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谷垣ニシパ達離脱!?また、どこかで登場するかなぁ?すると思うけど、平和につつましやかに過ごしてくれたらいいなぁ・・・という
すっとりとしたOPにから。
飴売り&海賊望太郎の登場で、新展開!
ジャック・ザ・リッパーを追う宇佐美君が変態力でお手柄!?
ちょい役だが、郵便屋さんがおいしい役どころだったな。
土方組もおもしろキャラ多くて、おいしいなぁ。
そして、札幌へ
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ここにきて、また新しく濃いキャラが出てきたー!
意外といいやつ?なのか?
そして、切り裂きジャックの模倣犯。
これ、本当にあった事件なのか気になるな。
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二周目
インカラマッ「それはヘソの緒の残りです」
wwwwwwww
オソマと谷垣ニシパの再会。
オソマ、谷垣ニシパの相手もしてあげて...w
谷垣夫婦は二人には幸せでいて欲しいし、
もうこの争奪戦に参加しないで欲しいね。
そしてバタバタしてる鯉登少尉おもろすぎw
また写真貼り替えて「こういうことだ!月島」はおもろすぎ
違う意味で鶴見中尉を信じたい二人。
怪しい飴売りの顔面刺青の男に出会う杉元たち。
「若山」(ヤクザ?)の名前を出す飴売り。
とりあえず放っておくことにし、
石狩川を舟で渡り、江別に向かうことに。
盗賊と思われる海賊房太郎一味と遭遇。
アシリパと杉元の関係をすぐに見抜く海賊。
観察力えぐい。
人懐っこくて可愛い。
宇佐美と現場を操作する菊田特務曹長。
宇佐美の探偵ぶりが気持ち悪すぎる...w
どうしたらいいかわからない有古。
実は中央のスパイ菊田特務曹長。
変装する土方一味。尾形の親孝行しぬ。
土方に手を貸す石川啄木。
娼婦殺しの犯人はジャックザリッパーの模倣犯。
札幌へ向かう顔面刺青入りの飴売り!
札幌でなにが起きるのか..
最後の尾形にやられてしまう(笑)
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河を進む旅船での戦い、不死身の所以。異国人の連続殺人鬼や怪しげな覆面野郎。複数のチームが平行し進む道中は、目指すゴールは金塊のありか、意味ありげに差し込まれるページやコマが印象に残るクライマックス感満載な24巻。
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石狩川は樺戸監獄へ物資を送る為に舟運が発達した 当時の郵便配達人は拳銃で武装していた 結核 疱瘡 江別という地名はアイヌ語のユペ・オッ「蝶鮫が沢山いる」から由来した説がある 海賊房太郎と手を組もう 蝶鮫の卵はウォッカが合う こいつはとんだ精子探偵だぜ 「中央」は鶴見中尉に金塊を見つけさせて最後には消せと言っている
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これまで9巻、12巻、18巻と感想を書いてきて、今年遂に31巻で完結した。一挙に終わりまで読み通そうと思ったら、そんな薄っぺらい話ではなかった。話はロシア革命の皇帝暗殺グループも関わってくるやら、単なる悪役軍人グループと思っていた鶴見中尉たちの過去の経緯が詳細に描かれるわ、と主要登場人物の背景まで全部描かこうという勢いである。そんなことすると、そいつらに感情移入してしまうじゃないか、と困ったことになっている。
特に鶴見中尉は、ウラジオストックで青年将校としてロシア女性と家族までもうけてスパイ活動をしていたかと思えば、鹿児島で鯉登少尉をたらしこみ、新潟で宇佐美をたらし込み、同胞のためには人を殺すことを逡巡しない人材を見つけている。金塊を見つけて独立国家を作る夢も怪しくなってきて、なんか物凄く複雑な人間に変貌してきている。
単純に比較できないことを前提としていえば、白土三平の「カムイ伝」が、60年代北海道での独立国家を目指した「夢と破綻」の大河物語を志向して挫折したのだとしたら、21世紀の半世紀が過ぎた日本で、同じく1910年代の北海道を舞台に、新しい「夢と破綻」の大河物語を志向しているのかもしれない。と思うようになってきた。
21世紀の作家は、もはや半世紀前のように、人民の蜂起による革命などは、頭の隅にも擦りはしない。24人の脱獄囚たちの群像は、失われた20年を生きてきた現代の若者を象徴しているのかもしれない。抑圧され、愛を奪われた若者たちの群像である。それでも、生を輝かせるとしたら、何が必要なのか。
まだわからない。
21巻でアシリパは、当時最新の活動写真でアイヌ昔話を記録させてもダメだと悟り次のように言う。
「(活動写真は)いまを生きる私たちの全てを残すにはまだ十分なものじゃなかった。(略)やっぱり自分たちで大切にする気持ちがなければ残っていかない。キロランケニシパからいろんな民族の生活を見せてもらった。樺太の旅はそれを知るためのものだった。キロランケニシパやアチャ(アリシパの父親)の言う通り、守るためには戦わなければならないのか」
それはいざとなったら、アシリパが人を殺すということでもある。杉元はそれに反対する。
「それはアシリパさんじゃなくてもいいんじゃないか」
「杉元お前は‥‥!!私のためじゃなくて、私の中に(平和な時の)干し柿を食べていた頃の自分を見ているだけじゃないのか?」
「確かにそれもある。(略)(父親やキロランケは)自分の命と引き換えに、戦って守るしかないのだという選択肢にアシリパさんを追い込んでしまった。俺はそれが許せない。(戦って人を殺して地獄に落ちる苦しみを俺は知っているから)俺はアシリパさんにこの金塊争奪戦から下りてほしい。知ってからでは、もう遅いから」
そして21巻の最終でアシリパは杉元に宣言する。
「コタンに帰ってチタタプして暮らすか、アイヌを守るために戦争するか、選ぶ道はひとつじゃない!杉元!相棒なら、これからは「するな」と言うな!何かを「一緒にしよう!」って前向きな言葉が俺は聞きたいんだ!」
杉元をスッキリ頭を切り替える。
���よし!俺たちだけで金塊を見つけよう!」
もちろん、それは困難な道である。
あと7巻。杉元の役割は、いったい何処に見つかるのだろうか。アシリパの夢はハッキリしてきた。それは実現するのか?破綻するのか?
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谷垣とインカラマッを逃がす鯉登と月島。砂金が取れた川の流域を、刺青囚人を探して回る杉元一行。歌志内で奇妙な刺青を持つ飴売りの男に出会う。実は子供を殺す刺青囚人「上エ地圭二」であった。上エ地を取り逃がす杉元たち。石狩川を下って江別に行くことに。強盗のため乗り込んでくる海賊房太郎。郵便配達人が銃を撃つ。そこへすれ違った第七師団の船。気付かれる。船をぶつけて追跡不能にする房太郎。ひとバトルあり、海賊が仲間に。札幌で娼婦殺人鬼を追う宇佐美と菊田。精子探偵宇佐美により、殺人鬼に出会うも取り逃がす。石川啄木によれば、手口がジャックザリッパーに似ている。菊田が中央のスパイであることが明らかになる。鶴見中尉に金塊を見つけさせ、最後には消す算段。札幌に集結する全勢力。
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月島軍曹と鯉登少尉が谷垣を見送るところから始まる本巻は海賊棒太郎と石狩川で相まみえることになるのですが、生まれてから約35年転々と暮らしていた馴染みの地名が続々と出てくるもんだから、また1人で胸熱くなってしまいました。
どうやら、違う種類の殺人鬼が2人も札幌に来るらしい。やめてよ。どこにも来てほしくないけど。
特に子育てで過ごした江別の地名の由来の話に驚いた。当時の石狩川はチョウザメが群れで遡上していたため、アイヌ語のユペ・オッ(チョウザメ)が沢山いるから来ている説。
何にも知らずに石狩川の大きさに閉口していたあの頃の私を振り返る。
今回のほっこりは石狩川で沈みそうになる杉元に空気を届けようとしてあっさり拒否られる白石とか、第240話の扉絵が好き。