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アミの会による想い出の旅アンソロジー7編。
ゲスト:秋川滝美
「あの日の味は」柴田よしき
「幸福のレシピ」福田和代
「下戸の街・赤羽」矢崎存美
「旅の始まりの天ぷらそば」 光原百合
「ゲストハウス」新津きよみ
「からくり時計のある町で」秋川滝美
「横浜アラモード」大崎梢
10冊刊行で(仮)が取れたそうです。
想い出の旅がテーマなので、年配の主人公が多め。何十年も経って当時のものが何も残っていないと、あの頃の景色はどこにもないと突きつけられて懐かしいというより悲しいのかもしれませんね…
「幸福のレシピ」、「横浜アラモード」がすごく良かった。
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久々のアミの会だ〜!どれもこれも美味しそうな料理が出てきたけど、3話目の赤羽編がとても良かった。甘いスイーツに囲まれてこっちも幸せな気分になる。スイーツたくさん買ってアフタヌーンティーごっこしてみたい(笑)
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旅と食って親和性が実に高いよね…
ひょんなことから行き違いが生じた友の思い出の地を
巡っていく旅のお話もよかったけどね。
そんなに簡単に信頼し合っていた友情は
壊れっこないものね。
それとある事情によって行くことになった
ゲストハウスのお話も印象的。
でもこれは…いろいろと考えを巡らせそうですね。
最初に出てくる作品は実在店舗が出てきます。
ラーメン店の1つはあまりにも有名ですが
もう1つは現地の人に聞いても?が出たので
本当に穴場でしたね。
ちゃんとやっておられる。
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横浜アラモード、良かった。
気持ちが嬉しくて受け取りたいけど、望んでないこと伝えるの難しいね。傾聴だいじ。でも、皆本心からおばぁちゃんの為を思って、結果的にハッピーエンドでよかった。
ほかは、うーん…
まだ、小説内でコロナ取り上げられるの慣れないな。ロシアの戦争も。我に返って悲しい気持ちになっちゃうかも。
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前作ほどではありませんがこれも最後まで読むことができました。最後の話とミュンヘンの空港から街歩きまでの部分が特に良かったです。
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あの日の味は(☆☆)
京都で再会する女友達三人。青春の楽しかった事、辛かった事の日々を思い出して…
これを読むには未だ早かった。一話目でこれで読むのを止めようかと思った。
幸福のレシピ(☆☆☆)
パティシエの夫が東京で働くのを機に離れた神戸に訪れた琴子が思いがけず出会う新しいお店と思い出のお店を巡る
心がほっこりする話。
下戸の街・赤羽(☆☆☆☆)
何もかもに見切りをつけて実家に帰った美琴と幼馴染の梨亜が赤羽のスイーツ巡りをして元気を少しずつ取り戻す
ふたりが巡ったお店を思わず探してしまった。こんな小旅行も楽しくていいな
旅の始まりの天ぷらそば(☆☆)
コミュニティラジオのパーソナリティ真尋と頭脳明晰、容姿端麗な局長との天ぷらそばの会話
話のさわりにしか感じない内容。元の話がどこかにあるのか??
ゲストハウス(☆☆)
一人で何でもできると皮肉られる男が元生家のゲストハウスに娘と会うために訪れる
男が仕事も家事も何でもできると女への当てつけになるという時代の家族の話
からくり時計のある町で(☆☆☆)
仲違いした親友とかつて訪れたドイツの地を当時を思い出しながら巡る旅
海外旅行いいな
横浜アラモード(☆☆☆☆)
コロナ禍で職を失い実家の高知に帰ってきた明穂が母の友人の義母の横浜旅行の付き添いをする
婆ちゃんともっと旅行したかったな
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女性作家7人の旅をテーマにしたアンソロジー。
行先は京都、神戸、赤羽、広島、長野、ドイツ(ミュンヘン)、横浜。
初めて編に続いてこちらも読んでみました。
それぞれ友達や家族とのふれ合いが描かれていて、優しい雰囲気でとても良かったです。
住んでいた所や行ったことのある所と、食べ物の記憶は深く結び付いているものなのかも。
美味しそうな料理がたくさん出てきました。
個人的に長野は好きで白馬へスキー旅行したばかりだったので、「ゲストハウス」に知っている地名が次々出てきて、おぉ!っとなりました(笑)
この作品はミステリーっぽくて印象的でした。
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実力派女性作家集団・アミの会によるシリーズ10冊目。
10冊刊行を節目に今まで付いていた(仮)が取れてスッキリ。
収録作は
「あの日の味は/柴田よしき」
「幸福のレシピ/福田和代」
「下戸の街・赤羽/矢崎存美」
「旅の始まりの天ぷらそば/光原百合」
「ゲストハウス/新津きよみ」
「からくり時計のある町で/秋川滝美」
「横浜アラモード/大崎梢」の書下ろし7篇。
おいしい旅をテーマに描かれているので、食欲をそそる食べ物情報も満載だが友人関係や家族関係を描いた作品にグッと来た。
お気に入りは、少し切ない柴田よしきさんと福田和代さん。
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いろんなタイプの話があって、
飽きずに最後まで一気読み。
特に横浜アラモードが良かったなあ。
ラストの展開でグッときた。
なるほどの伏線回収。
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一つ二つつまらない話もあったが、おおむね楽しめた。
やはり、短編の名手と言われる新津きよみなど、ちょっと2時間サスペンスっぽいかもしれないが、ひねりがあってうまいなあと思った。
秋川滝美は、ドイツの話だが、とても楽しめ、「ひとり旅日和」は海外編もできるのでは、と楽しみになってきた。
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アミの会のアンソロジー。
どれも良かったですが、私は断然、最後の大崎梢さんの「横浜アラモード」が良かったです。
みんなが、それぞれ思いやりを持って行動するっていいなと思わされるお話でした。
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嬉しいことや悲しい事等々、遠い昔の思い出も
当時食べていた食べ物を食べることによって
今まで忘れていたのに食べることで当時の記憶
なんかが鮮明によみがえってくる。
何かそういう食べ物と思い出のリンクって
自分に当てはめてもあるよなぁ~なんて
思いながら楽しく読めました。
個人的には神戸でよく遊んでいたので
福田和代さんの「幸福のレシピ」なんかが
すごく身近で知っている店も多く面白かった。
あとは本当の娘を推理しつつ、終盤でそんな
展開はずるいじゃんと思いながら楽しく
読めた新津きよみさんの「ゲストハウス」、
そうそう、なんだかんだ言っても親友って
そうなんだよねと読んでて思った
秋川滝美さんの「からくり時計のある町で」、
人の思いってわからないものだけど、
何だかんだでいい人生を送った人には
いい老後がまってるんじゃないかなぁ~
なんて思った大崎梢さんの「横浜アラモード」
のほっこりとした話なんかも面白かった。
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旅と想い出と美味しいものが詰まったアンソロジー
大切にしたい思い出、苦い思い出、温かな思い出、閉じ込めていた思い出、思い出にも色々あるけれど、それが自分を型どっていることは間違いない
最近の情勢(コロナ、マスク、ソーシャルディスタンス、黙食、夜間営業)が見え隠れしているが、そんな事があった時代に出された本なんだよといつか言いたい
福田和代「幸福のレシピ」
神戸へのひとり旅で亡くなった旦那さんとの大切な想い出がいくつも蘇る、温かな気持ちになれる
矢崎存美「下戸の街・赤羽」
リサーチとして友だちとのスイーツ爆買い食いステイ、朝から晩までスイーツだらけでも満足にあるあるとうなずきながら読める
新津きよみ「ゲストハウス」
昔住んでた家がゲストハウスになり、25年会っていなかった娘に招待された
宿泊客に若い女の子は4人、誰も名乗ってこない…娘候補4人のうち誰が正解なのか?結末になるほど納得
大崎梢「横浜アラモード」
80を超えるおばあちゃんを高知から横浜へアテンドする旅
横浜に住んでいたこと、お父さんの洋菓子店のこと、弟のこと、高知へ嫁いだこと、理髪店を営んできたこと、おばあちゃんの人生が紐解かれる最後は優しくて甘い結末
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「想い出」の関連する旅の7つの物語。 特に印象に残ったのは、大崎梢さんの「横浜アラモード」です。 今の行動が未来に繋がっていくんですよね。 毎日を充実させて悔いが残らないようにすると嬉しい事が起こるのかもしれません。
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秋川さんや大崎さん、柴田さんというラインナップ!
好きな作家さんの話は読みやすい。
大﨑さんの横浜話はテッパンだな。
小谷村のロッジの真相に、果たして彼は気づくのだろうか。