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暮らしの中で長年愛用してきた食器を中心とした生活道具についてのエッセイ。
輪島出身の彼女の漆器への愛情を感じました。
実際に買い求めて使い、読者へ紹介するという仕事をしてきた人だからこその審美眼というか、感性が現れていると思いました。
漆器やザル、土鍋や琺瑯、鉄瓶など、昔から使われてきた道具が今はあまりどこの家庭にでもあるものではなくなりましたよね。手作り物はお値段もそれなりにしますし。
でも、お手入れすれば、こんなにも長く使えるのだ、修理もできるのだ、と思えば、結局はお買い得なのかも。
漆器が、使い込むほどに艶を出す、ビフォーアフターの写真をみて、『食器を育てる』という言葉が思い浮かびました。
いいな。こんな食器をいくつか持って、使い込むほどに愛情が増しそう。
何より、日々の食事がより一層美味しく見えるかも。
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この頃の85歳は元気だな〜
85歳にして台所のリフォームをする。長年生活道具の発信者として、特に漆の器を選び、使っていきた著者...
台所の使い勝手、器の使い勝手、そして常備品の食材など
エッセイ風に綴られている。
好みも使い勝手も、人それぞれ...と思いながらも
やっぱり使って見ないと分からない...
手にとって使っていること、試して見ること、そういうことか...。
豊かな老後を迎えるにはトライ&エラーということか...とも思う。
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著者がとても 85歳には見えない。
姿勢がとてもいい。
こんな風に歳を重ねたいという 参考になりました。