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人間の奥底にある暗い部分を読む感じやった。
トリックはちょっと無理があるように感じたけど、天才音楽家の心の動きが切なく、よくわかった。結局、人は背負ってしまった「宿命」から逃げることはできない。
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知り合いに結論を先に言われてしまった・・・。
でも面白かった。
少し無理があると感じたところもあるけど・・・。
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京・蒲田駅の操車場で男の扼殺死体が発見された。被害者の東北訛りと“カメダ”という言葉を唯一つの手がかりとした必死の捜査も空しく捜査本部は解散するが、老練刑事の今西は他の事件の合間をぬって執拗に事件を追う。今西の寝食を忘れた捜査によって断片的だが貴重な事実が判明し始める。だが彼の努力を嘲笑するかのように第二、第三の殺人事件が発生する…。
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2007.2
やっぱりすごいね。松本清張は偉大な作家だとつくづく思う。時代背景なんかは、もう近代文学に分類されるんだろうねー。
電話も呼び出し、お風呂も銭湯が普通。携帯やインターネットなんてかけらもない。新幹線もなくて、移動に夜行列車を使う時代。時代背景が古臭いのに、構成がきちんとしているからミステリーとしてしっかり楽しめる。あー、それにしても犯人がどちらか、最後のほうまで分からなかったな。ステキだ松本清張(顔は怖いケド・・・)
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これって昔中居くんドラマやっとったよね?
彼は誰役じゃったんじゃろー
警察?刑事?ってすごいね。
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TVドラマ(中居正広主演)を観てから読んだので、犯人を知ってて読みました。それでも読み応えがありました。「ヌーボー・グループ」というのは実在したのでしょうか?他の作品も読んでみたいと思いました。今度はネタバレなしで。
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いわずとしれた松本清張の定番作品。言っておきますが、中居くんのアレはこの作品と何の関係もありません。と言うことにしておきたい。
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登場人物が多くて最初は読むのが大変に思えた。
話が進むにつれ、細かいところがつながっているのがおもしろくて、どんどん読めた。
下巻も期待。
2007年12月31日読了
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1月22日読了。古強者の警察官の地道な捜査の果てに浮かび上がってくる真実、時代の寵児として脚光を浴びる若者達の虚実、などとにかく読ませる。硬質な文体はさながらドキュメンタリーのようだ。読みながら「あれ?一度読んだことあったかな?」という既視感がぬぐえなかったけれどそれはこの小説がもはや推理小説・ミステリのお手本となってしまっているからか。安部公房の「砂の女」と混同した時期があったけれど、もちろん全然違う。
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ダウンタウンのまっちゃんが「遺書」の中で紹介していたので手に取った松本清張の作品。上編ということで、物語の前フリ的な要素がたくさん。内容はというと、主に捜査一課の今西刑事が主人公で、ある事件を追うことになる。事件後当初は犯人もすぐみつかるであろうと鷹をくくっていたわけだが。。。これからどうなるか楽しみ。下編に期待といったところ。
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松本清張の推理小説。
情景が思い浮かぶかのような細緻な描写は秀逸。人物・家庭のほか、犯人へ近づいたかと思いきや後退する推理の過程と、それに伴い一喜一憂する刑事達の心情の表現は読むものを惹きつけてやまない。何度でも読むことの出来る名作だと感じる。
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ある殺人事件を追っていくうちに見えてくる、人気絶頂の芸術家の暗い過去。私にとって初・松本清張。夜更かししてまで読んじゃったし、面白いことは間違いない。ただ、後半で起こる殺人の方法はありえるのか?あんまり現実的でない気がする。映画が名作らしいので見てみたい。
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日常生活から地味な手がかりを発見し、地味な手がかりから地道な捜査を行う主人公は大変です。
犯人はすでに明らかなので、あとは早く動機を解明して欲しいです。
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実は松本清張は父が沢山カッパノベルズで持っていました。
そこから引っ張り出しては読んでいた中の一冊。
やはり代表作と言われるだけあって最後まで気を抜けないストーリー展開にドキドキ!
映画では犯人側からの描き方だったけど、小説の方は冒頭の殺人事件を地味に追跡する刑事の執念に脱帽でした!
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■内容
宿命とはこの世に生まれて来たことと、生きているということである。東京・蒲田駅の操車場で男の扼殺死体が発見された。被害者の東北訛りと“カメダ”という言葉を唯一つの手がかりとした必死の捜査も空しく捜査本部は解散するが、老練刑事の今西は他の事件の合間をぬって執拗に事件を追う。今西の寝食を忘れた捜査によって断片的だが貴重な事実が判明し始める。だが彼の努力を嘲笑するかのように第二、第三の殺人事件が発生する……。
■memo
これは出版社から全色のWeb会社に転職するときちょうど読んでいた本。面接で「今読んでいる本は?」と聞かれたので、これを答えた。ところで、この頃は漠然したと「蒲田」の像だったけれど、月日がたってまさか私が住もうとは・・・。蒲田のスナック通り、操車場の前を通るたびに「カメダ」というのも思い出す。