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消防士という 仕事がわかるとても良い小説◎
消防士さんの仕事は火を消すことじゃなくて命を救う仕事なんだなと知れてとても良かった。
命懸けで人命救助を行なう姿に涙が出ました。
「誰かが危険を冒さなきゃ、救えない命があるから」
「自分が不甲斐ないせいで、救える要救助者を死なせてしまったんじゃないか、もしあのときああしていれば、、、。出場の度に、いや毎日毎日そうやって自問自答するのが消防士ってものなんだ」
って言葉が印象的でした。
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著者初読み。
警察小説などを書いているのは知っていたけど、ブグログで目に留まったので、この作品を読んでみた。
結構、消防士が主人公の小説は読んでいるが、女性消防官が主人公の作品は初めて。
この前に樋口明雄の山岳救助犬シリーズを読んでいて、登場人物の描写が丁寧だったので、同じ隊のメンバーの説明が少し足りない感じがしたが、作品を読み終える頃にはちゃんと慣れた。
父親が救助現場で殉職し、その娘が消防官を目指すのはありきたりな話だし、主人公の蘭が誰も彼も疑ってかかっているのは、あまりいい印象はないが、とりあえず、続編は読んでみようと思う。
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横浜市消防局湊消防署で唯一の女性消防士、高柳蘭。新米の蘭は食事作りや洗濯などの雑務に訓練、消火活動と多忙な日々を過ごす。ある日、毎日確認しているにもかかわらず、蘭の使用している空気呼吸器の空気残量が不足していることに気づく。やがて辞職を迫る脅迫状まで届き、蘭は同僚の犯行を訝り疑心暗鬼に陥る。ちょうどその頃、世界一周中の豪華客船が横浜に寄港することになり…。
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高柳蘭
父も元消防士、ファイヤーウィード、和名、ヤナギランから蘭の名前を命名する。
蘭は、父の跡を継ぎ、横浜市消防局湊消防署に唯一の女性消防士となる。
下っ端の蘭は、先輩署員から雑用を言いつけられたり、訓練では、野次を受けたり、
そんな中、出場するたびにどんどん成長していく蘭
しかし、署内でとある事件が起きる
それもきちんと片付かないうちに、横浜港大桟橋ターミナルに入港した豪華客船から出火し
第三出場までかかる大惨事に・・・
蘭は自分の命を懸けて救助に向かう
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ミステリではない
め組の大吾みやいなものを期待した
新人なのだろう、分かりづらい
物語が入ってこない
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横浜市消防局湊消防署 浜方消防出張所に勤務する事になった新人・高柳 蘭。
優秀な消防士を父に持つ彼女の成長物語。
ドジで失敗ばかりの彼女は、周りの職員ともトラブルばかり。そんな中、現場で利用する『空気呼吸器』が何者かによって減圧されていた。空気のロスは、即、死に繋がる。
果たして、同僚の誰かが、蘭の命を狙っているのか?
様々な出場を果たし、救えない要救助者に落ち込む蘭。
そんな時、巨大な豪華客船『宝来号』の船舶火災が...
要救助者を救うため、蘭が取った手段とは?
最後に、五十嵐隊長の話(父の死の原因)には、胸が詰まる思いがします。ぜひ、一人前の消防士として、今後の活躍を!
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小説としてはよくある話だけど面白かったですね。
続編も読むつもりです。
テレビドラマにならないかな。
なったら観るんだけど。
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佐藤青南先生の『名前は知ってるけど内容わかってない仕事』の事件簿物は全部面白いな…。本当に。
今回は消防女子。
消防士として親と同じ道を進んだ蘭が現場を経験しながら成長していく様と、蘭を狙う魔の手の正体は誰か?というミステリーも載っかってくる。
佐藤青南先生は女の人を主人公にして、その主人公が成長していく様を描かせたら今の時代はトップ作家ではないでしょうか?
一つ一つの作品描くまでに調べ物多そうだなぁ…とそのことを想像するだけで、大変なことをやった上にエンターテイメント作品として世に送り出す佐藤先生の筆の力に感動します。
佐藤青南先生、全作品面白いので、気になる方はぜひ。
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久しぶりの佐藤青南さん。
もっとチャラけた感じかと勝手に思って読むのを先送りしてたけど、早く読めば良かった。
新人ゆえ?女性ゆえ?理不尽な事に耐えて頑張る蘭。火災現場の緊迫感や仲間との連携などなどほんと面白かった。
サイレントヴォイス・シリーズの面白さも改めて思い出した。また読み返してみようかな。
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話自体はオーソドックスだったが、仕事情熱系の話は元々好きなので感動した。嫌がらせの犯人は意外にわからなかった(最後まで引っ張る必要もないように思えたが)。ドラマ化されたら面白いと思う。