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・心の底から喜びを感じられる刹那が本当に訪れるものなら、あの世でどうなった
ってちっとも構わない
・思考とは本来空白の時間があってこそ可能
・ちょうど美酒の醸成が閉じた空間で嫌気発酵性を必要とし、これがもし閉じずに酸素に触れてしまうと、アルコールではなく素が生成されてしまうのに似ている
・遊びの本質は無目的。メリットを考えない
・真の満足というものは決して結果ではなく、プロセス
・すべては極めて副次的な人生の役割すらこのような見方の中では無意味だし、茶番に過ぎない
・与えられるものが少ないほど想像力は満足する
・この時代に生きていて「空虚さ」を感じて苦悩する方がはるかにまっとう
・つまり大人は未熟で、小児は成熟
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空虚を感じ、生きている意味を感じないことは、効率重視、情報過多、進んだ文明がもたらす今の世の中で感じないことの方が異常だ。頭でしっかり考え空白を埋める作業をしなくて良い。考える事、悩む事があると言うことは生きている証拠なのだ。
それを念頭に、今の空虚感と向き合う。そして考える事が大切であり、素敵な時間と考えたいと思えるようになった。
面倒、手間、プロセスを楽しめるよう。本来そこが楽しいものなのだ。今の世の中に埋もれてはいけない。
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#なぜ生きる意味が感じられないのか
#満ち足りた空虚について
#泉谷閑示
22/9/27出版
物質的な不足や社会的な不自由さはないけど
なぜか「空虚感」を感じることもある現代を
人間らしく生きるには?
#現代の空虚
#読書好きな人と繋がりたい
#読書
#本好き
#読みたい本
https://amzn.to/3S985Bn
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満ち足りたように思える現代に生きているのに、なぜ生きる意味が感じられないのか。
哲学や文学、様々な思想を引用して紐解いていく。
取っ付きにくい部分もあったが興味深く読めた。というより、よく理解できないな~とすぐ諦めてしまう事が現代の虚しさに繋がっている旨書かれているため、それはできなかった。
「ロゴス」を持たない人に惑わされないようにする。
量より質。
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共感できること8割、新しい気付き2割でとても面白い本だった。
古典の引用部分は理解しきれない内容もあったが、わかりやすく解説してくれているので読み進められた。
図書館で借りたが、自分の手元に置きたくなる本。
この人の他の本も読みたいな。