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紅茶やアンティークカップが好きなので冒頭からわくわくしながら読みました。
世界観が素敵だなと思いました。
居場所や将来について考えさせられました。
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仕事に忙殺されて生きがいを見失ってしまった主人公が昔好きだった紅茶とそれを提供するお店を手伝ったことをきっかけに、他人との精神的なつながりを深めて生きる気力を取り戻す物語です。
紹介文から現実的なお仕事小説に思えますが、ちょっぴりファンタジー要素が存在します。
全体的に読みやすい文章で気楽に読み進められる作品だと感じました。展開は王道で波もしっかりあります。現代文の教科書に載っていそうな印象です。
著者の表現力も豊かで物語の世界に引き込まれます。途中に出てきたセミの鳴き声のオノマトペやあとがきの内容に腹が痛くなるくらい笑ってしまいました。それと紅茶が超飲みたくなる。
最後はすっきりした終わり方をしていますが、これは続くのかな?せっかくうまくいっているのだから、これから店がどうなっていくのか続きを読みたいですね。
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舞台装置は好きでした。お茶や茶器な中国からヨーロッパに伝わった話もおもしろかったです。ただ、精霊やイケメン二人など、いいキャラ出しているのになんか回収されていない感じが。。
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紅茶好きなので、惹かれて購入。
鬱病を発症しかけて実家に帰ってきたのに、美宙の精神的味方が少なくてハラハラした。
確かにことある毎に周り(ファンタジー要素な存在も含む)が言ってくることは現実的な意見で、恐らくは正論なのだろう。
でも、その正論が相手を傷つけるときもある。
母親に精神的に追い詰められ(母親の心配も分からなくないが、精神的余裕がないときに言われるとパワハラに近い)実家に居場所はなく、祖父の喫茶店は祖父が倒れてしまったために存続の危機。
友もなく恋人もないのは自分も同じなので、余計に彼女に肩入れしてしまうというか。
肩入れした相手が追い詰められるのは、読んでいて辛かったというか。
そんな状態から、よくあそこまで店を持ち直せたものだ。
クラファンのあの金額の成功など、少し驚いた部分もあったが、いい方向での終わり方でよかった。
紅茶やアンティークカップの蘊蓄も楽しめた。
キャロットケーキ、暫く食べてないので、食べたくなりました。
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どんなカップかGoogle先生に教えてもらいながら読んだ。
紅茶って普段あまり飲まないけど、美味しい紅茶を自分で選んだカップで飲むってワクワクするなぁ。
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設定とか、扱う内容的に結構評価分かれるかも?
私自身は紅茶とスコーンに少し前からはまっておりまして、「英国喫茶」という文字に惹かれてジャケ買いしてしまいました。
紅茶よりは、アンティークカップの歴史などが詳しく書かれていて、どんなカップなのか画像検索しながら読みました。
どれも素敵で、作者さんの思惑通り沼りそうです 笑
お話を読んでいる時は時間がゆっくり進んでるような気がして、お店にいるような気持ちになり、アフタヌーンティーに行って散財したい欲が上がってしまった 笑
読み終わった今は美宙ちゃん頑張った!っていうのと、他のキャラ達その後どうなったの!?という気持ちです
カップ達を検索しなくてもすぐ思い浮かべられるくらいになるといいなー
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紅茶とアンティークカップが楽しめるお店、なんて素敵なのでしょう! 主人公・美宙がおじいちゃんのお店とカップを愛する思いに心が温まりますね。
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物語全体が愛情に溢れている感じがしました。
私はどちらかと言えばコーヒー派ですが、素敵なアンティークカップで美味しい紅茶を飲んでみたいと思いました。
「視野を広くしたら、自分でもできることがたくさんある」
私は、すぐに自分はあれもできない、これもできないとできないことを数え上げてしまいますが、見方を変えるとできることもたくさん見えてくる。できることを大切に伸ばしていこうと思いました。
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仕事を辞めて実家に帰り、祖父の場所を手伝う事に。
出てくる、現実問題。
きちんとした所で働いてほしい、という親の気持ちは
当然のものだと思います。
そこから気が付く、やりたい事。
自由業もそうですが、自営業も親としては
選んでほしくないものがある、とは思います。
驚きの現象もありますし、さらにぶつかる現実の壁も。
今だからこそ使える手も、常連さんの手も。
支えたり、支えられたり。
うまく行き過ぎ、という感じもありますが
幸せに終わって良かったです。
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図書館で借りた本
祖父のお店を守りたい主人公の気持ちも分かるし、自らリスクを背負わないでほしいとという母親や叔母さんの気持ちも分かる
だけど、選択するのは自分自身
このご時世、就職すれば安泰という訳でもないしなと要は本人次第