投稿元:
レビューを見る
高校受験を終えた弟へのプレゼント…のつもりが、私がすっかり魅せられて先に読んでしまいました(笑)「国語の神様」と呼び声高い金田一秀穂ですが、そんな彼が現代の15歳に語りかけてくれる言葉はとても優しく、まさに美しい「日本語」でした。普段何気なく使っている言葉ですが、私たちはその言葉の意味や力についてあまりにも無自覚であることを痛感しました。「大切なのは漢字を記憶することよりも、言葉を使って考えること」…。
投稿元:
レビューを見る
金田一先生の15歳へのアドバイス本
金田一先生の本はけっこう読んでます。日本語って面白い!
日本語を上達させるには
外国語を学んで視野を広げ、
古典を読んで「ホンモノ」を知り感受性を磨き、
目にしたものを言葉にして正確に表現できるようにする
ことだそうです。
なるほどな〜
日本語(というかコミュニケーション)上手になりたいものです。
投稿元:
レビューを見る
うーん。伝えたいことはわかるんですけどねぇ・・・。
いかんせん、論の展開にムリがあったり、話がつながっていなかったり、内容に間違いと思われるものがあったり。
なんか説得力に乏しい感じ。もうちょっとしっかり書いてほしい。
金田一さんの本を読んだのは初めてですが、手を抜いているようにも感じたな!
個人的には、こんな本で「15歳」の方々を惑わしてほしくはないね☆
こういう本に手を伸ばすほどの見所ある15歳ならなおさらだよね。
【目次】
編集部からみなさんへ
まえがき ぼくは学校が嫌いだった
一 言葉ってナニ?
二 正しくなくても、伝わる言葉
三 言葉にならない言葉
四 考えるための言葉
五 十五歳のための日本語力上達法
あとがき ゆっくり大人になっていいんです
投稿元:
レビューを見る
まず自分の気持ちを書きなさいという国語教育の不合理さったら!ずっとおかしいと思ってたことなんです。心の動きなんて繊細微妙で流動的なものを文章で捕らえるのはすごく難しいことで、平気で代わり映えのない作文の常套句をたらべたて自分の気持ちだと嘯くやつらに辟易して、だから読書感想文なんか書かなかったけど、そのころこの本を読みたかった。確信をもって反抗したかった。だけど「ゆっくり大人になるというやり方もあるんだよ」ともあるのです。まだあきらめない!
投稿元:
レビューを見る
・徹子の部屋 2010年7月5日(月) テレビ朝日系列にて
著者出演、書籍の紹介あり
「お刺身」と聞いただけで生ツバを飲みこむ私たち。でも「死んだ魚」と聞くとどうですか?
どうして言葉ひとつで、こんなふうに違って感じるのでしょう?
毎日、何気なく使っている言葉。そもそも言葉ってナニ?
金田一先生が楽しくお話ししてくれました。日本語力をアップさせる秘訣も伝授。
投稿元:
レビューを見る
今日、図書館で見つけ、借りようかとも思ったのですが、思ったより薄かったので、その場で昼ごはんも忘れて読み切ってしまいました。言葉の重みにすごく気がつかされました。
まさに、今の子育てにとっても、講師という仕事での教壇でも、言葉の重みを感じながら話さないといけないんだなぁと実感。
投稿元:
レビューを見る
やわらかく、読みやすい。
しかし、本質的なことをついている。
言葉を愛する人には、お勧めの一冊。
投稿元:
レビューを見る
日本語の上達のために
①外国語を身につける。外国で過ごす
②古典にアタックする 普遍的なものがある 万葉集と宇多田ヒカル
③目にしたものを言葉に置き換えてみること
正確に、簡潔に、論理的に
投稿元:
レビューを見る
筆者は西高校の卒業生。でもまじめでなく学校をさぼっては本を読んでいたそうだ。ふざけるな、勉強しろ、って感じ。そんなことを中学生に言うな。西高校がそんなに偉いのか?嫌味や学者だな。
アメリカでは風邪をひいて医者に行くと、耳は痛くないか?と聞かれるらしい。
言葉がないと人間は生きていけません。僕たち人間は言葉を通じて世界とつながっています。
言葉の意味を理解すること。そうやって人は自分の心を整理することができるようになる。
自分探しなんて考え方はうそっぱちで、人は自分自身から逃れることはできない。
投稿元:
レビューを見る
学校で勉強することじゃなくて、言葉を得ることの大切さ。
文字が書けるということではなく、言葉を、語彙をどれだけ持っているか、の話と捉えた。自分が思考するのに、世界を捉えるのに、言葉を使う。だから、言葉をたくさん持っていて、たくさん使えた方が、より世界をくっきりと捉えられるし、自分をしっかり伝えられる。言葉にならないこともあるし、言語が異なると捉え方は重ならない。だから伝わらないこともある。でも、自分が使っている言葉に目を向け、外国で異なる言語を使う文化を知り、古典から過去の人の言葉に触れれば、世界はもっと広くなるし、自分はもっと深くなる。
投稿元:
レビューを見る
15歳ではないけど、読んでみました☆
日本語の勉強をしてる感じは、あまりないんだけど
読んでて、なるほどな~と思うことは結構あったよ。
なんか言葉って深いな。。ってネ!
投稿元:
レビューを見る
お父さんの金田一春彦先生がとっても好きだった。
この先生は若者の言葉の乱れを追及する番組で
「言葉は変わるものですからね。
長く使われれば、それが当たり前の表現になる。」
と、サラッと言った人。なんて、おおらかなんでしょう、なんて柔軟なんでしょう。
その先生を父として、さらにはおじいちゃんが金田一京助。
すごい家系だ。
15歳でこの本に出会っても、正直あんまり感銘はうけなかったかも。それくらい15歳は、いろんなことに大忙しだ。
だけれど、こんなことを言った人がいる、
ということを知っていること、それで、いいのかもしれない。
人を傷つける言葉も、人を救う言葉も、
どちらも使えるけれど、使うのは自分だ。
言葉に傷つけられるのも、救われるのも自分。伝えたいことを、伝えたい人に、伝えられる言葉を選ぶ。
そんな風になれたらすごく素敵。すごく豊か。
投稿元:
レビューを見る
子供向けに書かれた本は難しいことを簡単な日本語を使って説明してくれるので、肩が凝らずに読めます。アメリカ人は肩が凝らないと本書に書かれていたので、アメリカの本は簡単な英語で書いてあるのが多いんでしょうね。会社の報告書を如何にかっこ良く書こうかと思っている人には即効薬としては効かないかもしれませんが、人に心を伝えたいと思う人には湯治の温泉のようにジワジワと効能を発揮すると思います。
投稿元:
レビューを見る
日本語力を上げるには。
①外国語を学ぶ
②古典に親しむ
③正確に伝える訓練をする
外国語を学ぶ意義について考えさせられた。つい最近「仕事で使わないから、英語を学ぶ必要性がないです。」って英会話教室の勧誘をしてきたお姉さんに答えたばかりだ(汗)
分かりやすくて面白かった。これは授業で使える。
投稿元:
レビューを見る
言葉(文法事項など)について書かれた本かと思いきや、自己の生き方について考えるための本だった。
読んでいるとなんとなく、古今和歌集の仮名序を彷彿させる。言葉というものは、自分の思いを表現するための重要な道具なのだと、改めて認識させられる本。