投稿元:
レビューを見る
インターネット時代になって、みんなが「同じ情報源」を得ている時代でなくなった結果、今の人間は知らず知らずのうちに、「自分が得たい情報だけを得て、自分が信じたい情報だけを信じ、自分が信じたいものを一切批判しないで簡単にダヨネーといってくれる人たちだけとSNSで繋がって、どんどん過激化した意見をいえばいうほど身の回りの小さいコミュニティから喝采を浴びられる」ような状況にあります。
そういう方向でどんどん言論を過激化するということは、要するに「逆側の立場にいる人間」を、とにかく「全力で否定し全力で罵倒する」ための理論武装を完璧に行っていくということです。そうすると「ある範囲」までは確かに賛同者が簡単に得られる。しかし、同時に「逆側」に「反対の意見を持っている人たち」がたくさん出てくるので、「大きな会社単位」「地域単位」「国単位」みたいな状況になってくると、どこにも進めない状況になってしまうのです。
第四の矢 違う立場の人達とも共有できる国家ビジョン
極論をいう両者の間に、ゴリ押ししない形でちゃんと合意を形成する文化というのは、これからの21世紀には度の国にも普遍的に必要になってくる
原爆解 合意形成の谷 ホロコースト解
我々は個別の論点において、「自分の反対側の敵を論破」することに血道を上げるのではなく、「良質の具体的な解決策の大量培養」にもっとも適した「場つくり」「環境整備」にこそ集中すべき
戦前の日本の軍部 空気がきめたからだめ、でなくみんなが悲惨な決断につっこんで行かざろう得なかった空気マネジメントの稚拙さこそが責められるべき
合意形成カーブがM字型に分断してる世界において単純に規制緩和だけを推し進めると、本当にみんなが望んでいるどまんなかの事業が全然具体化しなくなる
合意形成カーブがM字型に分断してしまっているから、結局原爆解かホロコースト解の位置にしかみんなの感情エネルギーを結集できない状況になってしまっているのが原因だ
M字に分断した世界の、原爆解の代表格がDeNA的携帯ブラウザアプリゲームだったとすると、ホロコースト解の代表 新時代の最強アイドルAKB
「自分が絶対善、相手は絶対悪」みたいな構図を振り回すのではなくて、「相手側のそもそもの存在意義」に敬意を払った上での対抗策を考えていかなくてはならない