紙の本
13歳に限らない人生の経営の教科書
2022/12/30 13:21
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投稿者:小鳥遊 - この投稿者のレビュー一覧を見る
軽い気持ちでページをめくったら手が止まらず、1日で読了。
小説の中で『不思議な教科書』をひろった主人公のビジネスの冒険を疑似体験した後にその『不思議な教科書』が本書を後ろから読めば手に入るというしかけもあり、秀逸だった。
随所に盛り込まれた分かる人にはわかるネタもおもしろかったし、作者のあとがきと「教科書」の最後の項に出てくる一番大事なことでは大人の私でも胸が熱くなり、思わず涙した。
13歳に限らずいろんな世代を超えて多くの人に著者の思いが伝播していくことを願ってやまない。
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物語形式で経営の基礎が学べる良書でした。
登場人物も個性豊かで、小説としても楽しめます。
「自分もビジネスをやりたい」と思わせてくれました!
作中に出てくる「みんなの経営の教科書」も最後についているので、ぜひ読んでみることをおすすめします。
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巻末の「経営の教科書」が秀逸。平易な言葉だが、本質をついていて、深い。
偶然「教科書」拾った中学生の活躍を描いた小説パートも展開が早くて面白い。
題名に偽りなしなので、経営の知識がない人にもお勧めできる。
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タイトルの通り、中学生が読んでも分かる経営の入門書です。小説パートと教科書パートに分かれているのが秀逸です。小説のラストでは思わず感動してしまいました。
中学生でも分かるレベルだから、すでに働いている良い大人が読んでも意味ないんじゃないか?というと、そんなことは全くありません。それはこの本に書かれている、経営のスタート地点である「ビジネスの定義」について、忘れてしまった、もしくは初めから意識したことのない大人が大勢いるだろうからです。
「あたらしい価値を生み出してみんなを幸せにする」。これを聞いて、青臭いとか、理想論だと思う大人がいたとしたら、一度13歳の気持ちに戻ってこの本を読み直した方が良いです。
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経営についてわかりやすく書かれており、14歳が読んでも、しっかり経営とはどういうことかよくわかると思う。目指すべき姿がしっかりイメージできる内容。
今働いている人にもお勧め。
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学校図書館で『みんなの経営の教科書』という本を見つけた中学1年生のヒロトは、読みこむにつれ自分も“経営”をしたくなる
クラスの友だちを巻き込み放課後ビジネスを始めることにしたヒロトたちの企業と経営と青春の物語
○販売するものが、安売り店の飲み物、学級菜園で作った野菜、町の人のお役立ち商品、町のゴミに危機感を覚えてのアップサイクル商品と学びと経験と話し合いで変わっていくのが面白かった
○著者の父との約束の本
○「人間は誰しも自分の人生の経営者だ」
「目の前の人を幸せにするのが経営だ」
○“社会科学”の力で世の中をよくする…という芯がよいな!
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面白かった!
小説も良かったが、あとがきが心に響いた。著者の情熱が伝わり、最後に後の教科書を読んで小説を思い出しながら復習でき、学びが多かった。
お金儲けだけではないビジネス、経営の基本を知り、すべては経営でできていて自分も経営者であるという考えに、背筋がピンとなった。