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小学生の妹3人の世話と家事をしながら学校に通う高校生、成。ある日、「妹が万引きをした」という知らせを受けて駆けつけると、そこにいたのは知らない女の子…。しかも彼女は成のことを「お兄ちゃん」と呼ぶ。こんな設定、面白くないわけがない!
そのこ(蛍)のペースにつられて、ぐいぐい物語の中に引き込まれていった。どうして4兄妹は子どもだけで暮らしているのか?親はどこにいるのか?蛍は何者なのか?
?だらけの謎が次々と明かされていき、そのテンポの良さが飽きさせない。
面白くて一気読みでした!
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いとうみくさん、好きな作家さんの1人。
児童書を主に書かれているが、大人の私にも十分に楽しめる!
母親を病で亡くし、父親も家出中。
長男高2主人公が家事を回す。
よくあるストーリーであるが、途中、物語のアクセントとなるミステリアスな女の子が登場!
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マンガチックだけどなかなかによかった。
小学生の妹3人の面倒をら見ながら暮らす高2の成。
ふらりと出ていった父、美容師の叔母、そこに現れた高1の蛍は妹だと言う。
欠けた家族ながら悲壮感はなく、悩みや寂しさを抱えていても前向きで明るい。
優しい家族の物語。
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児童書。
母親は病死、父親は家出。家事をしながら3人の妹の世話をする成。
そこにさらに妹を名乗る女子高生が転がり込んでくる。
さらっと描かれていて読みやすい。
でも、そもそもの設定が過酷過ぎて、前向きな言葉もあまり入ってこなかった。
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父親が逃げたせいで、妹たち三人の世話を一人でする高校生の成。そんなバタバタの毎日に、さらに妹が現れて…?
辛い話のはずなのに、出てくる人たちは明るく生きていて救われる。
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ちょっとありえないような設定で、いま問題になっているヤングケアラーものなんでしょうが。
独身の叔母さんがそばにいることで救われている感じ。
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地元の図書館で紹介されていたYA特集から手に取りました。
全体として、一昔前のドタバタ家族ドラマにありそうな雰囲気の作品です。
母が病死し、父が失踪したため、三人の妹の世話に追われる高校生の主人公・成。そこに高校一年生の「妹」が現れて、成の生活はますます混乱を極めてゆきます。
「ヤングケアラ―」を取り上げた小説と言っていいのかわかりませんが(主人公が「負担」と感じているかどうかの描写が多くないため)、「人生は思うようにならないが、それでも生きてゆかなければならない」ということはある程度強いメッセージとして伝わってきたように思います。
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主人公の高2の男の子、私以上に優秀な主婦っぷり。
最初から謎が多く、読んでいくうちに少しずつわかってきますが、やや不完全燃焼。
「心温まるストーリーを観て感動できる人って、そこそこ幸せな人たちなんだよ。信頼できる人がいてさ、ピンチのときはだれかが助けてくれて、周りの人みんなに大切にされて愛されてって、そういう主人公を見て勇気だの希望だのもてると思う?そんなわけないじゃん。もつのは殺意だよ」
これは、結構グッときました。
本当に辛い状況にあったら、本を読んだり幸せな映画やドラマを見る気にもならないんじゃないかと常々思っているので…
朝日中高生新聞に連載されていたそうで、まさに「中高生向き」だと思います。
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「母を病で亡くし、頼りの父は5か月前にふらっと家を出たきり行方不明。生活費だけは送られてくるものの、上から順に小5、小4、小1の妹たちの面倒を見ながら学校に通う、高校2年生の成。ある日、見知らぬ番号から着信が。それは近所のスーパーからで、妹が……えーー!? 不運、不幸、孤独、将来、不安、親ガチャ? ーーそれぞれにさまざまな思いをかかえながらも、人生のでこぼこ道を歩きだした若者たちへ、そしてすべての人へ、いまもっとも注目の児童文学作家が贈る応援歌。」
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「カーネーション」や「車夫」など、多くの作品で親子の複雑な関係を描いている作者ですが、ご自身の親への思いを物語で昇華させてるのかなぁなんて考えながら読んだりしていました。
「バンピー」も爽やかに描きながら、弱い大人への強いメッセージを含んでいます。
「オレたちは親にしばられなくていい。」
主人公の高校生「成」君が、とても魅力的でした‼️
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予想以上におもしろかった。確か受験によく出る本だったはずだと思ったけれど、内容がすごかった。思い違いかな?
設定もとんでもなければ、文体も読みやすい。
試験問題にはならないかな。
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ある日突然父がいなくなった。母も亡くなっていない家で、高校生の成は小学生の妹3人の面倒を見ながらなんとか暮らしていた。そんなある日自称妹と名乗る女子高生が現れ、家で一緒に暮らすという。少年と少女の家族の物語。
母親との痛みを抱えた少女と、その関わりを否定せずに受け入れていく少年の成長が主題で、中高生向けだと思うけど、面白かった。