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ネットのブログで見かけて読んだ。
大学選びをするためではなく、身近な医療従事者を理解するために読んだが、外科手術の後にじわじわ失敗したかどうかがわかるくだりとか、病院は高度に専門化分業化された組織とか、今みでに交わったことのない人々を患者として相手をするとか、このように文字で追いかけてしっくりするものだった。
仕事は人間に尊厳をあたえてくれる。役に立つ、という意識。やりがいとは、思い出。
一般の、医療関係者以外にとってみると、病院に通院し続ける人でもない限り、医療ドラマでみる病院が全てで、患者から見える病院すら見えてないんじゃないだろうか。とすると、高校生が病院を理解するのはやはり難しいということになる(医療職以外のほかの職業もそうだけど)。
ストレートに刺さったのは、
医者は病気を治すことではなく、患者を支え続けるのが仕事である。
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医者になることで、それまでの生活圏にいなかった層の人々に患者として触れ合うことになる。
受験生に覚悟を促す。
“医療の本質は経済成長への貢献というよりも、福祉的な再分配としての役割にある
国民が稼いできた資源を健康という形で再分配する役割
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“患者さんの多くは医学部受験生の生活圏には居なかった人達
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医学部をめざす中高生必読の書。
後書きの中で著者はこの本を書いた目的が3つあるという。
一つ目は、将来我が子が医師を目指したいと思った時に参考となる文献を用意したいと思ったこと
二つ目は、妻に自分の仕事がどのようなものであるかを説明するため
三つ目は、両親と妹に医師になるってこういうことだったよと説明するため
本の紹介としては以上で十分かと。
ぜひ手に取ってほしい。
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医師の仕事や医療現場の現実がわかって興味深い。
本文中の「患者さんの多くは医学部受験生の生活圏には居なかった人達」という言葉に妙に納得してしまった。
医学部を受験するのは恵まれた環境に居る人がほとんどだと思う。医学部受験をする程の能力を得るには、経済的な余裕と教育熱心な家庭環境と学校が必要不可欠。
その為、健康を害しやすい貧困層や反社会的な人間に出会わずに生きてきた人がほとんどであり、医者と患者として関わって驚くというのは理解出来た。
全体的に興味深く分かりやすかったが‥
文末の家族への想いを書いた部分は、他人である読者には不必要だと感じた。
そこは家族間でやって欲しかった。
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https://www.shobunsha.co.jp/?p=7167 ,
https://note.com/takasuka_toki/ ,
https://blog.tinect.jp/?author=882
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人に好かれる行動をした方が良い。
挨拶をする、お土産を買ってくる。
どんな現場でもいえること。
日頃意識していないけど、よんだらそうだろうなと思うようなことがあったり、
そんなだったのかと知らないことがあったり。あっという間に読める