紙の本
人生最大の失敗
2023/03/20 12:31
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投稿者:まんまる - この投稿者のレビュー一覧を見る
表紙が怖い感じでしたが野原さんの話で一番好きな話でした!
後味悪い感じじゃなくおわったのが凄く良かったです。他人からみたらとかで全然違うんだなと。
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夫が浮気し、子どもが大学生になったことをきっかけに50代で離婚した主人公のエリコ。
エリコの自立、感情、それからを描いたコミックエッセイ。
私の人生最大の失敗は、自分の意志で人生を作ろうとしてこなかったことだ。
簡単なタッチのイラストに、共感の嵐と言える内容。
人生に勝ち負けなんてない。
自分の人生を自分で受け入れて生きていくのみ。
いい漫画だった。
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自分の両親と被る話だった。
元夫の最大の失敗は「妻の不機嫌を見て見ぬ振りをしてきたこと」というのが印象的。
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離婚って、ものすごい決断だと思う。
これで良かったのかと思い悩むのは、とても自然だし一生懸命で共感できる。
愛着のある家、その家で一緒に暮らしてた夫や子供。年月。それらを一気に失ってひとりになったら、そりゃ寂しい。将来への不安もある。
離婚バンザイではないと思う。
人と触れ合いたいから、ちょっとした優しさに揺らぐ。だまされてもいい、なんて気持ちにもなる。
そんなエリコさんの気持ち、娘の気持ち、
とりまく人々、さらっと描かれていて、とてもいい本だと思いました。
家事育児に疲弊してる妻と、妻に任せきりの自分勝手な夫。
この状態って、いつになったら変わるのだろう。
昭和でもなく、平成も過ぎたのに、時代が変わっても変わらないのはなぜ??
生きていくためには仕事をして、さらに家事をして金銭管理をして、当たり前。
一人暮らしなら男女問わず誰でもやること。
なのに、妻という存在がいると、その当たり前のことを妻にだけ押し付けるのはなぜ??
夫は家事を少しすると、「手伝ってる」と言うのはなぜ? これは妻がやることだと思ってるから「手伝う」という言葉になる。自分ごとに思ってない。
妻たちは、夫の悪口や不満を言い合う。
ネタとして、笑うためのイジリならいいけど、
その内容ってなかなかに重くて笑えない。
毎日そんなに嫌なのになんで離婚しないの?
妻は「生活」と「気持ち」を天秤にかけて、
ラクな方を選んでるんだよね。
子供がいるからなんて言い訳。
ホントに嫌なら、子供連れて離婚するもの。
夫側の意識改革も必要だけど、妻側も自立して仕事や生活を作っていかないと、夫に依存してる限り、変わらない気がする。「生活」との天秤は必要なくて、自分の気持や生き方で決めていいんだと思う。
妻の役目とか、添い遂げる美徳とか、世間体とか、
私が我慢すればいい的な自己犠牲精神とか、
それって、実はそんなに大事じゃない。
夫が稼いできて妻を養ってると、主従関係みたいのが出来るだろうと思うから、
結婚しても子供ができても、仕事はやめない。
(何かの都合で辞めても、別の仕事を始める)
家庭以外の自分の世界を確保する。
夫は「主人」ではない。夫は「夫」です。
生きていたら、失敗も後悔もある。
人生最大の失敗に気づいたら、そこから出直せばいいんだと思いました。人は学べるんだから。
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娘さんが一番大人。
両親をよく見て間に入って感心した。
父親の浮気にまで気付いているってすごい。
「察してよ」っていうのが物語っている。
夫婦といえど他人同士。
「察する」姿勢は大事だと思う。
でも他人に求めるものでもないと思う。
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察っしてもらうことを期待するんじゃなくて、ちゃんと話をすることが大事なのかもなあと最近思う。勝手に我慢して、自分が我慢してることに気づいてもらえないことに怒ってるのが、何だかなあって感じ。
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我慢しないで、生きる。 自分の人生だもの。
でも、相手の世界観や価値観を尊重し合い、話し合うのも大事。
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Amazon Kindleで2022.12.29に購入
すぐに一読したはずだけど、メモも残ってない。
今読むのとは、また違ったことを感じていたはずだ。
野原広子さん著
可愛い絵柄で無駄のない線、どうみてもほのぼの系の属性なのに、ストーリーはいつもサスペンス、ホラー、どろっとしたもの、そして一抹の希望がミックスされてる。出来事も登場人物の心の動きや行動も、あまりにもリアルで、リアルなゆえに強い心を自分が持ってないと油断して読んでたら押し潰されちゃいそう。
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放っておけば悪化していくばかりの関係。別れた方がよいこともある。気持ちに折り合いをつけ、妥協しながらも、続けた方がよいときもある。失ったものは取り戻せない。後悔はほどほどに、次を考える。自分も完全でなけれ相手も完璧ではない。理想と現実のギャップ。相手ではなく自分が何をできるかだ。その時、その場で、”よりマシ”な選択をする。何が自分をよくするか?弱きものの犠牲が少なくて済むのは何か?”ベスト”ではなく”ベター”を目指す。「人生最大の失敗」とは?それは終わらないとわからない。そのときあなたはこの世にはいない。
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作者の書かれる夫はほんとどれも嫌な人。
現実もこういう夫がほとんど。
そんなことないって言う夫たち多いと思うが、妻が耐えているだけ。マンガや活字にしたら当てはまる人だらけだと思う。
離婚後の勉強にもなった。
離婚が目標になっている方は一度読んで(離婚後はこういう事も有り得るんだな)と軽く参考にできると思う。