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恥ずかしながら著者のことを存じ上げず、たまたま本屋で気になったので読んだ。
著者が今まで生きてきて得た知識や、経験などを書いたエッセイとなっている。内容としても難しすぎずスルスル読める。
特に、子を産む/育てるなどのエネルギーを多く投資する性別の方が相手を厳しく選ぶ、著者が紹介している高橋淳教授の「免疫が祭りで作られる」とする説など、著者の専門である動物行動学の知識も満載で、動物行動学にも興味を持った。これらの知識が私たち人間のこういう部分と通じている、といった、専門外の人間でもわかりやすく書かれている。
著者の失敗体験なども具体的に書かれており、タイトル通り「著者」という人間が読み解かれていた。
他にも動物行動学に関する本を読んでみたいと思う。
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最後の不妊に悩まないでは良かった。迷い犬とケーキ屋のエピソードは共感した。この人のこと好きじゃないから好きになれるかなって思って読んでみるけどやっぱり好きになれない。嫌い。何か変。
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人も動物なんだよね。ということが、竹内さんの人生の経験を絡めて、人の行動からわかりやすく説明してある本だと思った。
彼女の年齢で小学生の時にとった行動はたいそう風変わりに先生には思われたでしょうね。漢字の書き順にも意味があるとわかっておもしろいと感じた。というところも、学ぶってこうゆうところから広がっていくんだろうな。と子育てにも大事にしたいエピソードだと思った。
私は考察編もあるある。なお話がたくさんでおもしろく読めた。他の著書も読んでみたい!
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動物行動学で有名な竹内久美子さんの自伝というか振り返りの著書。
きっと傍目には「変わった人」と思われるような方なんだろうなぁ。
男女のこと、遺伝のことなどを知りたいと思ったら、やはり竹内久美子さんの初期の著書が良いと思いました。