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知念有希人の医療ミステリーの短中編ミステリー3編でしたが、主人公と言える諏訪野の研修当時のエピソード3編といった感じでしたが、なかなかどの物語も、ひと癖、ふた癖ある内容で面白かったです!特に3つ目の展開は、かなり強引感は、ありますが、それはそれで面白かったです!
続編にも期待したいと思いますl
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知念先生の原作で玉森くんが主演を務めるというのを知って、どうしても原作を先に取り込んでおきたいと思い購読しました。
天久鷹央シリーズよりもこちらの方が優しい雰囲気だなぁという印象を受けました。
幕間での小鳥と鴻ノ池のコミカルさも相変わらず面白かったです(笑)それも相まって切なさと明るさの調和が丁度良いです。
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祈りのカルテの続編
前作のある影響から循環器内科へ進んだ諏訪野が医学生時代の同級生と出会い、研修時代のエピソードを語るという短編集
どの短編も感動的だが、やはり一番印象に残ったのは最後の短編だろう
人の生死を左右する最前線で真摯に向き合う諏訪野の姿には感動させられた
一つ一つの描写、物語の流れがとても丁寧で涙腺崩壊
とても良い作品でした
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「祈りのカルテ」続編。諏訪野の研修医時代の思い出となる三つの物語。どれも医療に関するミステリでありながら、実は病気そのものよりも心の謎を解きほぐすものです。温かさが感じられる一冊です。
お気に入りは「二十五年目の再会」。緩和ケア科で担当した患者は、かつて強盗の罪で服役した過去があった。しかし彼は冤罪を訴えており、無実を証明したうえで生き別れた子供に会うことが最後の望み。その望みをなんとかして叶えようと奔走する諏訪野の姿に力づけられ、わくわくさせられました。もうひとつの謎もまた魅力的です。
しかしそれにしても、随所でちょこちょこ登場する他の作品のキャラらしき人たちが……まだ読んでいないけれど面白そうな作品ばっかりなんですよね。俄然読みたくなってきました。
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シリーズ2作目だそう。
残念ながら1作目は読んでいない。
それでも十分面白い。
作者が現役のお医者様なので
さすが医療の場面は真実味がある。
謎解きも加わって
話のよいアクセントになっていて、
とくに緩和ケア科の話はホロリとさせられた。
読みやすい文体で
秋の夜長にサクッと読むのにおすすめ
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医学の本質とは…と考えさせられる
体調不良で病院へ行き『ストレスですね、疲れですね』と言われる事ありますが
そんな時ってやっぱれ心の病にかかっている事あると思うそれが重症化する前に心落ち着かせてくれる諏訪野先生がいて欲しいと思いました。
「25年めの再開」はちょっと無理ある推理じゃないか?って思ったけど感動で号泣でした
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「祈りのカルテ」の続編!
めでたく研修を終えて一人前の医師として働く姿が見られるのかと思いきや、研修医時代のエピソードを振り返るスタイルでした。
その話し相手が「天久鷹央シリーズ」の小鳥遊先生と舞ちゃん!笑
「リアルフェイス」の柊先生の話題も出て来るし、こういう作品リンクはニヤっとしちゃいますね。
研修医時代の3つのエピソードが語られていますが、本作は研修医のラストを飾る「緩和ケア科」のお話がメインだしとてもよかった…!
諏訪野先生の人柄がホント良くて、医師としても成長していく姿が素敵ですね!
現在ドラマが放送中かと思いますが、原作も読みやすいのでぜひ読んでみて欲しいです!
そして次回作こそ循環器内科で活躍する諏訪野先生にお会いできるのを楽しみにしています!
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雨久鷹央シリーズとコラボしてたけど、学会終わりで小鳥遊と鴻ノ池が諏訪野と合流して飲みながら、諏訪野の研修時代の思い出を聞く感じで、本編には絡みませんでした。あ、本編にコロンボは出てきたけど。プロローグと幕間、エピローグで合わせて4回コラボを楽しめます。
今回は救命救急部と形成外科、緩和ケア科が舞台。前回よりドラマチックで楽しめる要素が多かった印象です。諏訪野君、ヒラメキが過ぎてる。雨久先生のとこ行ったら小鳥が捨てられるかも…。あと、最後の緩和ケア科の話は驚愕の結末でした。
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回想として書かれているので、後に回想を聞いたそれぞれがコメントするのが登場人物とともに作中作を読んでいるようで面白いと思った。
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涙ウルウル…最後はじんわりでした。
もう少し良太先生と広瀬さんのやり取りを聞いていたかったなぁ〜
病院はサービス業じゃない!でも心と体は一体化。
医師、看護師さんが真摯に寄り添ってくれる事で安心したり救われたりする。
医療関係者の皆さんがこうあって欲しいなぁという願いが高まる一冊でした。
諏訪野先生のこれからの活躍も読みたいなぁ。
第3弾に期待しよう!
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循環器内科医諏訪野が研修医時代に遭遇した体験談3編を語る医療ミステリー。医療現場の様々な想いに感涙しつつ、諏訪野の実は大層な名探偵ぶりに、謎解きミステリーとしても十二分に楽しめました。じんわりあたたかくなる結末も素晴らしい。繋ぎ役として天久シリーズの小鳥遊と酔っ払った鴻ノ池が絡んでいるのが微笑ましい。
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祈りのカルテシリーズ第二弾。今は循環器内科の諏訪野良太先生の研修医時代を振り返る話。特別病棟にいる母親に絶縁状態になっていた息子が救急処置室で会うように画策した救急外科。元アイドルユニットの双子の片方が整形を繰り返す美容整形外科。諏訪野先生の医療知識と勘によって謎が解き明かされていきおもしろかった。「医学は永く、そして、より良い生涯を送れるようにするための学問だ。」最後の緩和ケア科の窪先生の言葉がよかった。救急に来ていた広瀬さんに繋がっていい話なのに「二十五年目の再会」という題名がミステリーとして残念だ。
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現在(2022年秋)に玉森裕太主演で連ドラ化されているものの原作の続編。救命救急部と形成外科、緩和ケア科の3編が収録。今のところどれもドラマにはなってない話だが、最後の話は多分最終回にやるのね。なるほど、そう云う事だったんだ。しかし、幕間に天久鷹央シリーズの小鳥と舞が出てくるのには参った。どこででも変わらん舞ちゃんですわ
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医療ものと推理ものを足して二で割ったような感じ(医療ミステリというジャンルらしい)。お医者さんはそこまでしないだろう、と思いつつも、フィクションとして面白く読めました。
やっぱり、知念実希人さんの作品はヒューマンドラマというか。人と人との繋がりや交流の描写が感動的ですね。
最後のお話では泣いたし、読み終わった後に改めて表紙を見たらうるっときました。
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【収録作品】プロローグ/救急夜噺/幕間 / 割れた鏡/幕間 2/二十五年目の再会/エピローグ
研修を経て循環器内科医となった諏訪野良太が、学会で医学生時代の同級生・小鳥遊と彼が連れていた研修医・鴻ノ池に出会い、研修のエピソードを語るという体での連作。
小鳥遊と鴻ノ池に、別の作品の医師名もちらりと出して、テレビドラマ化にあたってのファンサービス作品かな。