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[江東区図書館]
ふと図書館で見つけた??んだったよな??
それとも検索で見つけたんだったか、いずれにせよ江東区が近くて良かった。蔵書検索時には、最初に北区、世田谷区、新宿区、品川区、江戸川区、墨田区、江東区と探すが、2018年2月現在、このシリーズを所蔵しているのは江東区のみ。
借りてきて数日置いてあっても読んでいなかったからやはりマンガでもこの本はダメか??と思ったら、今日読んでいた、一気に二巻まで二冊。しかもその続きを読みたがったので、やはり良かったのかな?続きも借りてこよう。
読んでみたら、これまでにあまりなかったタイプのタイムワープ漫画だった。というのは、大抵のマンガは「時代ごと」に巻が続くものが多く、内容の長さと深さはそれぞれだしその中で数回タイムワープすることはあっても、一冊=一時代として構成されているのが殆どだから。
ただ、このシリーズでは、どちらかというと伝記漫画に近く、日常の身近なトピックスからそれに関連する時代や人めがけて歴史順に関係なく、一冊の中で数か所に飛んでいく。紐づきがわかりやすいし、テンポがいいのでどんどん読めるし、各区切りのあとには長すぎない説明ページと、たまーに「レキタン・クイズ」もあるし、読みやすい。流れが続いていなくて個々の史実の関連性や記憶定着には難がある場合もあるけれど、まずは他の歴史漫画よりこれを優先して読ませてみよう!
ちなみにこの一巻は、「徳川家光と参勤交代」、「聖徳太子と冠位十二階」、「小野妹子と遣隋使」、「伊能忠敬と日本地図」の四つ。人名とキーワードをセットにしてあるのもいい感じ。