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横尾さんによる、ちょっと変わったインド旅行記です。たまらなくインドに行ってみたくなります。名著です。
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ニューヨークでアシッド体験→インドへ瞑想紀行というのはなかなかわかりやすい流れだけど、その間に三島由紀夫の助言とビートルズが関係していたというのが興味深かった。総マッシュルームカットのバンドがインドを経てロンゲ髭もじゃになったことは初めて知った。ジョージ・ハリスンはヒンズー教徒生活の実践者として運動までしたという。横尾忠則にとってビートルズはアイドルで、インドへ向かう大きなきっかけになったらしい。
それからアシッド体験を「インスタント・ヨーガ」「インスタント・禅」というのも面白い。
横尾はインドでの瞑想でUFOを見たり、夢で見たままの既視体験をしたり、そういうスピリチュアルな体験がつらつらと書いてある。
2008.12.20
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090401(n 090726)
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100512(n 100626)
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出版社/著者からの内容紹介
ビートルズに触発され、三島由紀夫に決定づけられて訪れたインド同時代のカルマ<業>を背に、芸術家の過敏な感性をコンパスとして宇宙と自己、自然と芸術を考える異色旅行記。カラー口絵23P
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UFOと瞑想と目と眩暈とヒッピーと悟りと宇宙と三島由紀夫とビートルズとクリシュナとシャンバラとラーガとサイケデリックとユートピアと死。
カシミールいきたい。
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欧州へ向かう飛行機のなかで読むために
何故か選択した一冊。
横尾氏の作品はずーっと大好きだったけど、
文章作品を読むのは初めてでした。
これを読んだとき、
あぁ、いつかインドへ行こう、
と漠然とおもった。
そのときはまさか本当に行くとは思っていなかったけど…
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横尾忠則全ポスター展を見に行って、ミュージアムショップでこの本を手に取った。
約800もの作品を一堂に並べたとき、彼がインドへ行った後から作品の空気がガラリと変わっていて
「この人はインドで何を見たのだろう」と気になったためだった。
つまり、彼はインドで自分自身を見た。
見せられた。
突きつけられたのだ。
揺れ動く自分や感動した瞬間の描写がとてもリアルで、なんとなく我が侭な人というイメージがあったのだがそれを「素直な人」に改めた。
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・10/1 また思い出したようにインドものを読む.まさかと思う横尾忠則著である.この人がまさか本を書いているなんて思わなかった.今のところ淡々と旅行記が続く展開だ.
・10/8 読了.それにしてもUFOがたくさん出てくるのはどういうわけだろう.この人の絵にもUFOなんて出てきてたかな.インド記なのにインドのことがあまり描写されていないのは、いろいろなところを見て回ってるわけじゃないからかな.
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あの、横尾忠則が30年近く前に書いたインド本。再度インドに行きたくなった。なんだか、まったく昔に書かれた気がしない。今の自分の気持ちにフィットしていた。
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そのタイトル通り、横尾忠則のインドへの旅が書かれている。しかし物質的・肉体的な旅ではなく、精神的な旅である。日常と非日常が混在するインドではふと「今まで」は正しかったのだろうか?様々な彼の体験を通して考え直してしまう。また横尾忠則のデザインを理解する上でも読んでおきたい一冊である。
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少し読んでは止めて、また少し読むというのを繰り返してゆっくり読み終わりました。
自分には体験できなかった時代の日本やインドのことを思いながら…遠い時間と遠い国の時間と空間を味わえる不思議な感覚。(基本的には酷い内容のような気もしますが^^;)
また読むかな?と思ってなぜかずっと手放せない本。不思議な存在の本です。
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著者の考えにすごく共感できた。
特に自然と宗教のつながり。
70年代80年代のインドも行ってみたかった。
がーっと読める感じではなかったけど、
読み終えて、ああ納得。という感じ。
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80年代のインドを著者が旅をした、その紀行文学。本作が他のありきたりな紀行文学と一線を画することができた、その最大の理由は、何よりも著者こと横尾忠則自身にあることはもはや自明の理であろう。何故、そこまで魅力的な内容に仕上がっているのかといえば、時に精緻なまでにインド人、インドの風土を描写し、かと思えば、観念的にUFOや謎の光との遭遇をエピソードとして盛り込んでくる。いってしまえば、まとまりのなさだ。しかし、それが決してマイナスに作用するのではなく、横尾自身も感じたインドの現実離れした空間と、そこで起きた様々な現実離れしたエピソードと相まって、上手く昇華されているのが、本作の肝なのであろう。
とはいえ、そういうまとまりのなさが許される最大の理由は、著者であり、日本を代表するグラフィックデザイナーにして画家の横尾忠則という存在にあることは疑いようのないということは付言しておくべき事実であろう。
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2009年くらいに購入して流し読みしかしていなかった本。
この度、じっくり読んでみました。
横尾さんといえばインドがターニングポイントということが有名で、インドを知ってからの横尾さんの作品は以前とは異なり、宇宙観、宗教観が強くなりました。
この本の中に、横尾さんの心境が綴られています。
インドは、汚い、臭い、うるさい、貧富の差が激しい、などなど、インドがどのような国かを表しています。
謎が多い国であり、国民も日本人とは全く違い、宗教を軸として生活しているところも興味深いです。
2012年8月14日〜20日、私はインド旅行に行きましたが、この本に出逢っていて、インドにそこまで驚かなかったのが救いでした。
ただ、横尾さんのように、インドの美しい自然を存分に見られず、世界遺産周辺のうるさく汚い街ばかりだったのは少々残念です。
また機会があるのなら、横尾さんが体験した自然に飛び込みたいです。
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精神世界、宗教、宇宙、禅、悟り、カウンターカルチャー、ヒッピー、ドラッグ、高度経済成長期の日本の若者、等々。
このうち3つくらい引っ掛かるものがあれば、読むことをお勧めします。
1977年に出版された本作、確かに日本にもこういった精神や文化があった、と認識できただけでも読む価値がありました。
自分自身がカウンターカルチャー的なムーブメントに肯定的か懐疑的かは置いておいて。