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投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
双子のミステリーというと、古典だけど、やはり、横溝正史を思い出します。それで、手に取りましたが、なんというか……ありえないでしょう、現代に、みたいな感想でした。ちょっと変わった後味。自分は合いませんでしたが、一読オススメ
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現在と過去。
複雑にからむ事件と人間関係。
情報が少なすぎて、行動できない振り回される、なかなかたどり着けない探偵。
女たちの計画。
安奈、さつき、x、女主人。
家出くらいにしか考えていなかった初代の探偵。
自分の子供かもしれない、彼女に会いたいと自ら志願して探偵の手伝いをする坂村。
ただ、似ている人がいる、会ってみたい…が、一枚のポスターで動き出す。
タイトルが、すでに仕掛けられていた。
罠にはまりそうになった。
坂村の結末が残念。
「どうすればいいんだ」で終わっていて。
相続問題は?
姉妹たちは、楽しく、ずる賢く、やっていきそうだけど。
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継母と二人で暮らすのが嫌で、家出をしようと思っていた高城有美は、合コンで男性と知り合い、恋仲になります。
有美は何者かに誘拐されて監禁されます。
有美は、妊娠していて二人の娘を産みます。
産んだ一人目の娘は中西家の養女になり、中西安奈として育てられます。
もう一人はひまわり園にもらわれ、羽生さつきとなります。
有美が合コンで知り合った男性坂村孝太郎は、心臓発作で死んでしまった探偵の替わりに有美の行方を捜しているうちに、いろいろなおかしなことに気づきはじめます。
そして20年後の中西安奈と羽生さつきも、どうやら自分とそっくりな人間が近くにいることに気づきます。
そしてまた、中西安奈は時々自分が二重人格になったように感じることがあります。
安奈とさつきはやがて知り合いになり、お互いに入れ替わってみます。
有美の継母は有美に替わる後継ぎを捜していました。
誘拐された有美の行方はとんでもないところでした。
なぜ、中西安奈は時々二重人格になってしまうのか…。
結末は、ありえない…!!と思いました。
全然わかりませんでした。
ちょっと昔、懐かしい感じのするミステリーでした。
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世の中には自分に似た人間が二人いる。
彼女は、その日自分にうり二つの女性を見た。
現在と過去と、そっくりさんとそっくりさんが、入り乱れていく。
まぁ、顔がそっくりっていうのは、この混乱をもたらすものなので、つか、タイトルからすでにギミックなわけで。
混乱を楽しむものとして、とても楽しかった。
なんというか、糸が絡みに絡んでるんだよね。で、同じ色の糸に見えていたものが、よく目を凝らすと微妙に色が違う。その違いをたどることによって、糸はほどけていく、そんな感じ。
にしても、黒幕がやばすぎるわ。
人間味が全くない。
って、その無機質さが結局は、恐怖なんだろうと思うのである。
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初めて読んだ作家さんだったけど、芝居調ぽい会話っていうのかなぁ、文体であんまりスッと頭に入ってこなかったので、自分に合わないのかも……
ラストはどういうことなのかいまいち理解できず……相続問題もどうなったんだろう?結局娘たちの事実を育ての親は知ったはずだけど、ラストは「どういうこと?」となってしまった