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献本で頂きました。
日本は大陸と続いていた!
温暖な気候だったり寒冷だったりを繰り返して今の四季折々の日本の気候が生まれたんですね。
大陸から離れたから生まれてきた気候だとか。
いろんな季節が楽しめる日本には5000万年もの歴史があるなんて初めて知ることも多かったです。
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現代が氷河期の間氷期で、今は氷期に向かっている最中なのに、なぜ温暖化問題が起きるのかと何となく思っていた。そこでこの本が読みたくなった。そもそもの知識が疎いので5000万年前からの解説はヘビーなのだが、日本に人類が渡来したあたりから面白くなる。地球の大きな変動の中で小さな気温差は問題ないのかと思っていたがそうではない。わずかな気温の変化で干ばつや飢饉があった。そして今のままの二酸化炭素排出が続けば、2100年までに1600万年前と同水準の気温になり益々台風やゲリラ豪雨が増え北極の氷が溶けて日本の平野は海に沈んでいくことになるのだ。今の子供たちが老人になった時に起きる問題だけれど、現実の生活を変えられない自分たちがいる。
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ブクログの献本でいただいた本。
帯に「超温暖期から氷河時代までジェットコースターのような気候変動史!」とあるけれど、本当にその通りで、今は間氷期に人口爆発して豊かな生活を送っているだけなんだなぁと痛感する内容だった。
海流、風、火山などすべての自然現象が日本、世界の気候に複雑に影響しあっていて、大自然の畏敬を感じた。
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日本列島の気候を5000万年前から解説
どんだけ昔なんだか・・・
日本列島がまだ今のような島国ではないユーラシア大陸の一部だったころからの気候でした
それによるといろんな気候をへて今の気候になっている
ことがわかりました
またその気候の要因なども
植物化石からある程度推測できるようですごいなと
思いました
それにしても5000万年っていう時の長さがもう
この書籍を読む機会をいただいたブクログさんに感謝です
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なんか解像度がめちゃくちゃ上がってる。でも、言ってることは30年前とそれほど変わってない。ブレイクスルーがある時期ってそんなに多くないのかもしれない。
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この本が持っているレンズで見える世界、めちゃくちゃクリアだったです。「ブラタモリ」的な地形を見るレンズとノーベル賞の真鍋叔郎の「大気海洋結合モデル」的な大きなレンズの真ん中ぐらい…地球の中での日本列島の生成を目の当たりにしているようでした。使われる図表もシンプルでわかりやすく、また語り口調もやさしくて、海流の冷たさ温かさ、モンスーンの温度湿度も、体感できるような気がしました。読んだ後で著者チェックしたら科学博物館の先生たちだったんですね。日本の科学博物館って素晴らしい!って感想持ってしまいました。上野に行きたくなりました。COP27の議論も、こういうスタイルで伝えてもらえたら、もっと盛り上がるのではないかと思いました。始新世、漸新世、中新世、鮮新世、更新世、完新世と駆け上がる日本の気候5000万年史、そこが人新世として繋げることができるかどうか…このブルーバックス、とても面白かった、です。
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日本周辺の5000万年間の気候変動を、時間軸をギュッと圧縮して紹介してくれる一冊。スケールが大きい。地殻運動、日照、海流、気温、火山、モンスーンなど様々な要因があって、今の日本の豊かな四季があることを再認識できた。