紙の本
「おまえ、いい人だな」
2023/01/16 11:19
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投稿者:たぁ。 - この投稿者のレビュー一覧を見る
「おまえ、いい人だな」という月也ご本人が、本当にいい人でほのぼの癒されます。月也がだんだんぼんくらじゃなくなってしまうことが、ちょっと寂しい。 夫婦屋台の、夫:沙耶と、妻:牡丹の夫婦の掛け合いをもっと聞きたかったです。
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のんびりな月也と妻沙耶の夫婦同心が、屋台泥棒の検挙に乗り出す今巻
難しいトリックなどは無いけれど、沙耶の奉行所筒井&伊藤への推理が冴えてました(笑)
月也さんがもう少し活躍してくれたら嬉しいな〜
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いつもより少しだけ、月也がかっこよかった気がする。沙耶が無自覚過ぎて、牡丹が大丈夫かなって、少し心配になった。
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このシリーズは何しろ軽く気安く、微笑んで読めるから、料理の箸休めのように、合間に読むにはもってこいの作品。
夫婦愛も微笑ましいが、それを囲んだ友人たちも、いい人ばかり。
実際は江戸時代には、このシリーズほど女性は生きにくいのかもしれないが、この本の中では、気持ちの良い空気感が独特の雰囲気を作っている。
作品が回を重ねるうちに、ますます江戸文化を詳しく取り入れていて、江戸レシピの数も増え、そんな意味でも面白い作品です。
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甘ちゃん旦那十二作目。
泥棒がいるんだか、いないんだか、
捕まえたいのか、捕まえたくないのか、
屋台の泥棒を調べろと漠然としたお役目をいいつけられたのは、
岡っ引きの親分にも「ぼんくらの旦那」と言われてしまう月也。
そういえば、「華屋与兵衛」というのが、
ただのファミリーレストランの名前ではなく、
江戸時代の実在の人物で、
江戸前の握り寿司の考案者とされているのは、
結構、最近知った。
その握りずしではないが、今回は「夫婦寿司」として屋台を出すことに、
ただし、夫は沙耶で、妻は牡丹。
寿司に合うまずいお茶を売ろうと、茶問屋がからんでくる。
なんだか誰が悪いんだか悪くないんだが、
みたいなぼんやりしたお話だった。