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ドラマ化されてる話。
いやぁ〜、なんで松本清張は、こう身勝手な男の心理が書けるかね〜。
んもうホンマに自分勝手な主人公。
自分の利得のために殺人を犯す。
その尻拭いも抜けてるし、サイテー。
読んでいくと、早く勧善懲悪になるのを求めてしまう。
続きが気になってドンドン読みたくなる
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この小説が書かれたのが私が生まれる前って事に衝撃を受けた。
確かに文体とか登場人物の些細な意識とかは古いなとは思うが、ストーリーとしては何も古さを感じない。
上巻では戸谷の嫌な部分がとことん書いてあり、戸谷に対する憎悪感ばかりが増すばかりです(作者の狙いなのでしょうが)
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医師戸谷信一と彼を取り巻く数多くの女性たちとのやり取りを描く。
ふとしたことから戸谷は人殺しを図るのだが、それを隠すため・・・
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ドラマ化されるというのでその前に読みました。上巻は惹きつけられて病まない内容。ページをめくる手が止まりませんでした。
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私絶対好きそうだから読んでみ!って友人から勧められて読んでみました。
好きですこういうのw
ていうか松本清張ってこんな読みやすかったの?
上は戸谷の悪態ップリが延年続くだけですが、これがこのあとどう変わっていくのか・・・?
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推理小説をよく読む人には、途中から先が見えてきて、あんまり面白くないかな。
推理小説初心者向けかな。
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米倉涼子主演で最近ドラマ化された原作。
出てくる小道具類には時代の古さを感じるのは否めませんが、その中の人間ドラマには全く古さを感じません。それぞれの心理を巧みに書き分ける所は、流石だと思いました。
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自分の欲望のために、悪いことをどんどん進めていく戸谷。
最初は気の弱い男に見えたが、だんだんと大胆になっていく。
しかし戸谷はどうしてこんなにモテるのだろう。
悪党戸谷、下巻でどうなるか。
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まったく、とんでもないあほボンの登場です。
大病院を父親から受け継いでおきながら、まったく医者としての仕事をせず、
骨董品蒐集にうつつをぬかして経営困難に陥らせる。
薬代の支払いさえままならないのに、まったく意に介さず
不倫中の金持ちおばさん達からお金をせびっては食いつないでいる大バカ野郎だ。
「なんだこいつーーー」
怒りが頂点に達したときあたりから、
ぼつぼつと周りの女達や友達からいやがらせを受けはじめる。
自分がはめられてるなんて気がついてないんだから、ほんとにおめでたい。
彼に対する「あきれ度数」が大きければ大きいほど
後半、仕打ちを受ける彼の姿がおもしろくなってくる。
もちろん周りの友達や女達は「わるいやつら」でしょうが、
平気で殺人を犯しておいて
「自分が悪いことをしたとは思っていなかった。
ただ、たいへんな損をしたという思いだけだった。」
最後の最後まで、そんな感想しか出てこない男には
同情の余地はまったくない。
ただ今テレビ朝日系列でドラマ放映中ですね。
米倉涼子の「松本清張・悪女シリーズ」も
「黒皮の手帳」「けものみち」に続き第三弾になりました。
はっきり言って、テレビの方は見てないです。
ちょっとストーリー変えてるみたいですね。
昭和41年発行の小説なので、長距離電話をすると繋がるのに時間がかかったり
青森ー上野間は電車に14時間も乗ってなきゃいけなかったりと
松本清張の小説は古き良き時代のスローペースを感じたりして
懐かしい気分にひたれます。
女の名前はトヨとかチセだもんね。(カタカナだし。)
さすがに米倉涼子がトヨはありえないから「豊美」になっていた。
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わるいやつらという割に、主人公の院長が付き合っている女性がことごとくうらやましく感じられないのは残念です。
わるいやつらというぐらいなので、下巻では主人公以外にも悪い奴が出てくるのでしょう。
この前黒革の手帳を読んだだけになんとなく展開が読めなくもないです。
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すごくスリリング、でも黒革の手帳と続けて読んでしまったせいか、最終的な結末が似ていてまたかと思ってしまった。でも時代を経ても色褪せない松本清張はやはり天才だ。
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本当に何を考えているやら。
ろくに働きもせず、女から金を巻き上げることばかり考えている男。
ああ、いやだ、いやだ。こんな男にはなりたくない。
人間はどんどん堕落して、殺人にまで手を染めるようになる。
おそらく、この男の上を行く悪い女が現れるのだろうと推理している。
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まいった!なんて面白いんだこの本は。
テレビドラマを見るような時間には帰宅できないし
録画してみるような余裕もないので、電車の中で読める文庫を手に取ったわけですが
電車を乗り過ごすぐらい入り込んでしまった。
主人公の戸谷のような生き方をどう感じるか。
ボクは、とっても共感&かっこいいと思ってしまった。
たぶん屈折した感想だと思うけれども、「カネを持っていない女は価値がない」と言い切れる男の生き様は、共感せざるを得ないーーーという男の人は、少ないのか!な?
上巻では、完全犯罪(?)が3つ完成。これから下巻を読むがどうなるかな。
このまま逃げ延びてのうのうと過ごすという展開だったら、おもろいな。
(そうならないだろうけど)
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浅はかな男と、その男に騙される馬鹿な女たち。結婚をちらつかせれば思い通りになるという、なんとも単純な考え。温泉地を巡るくだりはドキドキして、ドッと疲れるのに読むのをやめられなかった。
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同じことを書きますが
やっぱり松本清張さんの小説はすごい。おもしろい。
この本も最初、医者という主人公からは考えられないような
ぐだぐだ、浅はかな奴と言う印象で、
だまされる女性陣も簡単すぎて、なんか面白くないなあ
読むのやめようかなあなんて思いながら読んでました。
途中、どこからでしょう。
ぐんぐん吸い込まれるように読んでいきました。
時代背景など、古いはずなのに、古さも感じさせない
さすがの松本清張作品です。