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現代の貧困や分断についての、潜入ルポ。今の世界の主要産業を牛耳るビジネスは、不運や偶然のせいで、その仕事しか選べない人々を「搾取」することでなりたっていることを、読者と臨場感を共有することで明らかにしようとする、伝統的な手法。
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介護士の時間かつかつすぎて、利用者に「〜ないですよね?」って不可疑問文で聞いちゃう下りが辛すぎるが、普通にあるあるなんだと思う。
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イギリス国内の話だったが、日本でも同様に格差が広がっていると思う。
イギリスほど移民が多くは無いが、この本に登場するポーランド人のような、ベトナム人等の外国人と、日本人の中でも悲惨な状況での労働が放置されていると思った。
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世界的企業での潜入ルポ。
内容としては、徹底したコスト管理の上で、世間的弱者にあたる移民をゼロ時間契約で搾取するなど、差し詰め現代版の奴隷のような図式にも捉えられる内容が赤裸々に語られていた。
そして本著は「人生とは、必然的にどちらか一方が他方の上に立とうとする、拮抗する力のあいだのせめぎ合いなのだ」と、締めくくられた。
最後のこのフレーズ、なんかすごい考えさせられるなー。
確かに、人生って常に選択の繰り返しだよね。だけど出来れば第三者の思惑の中で上下の優位を決めるような選択ではなく、一個人の想いの中で並列に選択できる環境でありたいよねって、自問自答してみる。
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潜入ルポ。
イギリスの話しとはいえ、読むのがしんどくなるほどの劣悪な労働者環境と格差社会。
移民問題など、なぜEU離脱の流れになっていったのかもなんとなく理解できる。