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国際的に体系化されているプロジェクトマネジメント手法PMBOK(ピンボック)を童話調に噛み砕いて解説している本。思っていたよりも読み応えがあり、特に「3匹の子豚」のチャプターでは即実践できる内容が多く業務にも活かせたので良かった。
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プロジェクトマネジメントの各テーマについて、童話を交えて説明。PMBOK第7版に対応しているのも良い。
・三匹のこぶた:段取り
計画を立てないのは、失敗する計画を立てているのと同じ
WBSの後に役割分担表を作る
・うさぎとカメ:ゴール設定、計画
コミニュケーション計画
誰が、いつ、どのような情報を、誰が伝えるかを決める
なぜ(失敗の原因)だけでなく、
何がそうさせた(今後の改善)も繰り返して
やるべき事を見出す
・桃太郎:仲間
人を動かすには、相手にとって価値のあるものを提供し、こちらの欲しいものと価値交換する
情報共有を怠るとチームワークは乱れる
・ヘンゼルとグレーテル:リスク管理
リスクが顕在化した時の対応も振り返りする
リスクの再評価に繋げる
問題は見つけたらまずチームに報告し、みんなで解決する。独りで抱えなくて済むためのルール、プロセス、体制を作る
・アリとキリギリス:情報共有
相手とは価値観や基準となる考え方が異なる
自分の基準を知ってもらい、相手の基準で話を聞く、考える
・長靴を履いた猫:信頼構築
与える、は何度も自分の意思で行う
メンバーと接する回数が多いほど良い関係を築ける
PJ失敗の原因のほとんどは「人」が絡んでいる
立場の違う相手の感情を理解する
負の感情につられない、感情的にならずコミニュケーションの目的を考える
PMが各メンバーに関心を持つと、メンバーに当事者意識が生まれる
メンバーそれぞれに個人目標と、
それがPJ成功への貢献や個人成長にどう繋がるかを話す
・シンデレラ:付き合い
面倒くさい人からの不愉快発言をかわす
言うべきは言う、不必要は言わない
おうむ返しか、yes,but
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童話を題材にしていて、わかりやすい内容となっており、初学者には読みやすいのではないかと思う。ただし、わかりやすい分、得られる知識は一般論的な、通常社会人としての理解があれば導き出すことのできる常識的内容にとどまっている。体系的にPMを学びたいのであれば、やはりPMBOKを勉強するのが一番近道のように思える。
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https://www.shuwasystem.co.jp/book/9784798050447.html ,
https://bizfighters.com/book/dpm/index.html
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童話でわかるプロジェクトマネジメント
僕も始めは、『童話でわかるプロジェクトマネジメントって…プロマネが童話でわかるなら苦労せんわ⁉︎』と思ってました…
でも読んでみて分かりました…
『これって良書やん!』と…
特に、童話パートと解説パートが、背景の色が違うなど物理的にもきっちり分かれており、読みやすさ抜群。しかも童話についてもプロジェクトマネジメントを解説するために改編されてはいるが面白い!(小学校5年生が面白がって読んでいましたw)
そして、付録としてPMBOC第7版の解説資料付き。体系だった知識も、しっかりと載せてくれているからこそ、童話でのエピソード解説に深みが出ていました!
プロジェクトマネジメントの大枠、考え方、学び直しに適した本かなと思いました!
プロジェクトに関わる人たちが全員この本読んでいればスムーズに進むんだろうなと…
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プロジェクトマネジメントの知識を、童話と解説文で説明してくれます。また巻末で、PMBOKの概要説明もなされています。童話は、プロジェクトマネジメント説明用に改変されており、「こうはならないでしょ笑」とクスクスしながら読めました。
良かった点は、恐らくPMBOKに忠実だっただろう点です。他の入門書に比べて、その解説が多かったです。また、最新の第7版と、それまでの改変点にも言及がありました。
一方で、童話は逆に分かりづらかった気がします。話の流れが冗長になりがちでした。また、童話と解説が頻繁にスイッチするので、頭の切り替えがうまくいきにくかったです。
とはいえ、童話の存在がとっつきやすさに一役買っていて良かったです。
個人的には、コミュニケーション部分が特に勉強になりました。
学び
・コミュニケーションは、アクティブリスニングで。相手も「聞いてもらえてる」と感じ、話を聞き出しやすい。
・何度も会えば、それだけ好意を感じてもらえる
・まずは自己開示から。
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3まで読んだ
1 3匹の子豚
ニーズを明確に
水準、コスト、要求仕様…
チームを意識する→専門性や長所を活かす
WBS やるべきことを明確にする
2 うさぎとかめ
計画する時にリスクを繰り返し考える
目標設定
みんなが同じ目的を見れるようにすること→同じ
方向を向くこと
やらないことを具体的に決める
3桃太郎
不安なプロジェクトは不安点を聞き出す
自分も伝える
信頼関係の構築
内発的動機づけ
外発的動機づけ→一時的
個人が何を大切にしているか理解していること
会議の目的、アジェンダ、期待する成果を会議前に明確にする
だれがいつまでに何をやるべきか明確にする
実行されていないのは、成果が明確でないから
コンフリクトの望ましい解決策は「対決、対峙」