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「セパレート思考」とは、ひと言でいえば、「問題を仕分けする思考法」である。直面した問題は、情報や環境、時間、考え方、人など、さまざまな要素が複雑に混ざっている。それらを仕分けすることで、問題の本質が見えてきて、正しい決断と行動ができるようになる。具体的な仕分けの切り口は、
①思考では、(1)定量目標、定性目標、(2)目的、手段、(3)抽象的、具体的、(4)原因、解決策、(5)事実、意見、(6)収束、評価
②行動では、(1)プロセス、結果、(2)短期、長期、(3)大項目、中項目、小項目、(4)やらないこと、やること、(5)こだわる、こだわらない、(6)変えられる、変えられない、(7)任せる、先延ばし
③情報では、(1)要点、実践、(2)鳥の目、虫の目、魚の目、(3)顧客、自社、競合、(4)What, How, Why, (5)過去、未来
④ビジネスでは、(1)誰に、何を、どのように、(2)商品、価格、販路、宣伝、(3)新規、リピート、客単価
などである。
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セパレート思考とは、大きすぎたり、複数の要素があり判断が出来ない場合などに判断できる大きさにまで要素を細分化して整理する思考方法だろうと思って読み始めたが実際その通りだった。
この考え自体は様々なビジネス書で書かれているので、目新しさはない。
この本で、著者が20代の時、この思考を知らずダメダメビジネスパーソンだった時の
実体験を基にしたエピソードが書かれている。
ただし何度も書かれ過ぎていて、ちょっとうんざり。
またこの本を書くという事についても、子供にパパはどんなシドとをしているの?と言われたのが本を出したいけどと迷っていた時に、前向きに向かわせるきっかけになったと書いていたが本文に書かれていると、「なんだよ家族への説明のために本を出したの?」と言う気持ちになったので、終わりに書くべきだと思った。
気になった点
3M症候群:ムリ、ムラ、ムダにより業務効率化を落とす思考のメタボ
抽象的なものを具体化するための3つの視点
・数字
・時間軸
・固有名詞
問題解決法
原因究明と解決策を仕分けして因果関係を考えながら解決策を考える
他人に任せるのが苦手な人が知っておきたい3つのポイント
・日ごろの人間関係
・タスクなどの情報共有
・先に相手の予定を仮押さえ
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頭の中の情報を仕分け(捨てる・減らす)と見える化(セパレートメモ術)して脳を外部化し、万全な状況がありえないことを前提に制約を最大限に活用する行動に集中する
<セパレートメモ術>
A4横書き
1テーマ1枚(データ化して即捨てる)
<仕分ける>
目標を定性・定量に仕分ける
目的と手段を取り違えないよう仕分ける
ToDoとDoToDo(捨てる、任せる、先延ばし)を仕分け、さらに短期と長期に仕分ける
事実と意見を仕分ける
具体(数字・時間軸・固有名詞)と抽象を往復する
こだわることとこだわらないこと、変えないことと変えられることを仕分ける
評価を判断するメリット・デメリット仕分け
<問題解決と行動計画、マインド設定>
問題解決は「なぜ×3回」から始め、「実行のしやすさ×効果」マトリクス表にし、結果目標とプロセス目標をセットにして行動する
鳥の目、虫の目、魚の目(川の流れを読むこと。予見・仮説)で仕分ける
顧客・自社・競合でビジネスモデル考える
三現主義「何を、どのように、なぜ?」で仕分ける
現状分析を「過去」「現在」で仕分ける
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物事を判断するために、二つ(または数個)に分けて考える。
抽象的と具体的、結果とプロセス、長期と短期、
大きいこと、小さいこと
得たいこと、避けたいこと
やること、やらないこと
こだわるところ、こだわらないところ
変えられないもの、変えられるもの
任せること、先延ばしすること
鳥の目、虫の目、魚の目
3C : コ、ジ、キ。
何を、どのように、なぜ
過去の情報、現在の情報、ギャップの原因、これから起きることの仮説
商品、価格、販路、宣伝