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心温まる内容だった。心が荒んだ時に読みたくなる。小さな雑貨屋が多くの人の人生を見守っているような描写がすごく好きだ。
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日常に疲れてしまった人や少しゆっくりしたい人が
訪れる『喫茶とまり木』 オーナーのとある経験から経営している喫茶店。登場人物のように羽を休めたいと思っている人には是非読んで頂きたい1冊です!読み終わった後はかなりすっきりします♪
ページを捲る手が止まらないほどです
自分が不器用だと思う人は読んでみてくださいね!
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あったかい本だったなぁ。
自分のダメだなぁとか嫌だなぁとか思っているところを周りの人がそれでいいんだよと認めて受け入れてくれている感じが何か気持ちのいいものに包まれているような感覚になった。
最初の章に出てきた人は母親になれなかった自分を受け入れられずにいたけど、それはそれでちょっと羨ましいと思う部分でもあったり。
私は母の成分が強いと人に言われたことがあって。
でも自分の子どもが首が座るよりも前から仕事復帰してたりもして。
決して母親として褒められるような状況で生きてきたわけじゃないんだけど、誰か一人でもそんなこと言ってくれる人がいるとそうなのかって自分をちょっぴり好きになれたりそんな自分に少しだけ自信がもてたりして。
なんかそんなほんの少しの何かで自分を少し認められるような、そんな優しい感じのする本でした。
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やはり喫茶店って人の巡り合わせというか交流というのがありますよね。ゆっくり時間を過ごす方が多いからかなのか。
心温まるお話ばかりでした。私はやはり0話と5話のつながりと2話のお話が好きでした!
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私もこんな喫茶店を開きたいと思っているので、とても興味深く読んだ。
人が疲れた時、羽を休める居場所の喫茶とまり木。どの物語も共感でき、そして自分をも癒される物語だった。
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小学生の初恋の相手を思って作った喫茶とまり木。
仕事、恋愛、家族、友人関係などさまざまな悩みを持つ人達がお客様。
1つの喫茶店で物語が少しずつ繋がって行く。
りんご箱のハンドメイドアクセサリー、見て見たいなー
⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎
なんの理由もなくても、何か理由があっても、誰でも少しだけ羽を休め、ゆっくり呼吸ができる場所。
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偶然見つけた本ですが一気に読み進めてしまいました。
連作短編集なのでタイミングを分けても読み易いと思います。
著者の言葉のチョイスが上手で、自身の体験からも共感できる部分が多数ありました。思い返すとハラハラした場面もありましたが、とても読み心地の良い、前向きな気持ちになれる作品でした。
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短編集なので、読みやすくて内容も面白かった。
章ごとの登場人物がところどころで繫がるのもまた良かったです。
青山美智子さんの作風に似てる感じかなぁと思いました。
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「とまり木」のタイトルに惹かれて購入。
読みやすくて、読書初心者にオススメ。
特に悪い点はないんだけど、平凡すぎて物足りなかった。最近たくさん本を読んでいるので、ありきたりでは満足しなくなってる。
確かに不器用なのかも知れない(笑)
喫茶とまり木の印象が薄い
母と子は直接面と向かって言って欲しかった
趣味がアクセサリー作りって普通
女同士の友情ってこんなに単純じゃない
アイドルと同居でエロい話が無いって無い
店主の思い出の女の子が現れる訳ない
全てのお話において、母親のセリフが小言ばかりなのも気になった。
茅ヶ崎の「とまり木」は、私にとってとても大事な場所。これからも寄り添って行きたい。
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喫茶とまり木では色んな人々が待ち合わせをする。
母子、趣味友、友達、依頼人とバイトなど。
「一輪の花に花束を」が一番好きだった。
一点ものの女優花子と量産品のニート朔太郎が一週間同居する…という話。
心にほわりと火が灯るような優しい物語。
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エリカちゃんに会える奇跡が良い締めくくりでした。些細なことで人はへこむし、躊躇して、自分を見失う。そんな人に少し距離を置いて寄り添う人もいるもんだ。そんな気がした作品でした。
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喫茶店を訪れた自分の生き方に悩んで躓いた人達の心が“再生”する姿を描いた優しく温かい物語だった。「自分はこうで良いんだ」と、彼らが自分で納得して割り切って前に進んでいく姿には希望を感じた。趣味のアクセサリー作りを誰にも話せなくて悩む高校生のお話が好きでした
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喫茶とまり木にやって来る人達の短編集。
ヒューマンドラマ系。
プロローグの時点でエピローグの想像がついてしまう。
著者が「どこにでもいる人たちを書こうと思った」というように、悩みもありふれている分共感を得やすそう。
穏やかなんだけど、あまり響かなかったかなぁ。
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町の喫茶店「とまり木」に来る客たちの様々な日々を描いた作品。
離婚して離れて暮らす娘に向かい合うことがなかったと思う母、正反対の性格だった高校時代の同級生と再会する平凡な会社員の女性、アクセサリー作家であることを友人達に打ち明けられずにいる男子高校生。そんな人達にとって「とまり木」は大切な場所になっている。
何かを示唆したり、お説教めいた事を言われたりする訳でもないけれど、そこにあるというだけでほっとできる、そんな喫茶店の物語。
こんな居心地の良い、コーヒーの美味しいお店が近所にあったら通いたいなあ。
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中編3つをプロローグとエピローグで挟む形の作品
正直、喫茶とまり木の存在が薄かったように思う。本当にただの待ち合わせ場所になってしまっている。
個人的にはコーリングミーが好き。多感な時期の少年、青年時代が微笑ましくも応援したくなる。