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わかりやすさが良い。株式投資で人生を逆転させようなどとかんがえない上で、趣味として、どのように投資を楽しむかがわかる本。どうせやるなら勝ったほうがいいし、そのための方法を経験に基づいて解説している。面白い。
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いまでこそ口を開けば「インデックス投資」としか言わない山崎元だが、その経歴を見ればファンドマネージャーとして活躍していた時期も短くないことが判る。当然、個別株投資についても慧眼を持っているはずなのだが、近年は自らそれを封印して「投資に興味がない人が一番効率よく資産形成するための手法はインデックス投資」と繰り返し唱えてきた節がある。
僕が山崎元の著作を読んだのは 2005年「お金をふやす本当の常識」(2001年「お金がふえるシンプルな考え方」の加筆・改題)だったのだが、当時の彼は今よりもインデックス投資の弱点(特に銘柄入れ替えのタイミングを狙い打たれる問題点)を重くみていて、個別株投資を推進していた。銘柄選択の手法については、あとがき代わにり巻末にチラリと書かれた本人の運用記録があるだけであったが、僕の投資スタイルはこれに大きな影響を受けていて、わずか 20ページ足らずの文章ながらバイブルとして100回は読んだ。
その山崎元がついに個別株投資を解禁して、「合理的な資産形成をしつつ 、趣味としての株式投資を楽しむ方法」を著したという。マンガで判る必要はなくて普通に日本語で説明していただければ十分だし、投資経験も20年を越えて今さら他人の意見を聞きたいことは何もないのだが、この本はお布施として購入。山崎元はこの本で「株式投資に良い恩返しができたという手応えがある」と言う。僕も山崎元に印税にして百数十円ながら恩返しだ。彼の著書「ファンドマネジメント」は寡聞にして知らなかったので、これも読む。
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PERで未来の利益予測。ポートフォリオでの分散投資など基礎知識を学ぶことが出来た。読む前まで株式投資は敷居の高い分野と思っていたが、今はリスクを分散することによって誰でとリスクプレミアを得ることが出来ると分かったので、趣味としての株式投資を楽しんで取り組んでいます。もっと株式投資について知識を増やしたいと思っている。
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まだまだ初心者なので、序盤はとても参考になった。後半は仕組みは理解できつつも、理解できないところもたくさんあり、自分の立ち位置がよくわかった。そういう意味でも読む価値のある本だった。