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女性タクシードライバーのお話。夏子の真っ直ぐさに心洗われる気持ちに。人をやさしく、丁寧に描いたこういうお話、とても好き。
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女性のタクシードライバーという珍しい設定でしたが楽しく読ませていただきました。
労働のルールなど知らないことばかりで勉強になりました。
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小野寺史宜さんの作品を読んだのは、『ひと』以来2冊目です。
『ひと』を読み終えたのが2023年5月6日なので、約10ヶ月ぶりの小野寺作品でしたが、醸し出される全体の雰囲気は、(良い意味で)似ているように感じました。
この2作品を比べる必要は全くないのですが(それでも比べたくなるんですよね)、私の好みでは本書『タクジョ!』の方に軍配が上がりました。
やはり「新卒女性新人タクシードライバー」という設定が、大きな要因であったと思います。
男社会,ドライバーの高齢化,ドライバー不足,ライドシェア導入の是非等々、現在のタクシー業界を取り巻く問題点は多々存在しますが、「新卒女性新人タクシードライバー」の増加は、(全てが解決することはありませんが)有効な対策の一つになるのではと考えられますので、タイムリーな設定だと感じました。
また、主人公である「高間夏子」をはじめ、登場人物達のキャラクター(姫野最高!,鈴央には同情します)にも好感が持てますし、肝心の物語も読ませます。
『みち』よりも読み進め易く感じ、あっという間に読み終えました。
裏面のあらすじに書いてある、
温かくて爽快な青春お仕事小説の傑作!
のとおりであり、お薦めです。
続編『タクジョ!みんなのみち』も刊行されているようですので、読んでみようと思います。
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筆者は、街を巡るのが本当に好きなんだなぁと感じました。出てくるタクシー会社も実在するタクシー会社をモデルにしているし、小説と地図を照らし合わせて、夏子さんの運転するタクシーといっしょに街を巡るのも楽しみ方だと思う。ただ、たしか南初台ICは内回りしか入口がないので中央道方面には行けないと思います。
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素敵なお仕事小説。
東京観光もしてもらった感じ。
地図を広げながら楽しめた、というよりはやはり、人物の描き方が深くてしみじみ。
うっかり、二冊目から読み始まったけれど、それはそれで〜