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夫であるペンギンさんと、新たにやって来た仔犬との日々を綴った小川糸の日記エッセイ。
ドイツ、フランス、イタリア、スイスなどを訪れたときのこと、美味しい食べ物に仔犬、どれも自分自身の好きなこと、関心の高いことなので、わかる~とイチイチ共感しながら、あっという間に読了。
コロナ禍で、海外旅行など一体いつになれば行けるのかメドも立たない中、ひたすら懐かしい地やまだ見ぬ地に思いを馳せつつ読みました。早く新型コロナが収束することを祈らずにはいられません。
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毎回、犬が登場し本当にわんちゃんが好きなんだろうなと思う。コロ、新しく家族になった愛犬、ペンギン、旅。美味しそうな食事、パン、ご飯、ジャム…困難な出来事もエッセイになると何故かご機嫌な日々に。素敵な日記エッセイです。
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まろやかな語り口のエッセイ集。
海外と日本を行き来しつつ、丁寧な生活とおいしいごはん。そして犬。素敵な暮らしに憧れます。
海外旅行に行けない今、海外の空気を感じることができました。
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小川糸さんの日記エッセイ。今までの日記エッセイより、なんだか内容が濃くて目まぐるしい毎日だった。世の中に見つかって人気者になるってそういうことだよね。他人の日常をこっそり見ながら、私も旅先の風景に想いを馳せながらサクッと読めます。寝る前に読むのにぴったり。
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犬って不思議だ。お金も時間もかかる。それでもなぜ人は犬を飼うのか、知りたくて、手にとった一冊。
答えは書かれていなかった。いつか分かる日がくるのかな。
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犬の話が多め。犬を飼ったことがないので、飼い主の気持ちが分からないのだけど、コロやゆりねちゃんが大好きなのは伝わってきた。
ただ、人間の都合で犬をあちこちに預けたりするのってどうなんだろう…と思ったり。人間の子どもになぞらえることが書いてあったけれど、本当の子どもにはこんなことしないぞ、と違和感が拭えなかった。ご多忙なのは分かるけれど、飼い主の責任ってあると思う。
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2014年の日記エッセイ。
インドやヨーロッパの話も面白かったけど、後半どんどんコロやゆりねが生活の中心になっていくのが分かり、わかるわかると思った。私の場合は猫だけど、犬を思う著者と全く同じ気持ち。
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小川糸さんのエッセイを順不同で読んでいるため、すっかりファミリーの一員になったゆりねが仲間入りした年の様子を知ることができて、犬という生き物の愛おしさを感じました。
犬に限らず、例えば人間だって、一人っ子からきょうだいが増えた時の嬉しさと寂しさ。複雑な感情ってあるはず。それを汲み取って先住のコロをとびきり甘やかす日を作ったり。
自分も「お姉ちゃんなんだから」と我慢してきた経験があるので、もしも今後の人生で機会があれば、人間犬猫問わず、そういうのを忘れずに接してあげたいと思います。
タイトル通り、コロ、ゆりねとの日々の描写が他のエッセイ作品より多いです。
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エッセイシリーズの中では厚い方の今作。
タイトルにもある通り、犬の話がメインなのだけれど私は旅パートが一番好き。
ヨーロッパ陸路の旅、行ってみたいなぁ。
犬のパートでは少し、ん?と思う部分も。
犬を人間の都合であっちにやったりこっちにやったりするのは良くないという思いもあり、ゆりねを飼い始めたと思ったのだけれど、そのゆりねも姪っ子の家に行かせたり、将来的には貸し出しもできるように躾をしたりと、あら???と思ってしまった。。
でも、犬との暮らしの楽しさは伝わってきて、将来自分が子供を授かれなかったら犬を飼おうかなと思った。
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人によって感じ方が色々あるのだろうと思いつつ、
私はこのエッセイはなかなか馴染めなかった。
『食堂かたつむり』の映画を見たり、
本屋で平積みされている著者の多作品を目で追ったり、
認識している作家さんではあるのですが、
生きているベクトルが違うと思うことが多々。
食を大事に、自分の時間を大事に、
パートナーや家族との時間を大事にするという、
生活に重きを置いている著者の生き方は
素敵だと思いつつも、喉越しの悪さを感じてしまう。
一つには、この小説に出てくるコロとの距離。
これは、犬を飼っている人たちが読むことで、
色々考え方が分かれるのではないかな。
他の感想も見てみようと思いました。
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ほんとに日常。でも糸さんの日常を覗きみれるなんてなんか嬉しい。親戚から届いた新鮮な伊勢海老のくだり、思わずゾッとしたり笑ったり。あとはグローバルな過ごし方、現地での交流が印象的。こんな生き方ができたらなぁと夢見たひとときだった。
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ベルリン、パリ、イタリア、スイスなどの美術館やレストランを回りながら書いた日記エッセイ。犬のころは海外に行けないので自宅での心の機微を書いている。新しい家族の百合音は将来ベルリンに行けるかも?
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まずまず。
ほぼ日記のように見受けられる。
旅行ガイドとは異なる、私見に溢れた参考になる旅行ガイドのような本。こういう旅の楽しみ方もある。