎて全部読まないと今後の読書ライフ、先に進めない。
ということで、上巻。
謎の彗星の話から、謎の夢遊者病(と、言っていいのかな)の発生、ブラックスワンという名の驚異的なAIを搭載したコンピューター、はたまた国を二分する大統領選挙、とある富豪の死、白人至上主義の暴力、目まぐるしくシーンは変わるし、登場人物も込み入っていてめちゃくちゃ多いんだけど、不思議とスルスル読めてしまう。先が気になってしょうがない。
前半から後半に向けて、ちょっとヘビーな暴力描写が続くので、個人的にはちょっと苦手だけど、映画化とか海外ドラマ化されると面白いんじゃないかな。
750ページ、あっという間でした。
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上下巻感想。
ある日夢遊病のように意識なく歩き続ける人々が発生、それは疫病か呪いかテロか。
世界的にトレンドの疫病やAIだけでなく宗教や保守層の過激化などの問題も絡めて、今の米国で起こり得ると思わせる最新版のSFパンデミック物。
上下巻1500頁のボリュームに怯みながらもなんとか読み終えたけど、かなり面白かった。
こういう何が起きてるのか、今後どういう展開になるのか全く読めない壮大な小説は好き。