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どこまでも食いついて
「ワニの町」シリーズ第5弾。フォーチュンは保安官助手カーターとの初デートを成功させる。しかし次の日、カーターは何者かに狙撃されてしまう。フォーチュンとのデートもしくはデートの前に何か見つけたらしく、一人で島に向かったのだった。カーターは撃たれ溺れかけていたがフォーチュンが助ける。記憶が戻らないカーター。結局いつもの3人が事件を捜査する。捜査の途中でカーターのボートの近くに別のボートが見つかる。ハンクという男性の小エビ漁の船。ハンクは1年ほど前に消息を断ち、事故にあったと思われていた。
しかし実はハンクは生きていた。武器の密売の末端として働き、また自分が死んだことで保険金を妻子に残せると思っていたのだった。ところがハンクが知らなかった密売のボスは妻ローレルだった。ハンクが自分の息子だと思っていたのは、ローレルと親友ルーカスとの子だった。フォーチュン達3人組が危なくなりかけていたところ、カーターが病院を抜け出したのだった。
《感想》表紙の見た目は簡単に完璧にコージーミステリー。だがミステリー、アクション、コメディのバランスがちょうどいい。このシリーズの中でも特に。町を縦横無尽にかけまわり、川にも海にもいくし、しょっちゅう壁を越えるから、3次元的な動きだってオッケー。なかなかアクションもの。ストーリーはだんだんフォーチュンが隠れている理由である、武器密売にの手が追ってきているというシリアスな面もあるし、メンバーで言うと、ベルが密かに自主トレを行っていることで戦力面としても頼もしくなっているのが嬉しい。相変わらずガーディはお荷物?で完璧にコメディー担当になっていた。これ映像化したらどうなるんだろう、ワンピースがびりびりになっているところとか。最近は日本のテレビでも見ないよ。次回も楽しみ。
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ワニ町シリーズ第5弾。早々に翻訳既刊作読了。
シンフルってどれだけ町長選挙好きやねん(5作中2作町長選挙が背景って)と思うところから、カーターの狙撃入院事件が重なって、SLSの面々も事件解決や町長選挙対策に大騒ぎ
まぁ、大騒ぎはいつものことで、それを読みたいからこのシリーズをおいかけてるんやけど。
回収できてない伏線(本作で新たな伏線が増えてる)があるから、続編には大いに期待している。翻訳中止とかにならないよう、このシリーズもっともっと売れて欲しいなぁ。
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シリーズ5作目。前回は少し恋愛色が強かったが、今回は見事にCIA機密工作員の本領を発揮して河に海にと大活躍のヒロイン。彼女が潜伏せざるを得なくなった元凶の武器商人との対決も近くなった予感。終わって欲しくないシリーズ。
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・感想
相変わらずの安定三人組で今回も面白かった。
勧善懲悪だしお約束も多いから海外版水戸黄門読んでる気分。
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今月第7弾発売の大人気のワニ町シリーズ第5弾は、読み応え十分。前作でカーターとラブラブになった直後から、町の敵対勢力が町長選に立候補し、カーターが銃撃され脳震盪で記憶を数日失うなど、冒頭から波乱の展開。ATFの捜査官も絡んでフォーチュンの正体がばれる危険や、お約束のスラップスティック展開(犬に追いかけられたり、迷彩色下着丸見え事件)を挟んで、ラストへの怒涛の流れは、このシリーズ屈指の犯人当てとサスペンスフル展開でとても満足した。
毎回とても楽しめる作品、もったいないけどそろそろ新作に追いつこうと思う次第。