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<目次>
はじめに
序章 英語の歴史とその変遷
第1章 ギリシャ神話の世界観
第2章 古代人の宗教観と世界観
第3章 古代国家の社会制度
第4章 文字と文化
第5章 学問とスポーツ
第6章 季節と行事
第7章 芸術と創造
第8章 医療と健康
第9章 戦争と道路
第10章 人々の暮らしと労働
<内容>
英単語の由来を神話や世界史と結びつけておさえていこう、という本。グリムの法則など語形変化のポイントとギリシャ神話の世界観、欧米人の歴史や生活を意識すると、意外と英単語はすんなり覚えられるのではないか?英語教師がしっかりと読み込むべきだろう。
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この手の本は初めて読んだが、ヨーロッパの歴史も一緒にわかり、楽しめた。中高生時代にこういった本に出会えれば、英語を一生懸命に勉強したかもしれない。
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語源好きには堪らない一冊。線を引いてないページがないほどに楽しめた。英語や印欧語族に興味がある人にはぜひ手に取ってほしい。
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辞書を読んでいるかのような重厚な本だった。一つ一つの語句を覚えることは困難であるが、いちいちなるほどと思えるおもしろい内容であった。根気がある方におすすめです。
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ストーンヘンジを造ったのは、地中海沿岸地域にいた巨石文化を持つ民族が西へ徐々に移動しながらイベリア半島に移り住み、その後、紀元前3000年頃にブリテン島に渡ったイベリア人であったとする説が有力視されている。
紀元前7世紀ごろになると、ブリテン島にケルト人が大挙して押し寄せてきた。43年にローマ帝国に占領され。属州ブリタニアとして支配された。ローマ人は、彼らを刺青をした人々を意味するピクト人と呼び、その後ブリトン人と呼ばれるようになった。
449年にアングロサクソン人が侵入し、ゲルト社会は破壊され、スコットランド、ウェールズ、アイルランド、コーンウォールなどに追いやられた。ブリトン人と呼ばれる部族の人々は、イギリス海峡を渡って、現在ブルターニュと呼ばれている地域に移り住んだ。アングル人は、その地形が釣り針(angle)に似ていたユトランド半島の海岸線から移住した人々で、イングランドはアングル人が住む土地が語源。
8世紀半ば頃からノルマン人の一派であるデーン人がブリテン島の侵入し、英語は古ノルド語の強い影響を受けることになった。 1066年にはフランス語を話すノルマンディー王がイングランドを征服したため、roomとchamber、stoolとchair、deepとprofound、sureとsecure、beginとcommence、hideとconcealなどのフランス語との二重語が生まれた。また、catchはchaseに、capitalはchapterに、canalはchannelに変化した。
フランス語はラテン語の影響を受けているが、ラテン語はギリシャ語の影響を受けている。