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零とともに彼の父親と対面したキラは、零と父親の間に存在する確執の大きさに困惑する。聖の死、そして母親の死の秘密……。失われた家族をめぐる愛憎と、無数の謎に埋もれた「過去」という迷宮に、戦いの神(MARS)は誘う。凄絶のファイナル・ラブ、混沌の第12巻!!「扉」が、開く──。
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怪しいなぁとは思ってたけど、やっぱりそうかぁ。埋れていた過去は思い出してはならないもの。何も知らずに前に進めば苦しい思いをしなくてもすんだかもしれないのに。
ずっと零のレーサー姿が見られなくて残念。
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実家に帰ったキラだったけれども、実は零の父親が大企業の社長だったこともあり、零の家に戻った。
そして、零の戸籍上の父親と初めて会うのだが、実は零の父親はキラの絵を褒めてくれた人で、初対面ではなかった。
思いがけない再会に喜ぶキラだったけれども、零は自身の父親を絶賛するキラに面白くない。
そして、バイクを止めて父親の元で修行する、という零にキラは驚きを隠せないし、零の実家に帰るとあまりの規模の大きさに呆然とする。
そこで聖の遺書を見つけるキラ。
そこに書いてあったのは零に対する異常なまでの独占欲で、キラは驚愕する。
一方の零は自分の母親に対する記憶が少し歪んでいることに気がつき始める……という話でした。
なんだかほのぼのストーリーでしたけど、まだ二人の間に何かあるのか……とちょっとびっくりさせられる巻でした。
キラの過去はもうこれ以上はないだろうけど、零の過去にまだ何かあるのか? 複雑な物語。
ドロドロしたのがお好きな方にはオススメします。