紙の本
光弥くんが可愛い
2022/08/23 12:35
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:かいえ - この投稿者のレビュー一覧を見る
今回もすごく面白かったです。一つ目の話が特に好み。
数村さんの話し方が、50手前にしては古風すぎるのが少し気になりましたが...
このシリーズでは時々社会問題に対する作者の意見が垣間見えますが、この巻はそれがいつもより強いと感じました。
投稿元:
レビューを見る
#読了 続きを待ってたー!県警本部に移動になった怜だけど、確かにこの方が事件にたくさん接しそうで違和感ないかも。
3つの事件のうち、はじめの2つはほぼ安楽椅子探偵状態の光弥くん。最後の話は三弥自身が関わった家庭が事件に巻き込まれ、解決に尽力する。
光弥もすっかり怜の家に馴染んで、光弥母にも経緯を説明して了承をえたので、怜と光弥の関係や状況が安定していてホッとした。次巻も楽しみ。
投稿元:
レビューを見る
警察ものじゃないミステリーは、不自然なほど主人公の周りで事件が起こってしまうね笑
どのお話もどうにもやるせなかった。
光弥はだんだんわだかまりを解消してて何より
投稿元:
レビューを見る
なんというか、全体的にやるせない感じがしました。特に2話目。今のネット社会で生きる若い子はこんな過酷なのか、と思ってしまいました。
怜の家に同居しているので、以前よりも家政夫感が薄く、最終話がお仕事関係でようやく料理の腕を発揮しています。
専攻も犯罪心理学だし、警察の知り合いがどんどん増えているし、身の回りは事件だらけだし。
光弥にはこれからも真っ直ぐ生きてほしいです。
投稿元:
レビューを見る
本格探偵推理小説ですね。
『家政夫くんは名探偵』シリーズ四巻目です。
連城怜は恩海署から県警本部に勤務先が変わった。
三上光弥は大学生の傍らの家政夫のアルバイトも忙しい。
とある事情から、光弥は怜の自宅に同居することに。
三話の短編集。もちろん二人の成長物語でもあるので、時事系列に物語も展開していく。
同居する事によって、光弥はさらに怜の事件に首を突っ込む事になる。いつものように、光弥の大学関係とバイト先の家庭の事件にも関わることに!
シリーズも物語がスムーズさを加えて、マンネリを防ぐ作者の意気込みも感じられる。
怜と光弥の、人間性の温かみが物語の根底にあるので、安心して作品を楽しむことが出来ますね。
殺人事件でも、暗さが無く、謎解きの推理を味わえる作品なのが、このシリーズの魅力です。