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▼ 100文字感想 ▼
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マーケティングは「売る」ためのものではありません。
その意味が、物語形式だからすーっと染み込むように
理解できます。戦略BASiCSという考え方は、仕事、
恋愛、人生すべてに使えるマーケティング的戦略だ。
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▼ 5つの共感ポイント ▼
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■個人の経験は、多くの場合個人に独自の資源じゃ
■御社にしかできないこととは?そして御社はどんな
お客さまと共にいたいですか?
■大体、去年と同じなら、君の存在意義は何なんだ?
何も進歩してないのか?
■広告はメッセージの重要な一部ではあるが、一部
でしかない。製品も価格もメッセージじゃ。
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世の中のさまざまなマーケティングフレームワークをシンプルにBASiSというフレームワークに落とし込んでいるところが見事でした。
Battle Field、Asset、Strength、Customer、Selling message。
お話自体も物語形式で非常に読みやすいです。
何より難しいなあと思ったのが、バトルフィールドの定義。
具体化しすぎると、非常に狭い範囲での戦いとなり、新発想が生まれにくくなるし、抽象的すぎると戦う相手も不明確なるので強みが見えにくい。
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とても感動してしまいました。
普段はさっと流し読みをするのですが
この本は読み込んでしまいました。
ストーリー性があり、分かり易く腹に落ちました。
暫くは何度も読み込み自分のものにするでしょう。
まずは、「戦場」はどこだ?「戦う相手」は誰だ?から
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物語調でとてもわかりやすく、それでいて奥深い。佐藤義典さんの戦略BASiCSに関する著書の中でまず最初に読むことをオススメしたい一冊。
【読書メモ】
●個人の経験は、多くの場合、個人に独自の資源
●顧客の目に見えるものは、すべて何かを伝えている(メッセージ)
●店舗は診断、買うのは通販、という役割分担は「自分に合ったよいものを末永く」という密着軸には最適。この考え方を本当に意味で実践している会社は少ない。
●自分自身の戦略BASiCS
「お前はどこで、誰と戦っているのか?」
「お前は誰だ?お前らしさとは何だ?」
「お前にしかできないことは何か?」
「お前は誰と共にいたいのか?」
「お前は誰だと世の中に宣言するのか?」
●過去の行動は、一見バラバラでもその底にある動機は一緒。
●もし昨日がイヤな日だったら、今日を変えればいい。そうすれば明日も変わる。
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(理論編)
●経験の棚卸をしよう(「キャリア自分史」を作る)
●DNAは歴史・沿革にある
●スキルで、経験で負けていても、やる気さえ勝っていれば、いずれ逆転できます。逆に、今どんなに得意なことでも、情熱を傾けることができなければ、後続に追い抜かれてしまうでしょう。
●(3つの差別化軸)軸は絞る!~1つの軸で圧倒し、他の軸では平均点を取る
●お客様であるあなたにとって一番大切なのは、戦略ではなく、目に触れるもの、つまりメッセージなのです。顧客に伝わってこその価値だからこそ、顧客接点でのメッセージの役割が、他の戦略的要素と同等の重要性を持つのです。
●自分がどういう行動をとるか、それが周りに対しての強烈な「メッセージ」になります。それが「今日の行動を変える」ことのもう1つの大きな意味です。
●120%の力を出すには、体を壊すまで働くことではなく、「今自分にできることを精一杯やる」ことです。それができない理由の1つが「ハラを括れていないこと」です。「自分にはこれしかない」とハラを括れば、全力でがんばれるものです。戦略BASiCSは、その「ハラを括る」ツールでもあります。
●戦略BASiCSは、「自社とは何か」「自分とは誰か」をえぐり出します。それには「自分は誰でないか?」を考えます。「自分は人間だ」は正しいですが、意味がありません。「自分が誰か」を知るのは、「自分は他の誰ではなく、誰なのか?」と、自分の中から、他人に当てはまる要素を削りだし、尖らせていくプロセスです。
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追記)
ストーリー編も読了。戦略の一貫性がもたらす爽快感がよく伝わってきた。仕事で、なんかつまらない、とか、バラバラな感じでやっても意味なさそ…と思ってしまうときは、大抵戦略がないからだな。嘆く前に、どうやったら変わるかを考えねば。その考え方の教科書として今後も立ち返りたい一冊。
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ある都合上、理論編だけをざっと流し読み。
マーケティング戦略のひとつひとつの要素をどう考えればよいか、
具体的な言葉、例示で説明されているので分かりやすい。
ストーリー編も落ち着いて読みたい。
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これからマーケティングを勉強したい人は間違いなく買いの本だと思う。
マーケティングとは何か?をとても読みやすく教えてくれる。もしドラもいいけど、この本はとてもわかりやすく本質を捉えてる。
ストーリー仕立てなのが読みやすく、素直に戦術を受け入れられるような仕掛けがしてある。
僕はウェブ屋さんだけど、もっともっと俯瞰的な視点でクライアントのマーケティングについて考えるべきだと改めて思った。
特に資源と強みは違うという部分がとても丁寧に解説されてたんだけど、ここを混同しがちなので、注意したい。
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SWOT分析についての興味深いWebページでオススメされていた本。
面白そうなので購入。
雰囲気はもしドラと似てる。ストーリー仕立てでとても読みやすい。思わず目頭が熱くなるシーンも多数あり。
ネコを登場させる所などはガネーシャそのもの。
具体的に何をしろという本ではないがBASiCSの概要を把握するにはもってこい。
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4時間ほどで読み終えました。
ビジネス書で感動して泣いた・・・笑
マーケティング戦略がストーリー仕立てで分かりやすく書いてある本。
動物好きで広告代理店勤務の私にはえらく刺さりました。
仕事だけではなく、「明日を変えるには昨日とは違うことを今日すること」
という人生においても応用できます。
今の仕事に全力投球できていなかったり、
昨日起こったことのしりぬぐいで終わる日々を過ごしている人にオススメです。
または、これから社会に出る大学生にもマーケティング戦略を学ぶ一歩となるかも。
かくいう私は、仕事で120%の力を発揮したく、、、。
どういう戦場でどのような強みを生かすのか・・・かぁ。
この本は、私の愛読書になりそうです。
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マーケッティングの本として借りてきたが、ストーリー仕立てでわかりやすい。そして何より、熱い。
最後のプレゼンシーンは、何度か涙ぐんでしまった。通勤中なのに。
最後におさらいもできるように、理論をまとめていますが、読まなくても理解できます。BASiCSの名前通り、単純明快な理論だと思いました。
印象に残ったメッセージとして、
・今日を変えなきゃ明日も変わらない。
・ここ大事だぞ、集中!
・一貫性
・お手軽、商品、密着の軸
前にMe2.0という本を読みましたが、それを理論的に説明しているように思えました。というのも、Me2.0はパーソナルブランディングを主張しているわけですが、大事なのはわかるんです。でも自分はどうしたい?がなかなか見つからなかったわけです。
しかし、この本のBASiCSで自分を開放できる気になりました。
そんな人にオススメです。
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○戦略理論をわかりやすく解説
○BASiCS
B バトルフィールド どこで戦うか
A アセット 独自資源
S ストレングス 強み
C カスタマー 誰に対して 誰と共にいたいか
S セリングメッセージ 顧客に強く伝えたい事
仕事を進める上で、今やるべきことを整理整頓できそうです。
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会社のひとに勧められて読んだ本。
自分のモチベーションに対する倦怠期みたいな時期にいいかもね。
自分は
どこで誰と向かって戦ってんのか、何が目標なのか
ってことを考えさせてくれます。
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手軽で読みやすい本。 さらっとマーケティングの基本的なスタンスの 一面が味わえました。 強みを認識して、それが生きる戦場で戦い、 誰を相手にどうメッセージを発信していくか… 簡潔で明快な考え方だと思った。 何かを突き詰めて考えた経験があれば、 いくつかの概念はすでに経験済みだと思うが 他人の言葉で整理されると、自覚もしやすいですね。 簡単な小説のスタイルなので、易しく読めるのもヨイ。 ちょっとやる気も出ますよ。
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このタイミングでこの本に出会えたことに運命的なものを感じる。
成り上がりたい方、必読!
戦略BASiCSを小説仕立てで一緒に考えていく内容になってるのも楽しくていい。
「今日を変えれば明日が変わる」はいい言葉だなと思う。
ちょっとしたことから始めてみようという気になるし。
これまでの自分の選択とその根拠を振り返りって、
戦場、独自資源、強みを見出したい。
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◆結論 ~ 星の数 ~
★★★★★:自分の知り合い、友人、家族全員が読んで欲しい
◆感想文 ~ 読む前、読んだ後 ~
◇読む前の感想
うろ覚えですが、アマゾンか何かのランキングで上位にあった本で、書評を読んで自分も読んでみたいと思い、図書館で探して借りました。
タイトルからして、著者はアメリカ人の和訳本かな?と思ってしまいました。だって、英語の直訳みたいなタイトルなんですもの。(^^;)著者は日本人でした。
◇読んだ後の感想
いやー、これは面白かったです! 読了後に素晴らしい爽快感を味わえました。
マーケティングの「いろは」について書かれた本です。小説仕立てにしてあるのが素晴らしいです。マーケティングのことなんか何も知らない私でも、一気に読めました。
そして、実はこの本、マーケティングの本ではありません!(と書くと書き出しの自分の言葉と矛盾しますが。)人生の生き方について書かれた本だと、そう認識しました。
小説の登場人物も個性的で、それぞれが良い味を出していますね。師匠がネコというのも、古典的な手法かも知れませんが、良かったです。
小説の最後のシーンのディベートが痛快でした。思いっ切り感情移入して読んじゃいましたよ。(^^;)
戦略BASiCS(ペーシクス)について学べました。本にも書いてありましたが、これはマーケティングだけではなく、仕事にも、生活の中のあらゆることに応用が可能な考え方です。勿論、恋愛にも使えます。
私も今まで「誰と戦うのか」、「自分の武器は何か」、「どの武器を使うべきか」、「自分の味方は誰か」というようなことを漠然と考えてきましたが、戦略BASiCSのお蔭で、体系化できました。
更に、巻末に小説に出てきた「ボロノート」がインターネットでダウンロードできるURLが紹介しているのも、非常にポイントが高いです。私も早速ダウンロードしました。
仕事で悩んでいるあなた、上司や部下を説得できないあなた、家庭で悩んでいるあなた、友人関係で悩んでいるあなた、是非、この本を手にとって読んでください。今のあなたの悩みを解消するためのヒントが、この本にはぎっしりと詰まっています。
私の知り合い、友人、家族全員に、この本を是非読んで欲しいと思いました。
挿絵やイラストが少なかったこと、小説に良くある登場人物の一覧が無かったことは残念でした。
(参考:評価基準)
★★★★★:自分の知り合い、友人、家族全員が読んで欲しい(5%)
★★★★:「費用と時間」をかけても読んで欲しい、「内容」が非常に良い(30%)
★★★:暇な時間で読めば良い、読書の「費用と時間」と「内容」のバランスが釣り合っている(35%)
★★:読んでも良いが強く薦めない、他にもっと良い本がある(20%)
★:「費用と時間」の無駄、全く読む必要無し(10%)
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佐藤氏の本を読むのはこれで3冊目。
すでに読んだ2冊、
「新人OL、つぶれかけの会社をまかされる」「売れる会社のすごい仕組み」と同様に、この「白いネコは何をくれた?」も小説仕立てで戦略BASiCSを体感していく構成で、前掲の2冊を読んでいれば真新しい内容は特にない。むしろ恋愛的要素が意外に多くてビックリしてしまう。思わず恋をしたくなってしまったので、恋愛小説のカテゴリに入れてもいいかもしれない(笑)。
ただ、前掲2冊が「戦略BASiCSを会社のマーケティングに活用する」内容だったのに対して、本書はそれに加えて「戦略BASiCSを自分という個人のキャリアに活用する」という要素をもうひとつの大きな極としてフォーカスしている。これがなかなかに、興味深い。というより、ハッとさせられた。
「お前はどこで、誰と戦っているのか」
「お前は一体誰だ?」
「お前にしかできないことは何か?」
「お前は誰とともにいたいのか?」
「お前は誰だと世の中に宣言するのか?」
白いネコ、ボロが投げかけてくる質問は、簡潔で、直球で、だからこそ自分の胸に突き刺さる。
自分の人生に対してどのようにマーケティングしていくのか、
これからの大きな課題としたい。