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日常の中の小さな幸せを綴ったエッセイ。
忙しい日々でも、ほっとひと息、ほっこりできるエッセイでした。
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妻が大ファンの著者のエッセイ。妻が図書館で借りて来たものをちゃっかり拝借。
ベストセラー作家で時間もお金も裕福だからこそ出来ることだろうけれど、ベルリンを拠点に欧州各地に住んでみたり旅したり。かと思えば、鎌倉に住み、京都を旅したりと、旅や移住に憧れる我が家にとっては羨まし過ぎる贅沢な内容ばかり。
小一時間で読めちゃう読み易さも魅力ではあるけれど、ちょっと嫉妬しちゃうなー。
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満月の夜だけ開店するレストランで、焚き火を囲んでお月見をしたり、急遽思い立って、三崎港へのひとり大人遠足を計画したり。ベルリンでは、語学学校に通って予習と宿題に追われ、束の間の休みは、ご近所さんとホットワイン片手にクリスマスマーケットを梯子する。2017年の日記エッセイ。
今回は日本(鎌倉)、ベルリンの滞在中のお話。ラトビア旅行の話も少し。
お母様を亡くしたことが書かれていて、幼い頃よりも大人になってからの方が上手く付き合えているという内容に、そんなこともあるのかと思った。親との関係があまりよくなかったおかげで、お話を書くことがライフワークになり、家族以外の人たちとの関係に恵まれた、とも。家族との関係が悪いと、何事も悪く考えてしまうが、そこはポジティブにおおらかに捉え直しているところが、大人だなあーと思う。
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初めての小川糸さんのエッセイ。
日々をゆったり丁寧に、暮らしている様に癒されました。
わたしもベルリンで生活している気分になったり。
他の作品も読んでみようとおもった。
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この本を読んでいる時間は、特別。お風呂に浸かっているみたいだ。じんわりとあたたまった。まさにぷかぷか天国!
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いちばん最初が虐待のガツンとくる重めの内容だったけどあとは「洋食小川」と同じような穏やかなトーンの食事やベルリンなどでの生活の様子だった
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とてもたのしく読みました。
やっぱり糸さんの綴る文章好きだなあ。
癒される。
今回のエッセイは糸さんのお母さまにも触れられていて。ぐさぐさ突き刺さった。
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2017年の日記エッセイ。
血縁との確執、でもその分友人に恵まれ、書くことを仕事にできた、人生トントン。そうだったんだなぁ。
母親が死んだときに初めて生まれてからずっとあった透明な臍の緒が切れるのではないか、という話が面白かった。
今回はベルリン暮らしが一年の半分以上とかなり長くて、色々な季節のベルリンを本を通して体験させてもらえた。
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小川糸さんのお母様が亡くなりになった1月から12月までの一年を日記のようなエッセイのようなお話で構成された本。
葬儀が1月に終わり、ドイツでの留学生活やドイツベルリンを起点に学校に行ったり取材旅行に行ったりプライベートの旅行に行ったり日本に帰ったり、そこには糸さんの愛犬ゆりねとの日々やおっとペンギンの事など盛りだくさん。
言葉がやさしく、うんうんという事がたくさんある。
糸さんのこういうやさしい文章は大好きだ。
心が一緒にやさしくなれる。
今回はお母様との確執があったことなども含めお母様の死そしてそれを乗り越えて行った過程も書かれている。
何もかも含めて暖かい本だ。
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小川糸さんの作品は好きだけど、エッセイはちょっと苦手。お話の方はふんわりしているけど、ご本人は結構意見がハッキリしていてそのギャップのせいか?読み始めから3ヶ月くらいかかったかも。
後半は慣れてきてサクサク読めた。私も日本から遠く離れた所で暮らしてみたいな〜と素直に思えた。
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2017年の日記。
たしかに身内が霊になってなんだか現れるって怖くないなぁ、私もお母さんの霊だったらいつでも来てほしい!って思っちゃうかも。
でもまさかのドイツにまでやってくることには驚きかも!
ドイツでも年越しなんて本当に羨ましいなぁ。2017年のほんのようなので、その頃の私は長女を産む年で、懐かしい。
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どこにいても自分の生活を大切にしている。
自分の身体に合ったものを食べて、無理のないスケジュールで日々の習慣で生きる。違う家で旅先で習慣通りできるのは、すごい。自分のことをよくわかってて、大事にしている。
大人になって、言語を一から習得するのって難しい。午前中から学校に通って、合間に仕事もして、家事をして、とても忙しいだろうけど楽しそう。
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日本、ベルリン、ラトビア、いろいろなところの暮らしがわかって相変わらず面白いエッセイ。
糸さんのようなセンスのある料理ができるようになってみたいし、ドイツのマルクトやクリスマスマーケットにも行きたいな。
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はじめのエピソードがおかあさんにたたかれていた、っていうのから始まってたのでぎょっとしたが、
全体通して優しい気持ちになれるエッセイだった。
ゆりねが好きで好きで幸せなとこがいい。共感。
ものを大事にするのは自分を慈しむ。
優しい気持ちになれる本。
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小川さんはご両親との関係がかなり良くなかったらしい。
そんなお母様が亡くなり、闘病中から心境の変化があったそうだ。
そういう親との関係性が小川さんの日々の考え方に影響している背景が今回でなんとなくわかった気がする。
小川さんの日記3冊目でやっと小川糸さん像が掴めてきた。知り合いになれて来た感じ。
相変わらず日本政府やアメリカ大統領など、国の組織への批判は所々出てくる。
ドイツ大好き、ラトビア大好き、でも日本に帰るとやっぱりホッとするらしい。
ベルリンでのフリーマーケットの描写で
『何でも簡単に捨ててしまう日本人とは、物に対する感覚が違うのだろう。』
とあったが、一部の日本人じゃないか?と解せない気持ちだった。
フリマアプリも服・カバン・本・家電のリサイクル店も身近にあり利用するし、私は使えない頂き物などは身近な人に差し上げる。
最後の方に
黒い森のケーキ=シュヴァルツウェルダー(キルシュトルテ)
が出てくるのだが、最近読んだ東村アキコさんの『美食探偵』にも絶品のキルシュトルテが登場したので興味をそそられた。
ラトビアやゆりねちゃん、料理などの好きなものの描写は良い感じで、ベルリンでの語学学校通いや暮らしの様子もわかり読みやすい一冊だった。