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最初から惹かれあう二人なのに必死に冷たい態度をとるヒーロー、無駄な抵抗がありありで笑える。
最後の会話が秀逸。セクシーな服を見たヒーローに「…言葉に気をつけないと、今日はあれを着るわよ」示されたドレスを見てニコスの顔から笑みが消えた。まるで罠にかかった鼠ね。「燃やしてやる」「私が着たところ見ないうちに?」…「見てからだ。ただし、みるのはぼくだけだ」
いいよねえ~。
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イタリアの片田舎で伯母と貧乏暮らしをしていたヒロイン。富豪の実父を訪ねていくとなんと他に七人の姉妹がっ! ってプレアデスかよっ!
貧乏暮らしが抜けないヒロイン(なぜか抜群のプロポーションで男心をそそる)が、姉妹が着ないドレスをせっせとリフォームして着るところが楽しかった。実際は上等な布地を素人がいじると台無しになる方が多いと思うけど、ハーレクインだから! ファンタジーだから!
トイレにもバスルームにも鍵なしのヒーロー邸宅。二人で住んでる分にはいいんだろうけどホームパーティーとか開いたら恐ろしいなと思った。
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2600号記念作品
『愛に戸惑う娘たち』は富豪オスカーと八人の娘たちを描く、ハーレクイン作家による連作シリーズ。
初版の記念号には、作者のメッセージ。
連作ではあるが、登場人物の絡みは少ないので単品で楽しめる。
ドン底に突き落とされ、激情の波にもまれるいつもの展開とは違い、明るいヒロインの前向きさが、作者の話を読み慣れているとちょっと物足りないかもしれないが、良いロマです。
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