投稿元:
レビューを見る
第I部 グローバルな開発課題となった月経
第1章 国際開発の目標となった月経衛生対処―MHMとは 杉田映理
第2章 国際開発の対象となった月経の文化人類学的課題 新本万里子
第Ⅱ部 各地域のローカルな文脈と月経対処
第3章 パプアニューギニア焼畑農耕民アベラムの月経対処と開発支援のかたち 新本万里子
第4章 インドネシア農村部の女子中学生はどのように月経対処しているのか
――学校教育とイスラーム規範に着目して 小國和子
第5章 カンボジア農村社会に生きる女性と「沈黙」の意味
――月経の経験と実践に着目して 秋保さやか
第6章 インドにおける月経の対処とその変化
――月経をめぐる開発と不浄観念のせめぎあい 菅野美佐子/松尾瑞穂
第7章 東アフリカにおける月経観とセクシュアリティ
――ケニアとウガンダの事例から 椎野若菜/カルシガリラ,イアン
第8章 ウガンダのMHM支援策は月経をめぐる文化を変化させたのか
――ウガンダ東部地域のローカルな実態に着目して 杉田映理
第9章 「もうひとつのニカラグア」での月経対処調査から考える適切な支援のかたち 佐藤 峰
第10章 日本の月経教育と女子中学生の月経事情 鈴木幸子
第Ⅲ部 MHM支援の実践にむけて
第11章 ローカルな文脈から見える開発実践への示唆 杉田映理/新本万里子
附録資料――マトリックス
投稿元:
レビューを見る
メモ、乱読中。
月経禁忌の価値観について知り、レポートを書くために購入。カンボジア、インド、インドネシア、日本などの比較が詰まっていて面白い。特に、性教育の男女不均衡な話、日本の女子トイレの話(和式多いとか、そもそも経血を扱うサニタリーボックスまで生徒に掃除させていいのか?)は共感した。
投稿元:
レビューを見る
各国の事情が載ってるのは良かったけれどMHMへの提言や動向はそんなに興味なかった。
それでも面白く読ませてもらいました。