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214段々と背景が複雑になってきて、主人公のパフォーマンス中心の構成になって来た感じ。吉田君のスピンオフも読んでみたい。
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警察小説。
2度目読む作者 浜田文人氏の本である。
新米で、警視庁捜査一課から異動の女性刑事 吉田裕美と、元公安部だった鹿取信介とが、組んで 事件を追う。
「公安部に鹿取あり――」で、男でも惹かれる魅力があるように書かれている。
ハチャメチャ渋くて、自分の命も顧みずに、犯人に突き進んでいく。
ハードボイルド的な感じであり、謹慎の身になっても、捜査をやめる事は無い。
宝石窃盗事件と、殺人事件が、絡み合い、外交官特権から、中国マフィア迄、、、、一般人の知らない分野が、登場してきて、どうなる事と、、、、ドキドキ
表紙の手錠にしても、桜の紋が入っている事も知らなかった。
次回が、楽しみである。
女房役の松本氏や浅井氏も活躍するのと期待している。
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鹿取を主人公にした新シリーズ第2弾。
冒頭、鹿取は偶然出くわした引ったくり犯を捕まえる。その被疑者を管轄外の中野署で取り調べている最中に、被疑者に暴力をふるってしまい、またもや出勤停止。
そんな中、引ったくりの被害者だった女性が強盗殺人の被害者として発見される。出勤停止の鹿取に、極秘に捜査を進めるように吉田を差し向ける上司の山賀。
捜査を進めるうちに、公安事案に繋がり、話はいつの間にか、昔の「公安捜査」シリーズの流れに…
ま、それがこのシリーズの醍醐味ではあるが、新しい流れを期待して、新シリーズを手に取っているので、同じような展開で、後半は少し飽きてしまった。
面白いけど、やはり「公安捜査」は「公安捜査」なのだろうか?ラストは少々、消化不良気味なので、次作に期待。