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紙の本
愛と笑いの国際結婚エッセイコミック
2008/06/10 22:23
5人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:もりこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
祝、流水さん家のアルナちゃん小学校入学! その頃兄のアシタくんには学級崩壊の危機が…! もはや何だか長年のご近所さんのように思えてきた11巻。それだけ作品に臨場感があるということでしょうか。
作者が1年の4分の1をインドで過ごしていたという「インドな日々」と本作を1巻から読み返してみると、結婚、出産、育児と、家族が出来上がっていく様子が刻々と描かれていて、作者本人とご家族にとってこそ最も良い記念ではないかと思います。
あくまでコミックなので誇張や簡略化、多少の脚色はあるにしても、これだけ欠点も弱点もあけすけに出せるのは作者のおおらかさのなせる技、飾らず取り繕わずいつも自然体なのが快いです。絵柄も分かりやすく読みやすく、たまに作者がホラーの畑出身であることを思い出しつつ笑わされます。喧嘩しても文句を言っていてもほほえましいのは根底に揺るぎない愛情があればこそ、夏休みの里帰りがインドであること以外に大きな違いはないように見えます。
しんどい時、楽しい時、嬉しいこと、腹立つこと。親って家業は大変だけど、子供って商売も楽じゃない。そんな大人の気持ちも子供の気持ちもとてもよく観察されていて、あの頃あの時、疑問だったこと理解できなかったことが、すとんと分かってしまうような表現も随所にあるのがすごいです。
ご一家の今後益々のご発展を思わず祈ってしまう1冊でした。
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