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かなり期待して読んでしまったので、最後のオチは、もう少し深みが欲しかった。
本庄絆はいいやつでいて欲しかったなあ。
しかし、クイズ番組でよく見るなんでこれだけの情報でわかるの?という疑問には答えてくれたし、クイズの世界と自分の歴史がリンクするところは、面白かった。
なにより、サクサク読めて、小難しさを排除してくれてるのは、肩に力が入って無くて楽しかった。
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・QuizKnock視聴者の立場から、競技クイズのおもしろい本を書いてくれてありがとうの気持ちで、★1つプラスした。
初心者が競技クイズを始めてのめり込んでいく…!ような青春小説ではなく、熟練者の視点で書かれた小説を、自分は初めて読んだ。
テレビのクイズ番組だけを見てきた方が、この本にどういう感想を持つか気になる。
・自分にとっては、あれもこれも「QKで見たやつだ!」な楽しさがあった。著者と田村さんがご友人だから、中でも初期QKに関わる話題が多かったのかしら。突然の白瀬矗はあまりにもファンサ。
・結末が、ヤラセでもなく、魔法でもなく、美談でもなくて良かった。
失恋で終わる恋愛小説、負けて終わるスポーツ漫画、そういうものが好きだ。自分は、それらをバッドエンドとは呼ばない。夢破れて人生あり。
・オンラインサロンを俗悪なものとして登場させる、火の玉ストレートぶりに笑ってしまった。「そういう選択肢もある」と表面上は肯定しつつ、ありありと敬遠する三島よ。
・undertaleのくだり辺りで「別れた彼女が問題制作に関わっていた」「制作班が、三島について元彼女へインタビューした」というつらいつらい想像までしたが、そんなドラマチックな展開はなかった。undertaleも実は本庄分の出題だったわけで、世界は三島を中心に周ってはいなかった。
(アンテ未プレイの方、名作ですのでぜひ。ふだんテレビゲーム・PCゲームをしない自分も、数日夢中になってクリアました)
・1時間ほどで読了。常に、理屈を整理しながら書いてくれるため、たいそう読みやすかった。大学時代の研究対象がアラン・チューリングというのも、なんだか腑に落ちる。読者のこのような勝手な分析は、作中に登場する“ファン”たちのようで嫌厭されそうだが。
・著者の直木賞&山田風太郎賞受賞作『地図と拳』も読んでみたい。
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面白すぎて一気読みしてしまった…
新感覚の読書体験を味わえる、間違いなく今年一番のエンタメ作品!
知識量だけではなく、分析力とか推理力といった諸々の頭脳を駆使して戦うのが競技クイズ。
クイズを解くように進んでいくストーリー展開が鮮やかで、結末も意外性があって良かった。
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競技クイズの仕組みが分かりやすく、主人公が色々と考察していく描写が面白かった
タイトルも、なるほどそういう意味かと
ただ、落ちはもっと凝って欲しかった
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サイン本を購入しました。
オチがいまいちインパクトがなかったかな。
いつも通り文章が読み読みやすくて好きです。
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あらすじを見ただけで、こんな物語あるのか、、、と驚かされた。発想が新し過ぎてインパクトがある。
謎がシンプルで且つ馴染みやすさがあり面白い。楽しいミステリーのような感覚。
徐々に真相に迫る展開はとてもワクワクした。
また三島に誠実さがあり、やらせだと疑いながらも口には出さず、その謎を解こうとする姿勢が好感を持てる。
終盤は軽いどんでん返しでイヤミスにも解釈できるラストだった。
解説シーンがかなりあっさりしてて冷めていたこと、
クイズ一問一問のエピソードは少し退屈に感じて評価は☆3にした。
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クイズについてここまで熱く、描いた作品に私は初めて出会いました。生放送のクイズ番組の決勝で、ある出来事が起きる。お互いに次を取れば優勝の
場面で、問題が全く読まれていないのに、答えて
当ててしまったのだ。いわゆるヤラセ疑惑を持って、1000万円の賞金を得てしまったのだ。本当に
ヤラセだったのか、どんな魔法を使ったのか、クイズに対する熱い思いと、エンターテイメントとしてのクイズの面白さが、ギュッと凝縮した作品でした。
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読みやすくて面白かった。クイズプレイヤーの思考をなぞりながらミステリも味わえる。真相は興ざめだが妥当な線かな。
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ストーリーはとても面白いのに、なかなか先に進まないもどかしさがあった。期待しすぎてしまっていた部分もあるので余計にあっさり終わっちゃった!という印象だった。
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文学書評
読書レベル 初級
ボリューム 189頁
ストーリー ★★★
読みやすさ ★★★★★
ハマリ度 ★★★
世界観 ★★★★
知識・教養 ★★★★★
読後の余韻 ★★
一言感想:クイズ番組が好きな方、直木賞作家の著書を気軽に読みたい方にオススメです。
ページ数が少なく、文章の構成もわかりやすいため、とにかく読みやすい小説です。そして読み終えた後は、『クイズ番組』を楽しむポイント(視点)が間違いなく変わります。そういう意味で本書から深い教養を得る事ができました。ただ、最後のオチが若干物足りなく感じてしまい、読後の余韻に物足りなさを感じてしまいました。
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サクッと読めてなるほどと思う良作だと思います。人が死なないミステリと言えばそうなのかもしれないけど、果たしてミステリなのかどうか……。とにかく読みやすくて引き込まれる作品なのは確かかな。個人的に、桐崎さん気になりました
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クイズの世界にフォーカスが当てられ、一つのあるクイズ番組の決勝について主人公が思考を巡らせ、その真相を明かすという物語だった。
私が少し競技クイズをやったことがあったため、登場人物の気持ちなどに深く共感できた。それもあってか、一気に読み切る事ができた。これは小山さんの文章、物語が読みやすいと言うこともあるだろう。この物語は真相が本人によって完全に明らかになる作品で読み応えがあった。
終始物語の先が気になるように書かれた文章であったため、最後まで楽しむ事ができる作品だった。
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そうなのかあ、クイズ競技。
評判どおり面白かった。
ピンポン!
クイズが私の人生を肯定してくれる。
クイズは人生。僕達はいつもクイズを出題され続けている。世の中のほとんどのクイズに答えはない。
一気に読みました。
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読み始めたら止まらず、あっという間に読み終わってしまいました!クイズは知識だけを競うものではなかったんですね。競技としてのクイズとは、人生としてのクイズとは。これからはあらゆることがクイズに見えてきそうです。
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クイズ番組の決勝で相手が問題が1文字も読まれていないのに正解し優勝を果たすという不可解な事態が…
競技やクイズプレーヤーという言葉が出てきてクイズの見る目が変わりました。問読みの口の形や吐息で問題を予想し答えを導き出す所は漫画のちはやふるを思い出した。