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読み終えた時に心が少し軽くなった。作者は心理学者だけど専門用語を並べて難しいことを書いている訳ではなく、とても分かりやすく読みやすい文章で頭にすっと入っていった。
「ふたつよいことさてないものよ」
心に留めておきたい言葉になりました。
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080509(s 080525)
080628(a 080801)
080814(a 080822)
080831(a 080923)
081021(a 081110)
090103(a 090309)
090404(a 090808)
091221(a 091230)
100422(s 100531)
100625(a 100726)
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「人の心などわかるはずがない」という冒頭の一文でこの人のいうことは信じられる、と思った。 簡単にわかったなんて言わないでほしい。わかっていない、わからないと知ることが大切なのだ。
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家にあった:すごく短いコラムが何篇もある。内容はなんて事ない、当たり前のことばかりなのだがふと大切な事に気づかされる。
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・1/10 当たり前のことに触れるのもたまには必要だと思ってこれを読む.恵に読ませるものかも考えよう.
・1/14 たまには道草も必要か.今度夏目漱石の「道草」も読んでみよう.運命の奏で方は人それぞれだという考え方は収穫かもしれない.
・1/15 読了。いろいろと面白いためになる話が多かった.気に入ったのだけでも覚えておきたい.
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古本市場の100円コーナーで見かけて、一回河合隼雄さんの本を読んでみたかったから買った。別に心への処方箋を求めていたわけではない。
内容は、エッセイみたいな、人生訓みたいな感じで毎回自由に書いてはった。まあ面白かった。
でも今度は対談とか、なにかテーマにそって話すような内容のものが読みたいかな。
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両親が教師であることについて、先日短い文章を書いた。カウンセラーというのは一般の教師の手に負えなくなった子供の面倒をみるというイメージがあるが、本来「正常」である子供は一般の教師やはじめ周囲と上手く接し、やりくりが出来る術を持っている、あるいはそれが上手く機能しているだけで、なにかそこには根本的な矛盾があるのではないか。そこら辺を河合隼雄先生はよく分かっていらっしゃるのかな、と思ったが、もう少し子供のときに読んでみたかった。カウンセリングには結局答えがないが、彼らは時間を上手く流し、忘却の彼方へ鬱憤を掃除する技術のようなものを持っているのだろう。そして人間は生きる。
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人間音痴とかちょっと可哀相な人のための人間入門。文学入門ともいえる。
なかなかいいこと言ってますぜ。
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どうしたら気持ちが楽になれるか。気持ちの整理の仕方、気持ちの準備の仕方、気の持ちよう、考え方など、学校では教えてくれない、親が教えてくれなかった、そんな当たり前なことへの対処方法。どうしたらいいか、つまずいた人、出口がみあたらない人、煮詰まっちゃう人、抱え込む人、悩み事が多い人、優先順位がつけられない人、要領よくない人。
少しだけ楽になる為に一度読んでみるとよいかも。
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あとがきにあるように、常識を語っている。けれども、その常識は自分が知らなかったり、そこまで考えてなかったものばかりで、大変養分になる本だと思う。もう一度読むであろう。
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自分の心が、「疲れたな」「しんどいな」と思った時に、
パラパラとめくりたい本。
きっとその時の自分に合った言葉が目に入ってくる。
ひとつひとつの文章にゆったりとした時間が流れていながらも、
ハッとさせられたり、納得したりと、
しっかりとじんわりと心に沁み込んでくる言葉が多いように感じます。
ゆっくりのんびり読んでほしい本です。
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カウンセラーとして携った事例や考えを織り交ぜながらの
エッセーのひとつひとつが分かりやすく、こころに響く内容です。
カウンセリングのこと、人のこころについて、気付かせてもらえる1冊です。
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■心理学
1.ふたつよいことさてないものよ:1つ良い事があると、次には悪い事があるというように、よいことずくめにはならない。
2.100点以外はダメな時がある:人生には100点満点の努力が必要な時がある。そういう時には100点を取ることが大切で、それ以外は60点でも良い。
3.説教の効果はその長さに反比例する:説教は長引くほど、効果がない。話が長いと、聞かされる方の関心は、いつ終わるかだけに向き、語られている内容にはほとんど心を向けていないことが多い。
4.男女は協力しあえても理解しあう事は難しい:ローン返済など、夫婦が共有の目標を持っている時は、お互いに相当に、協力できる。だが、男女が互いに他を理解するというのは不可能に近い。
5.ものごとは努力によって解決しない:人間は、自分の努力でなんでも解決出来るわけではない。そう理解した上で、「努力ぐらいしかする事がないので、やらせて頂いている」と考えて努力するくらいがよい。
6.善は微に入り細にわたって言わねばならない:いい事をしていると思っている人は、その行為が周囲の人に帰って迷惑になっていても気づかない事が多い。
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人の心は分からないとよく言います
自分の心でもよく分からなかったりしますね
一番付き合いの長い自分の心なので
一番分かっていてもよさそうなのですが
意外と分からなかったりします
自分の心でさえ分からないのに
他人の心なんて分かるはずないですよね
それでも、人は他人の心が分かったような
気になってしまうことが多いのは面白いです
本書は、日本におけるユング心理学の第一人者とされる著者が
トーハンの『新刊ニュース』に連載していたものです
http://www1.e-hon.ne.jp/content/sp_0031.html
冒頭にも書かれていますが、河合さんのような専門家でさえ
人の心は分からないと仰られています
むしろ「人の心は分かるはずがない」と確信を持っている
ということのようです
専門家でさえ、人の心は分からないのに
素人の私たちに人の心が分かるはずないですよね
人の心は分からないとは言っていますが
心の中でどういうことが起こりやすいかということについて
分かりやすく書かれています
ただし、これはあくまで一つの考え方で
100%正しいと鵜呑みにしない方がよいでしょう
(これは本書だけに限らず、他の本にも言えることでしょうが)
本書の中でも「100%正解ということではない」と
書かれていますが、こういった違う見方があるということを
知っていれば新たな選択肢を持つことができるので
こころに少し余裕が持てるのではないでしょうか?
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読書会の課題図書でした。
心理学系の本はあまり読まないですが、
生活に参考になる内容ではありました。
多くの人に読まれているのもうなずけます。
今朝、読書会に参加して「へこんでいるときに読むと効果があるかも」という方が多かったです。
僕は現在あまりへこんでいないのでそういう状況になって読むと
また違うかもしれません~。