投稿元:
レビューを見る
心はすぐに暴走する。睡眠時の途中の目覚めの際は、とどまることを知らない。そんな自分に、いや、あなたには、効果のある本で、自分を第三者としてみる、といった視点を持たせてくれる。実行しよう。
投稿元:
レビューを見る
人の気分はなにをしたかではなく、何を考えたかにより決まる。仕事でも、辛いと思えば辛い。楽しいと思えば楽しい。気の持ちよう
遺伝子は鍵盤。すべての鍵盤を叩き、いい音色で引けるよういろんな経験をしよう。
辛い事、10年後どう思っているか考える
自分の名前を呼んでみる
投稿元:
レビューを見る
【自分と距離を取る】
目新しい情報はそんなになかったけど、チャッターに溺れないように自分と距離を取るメソッドが凝縮されていて、良い復習になった。
脳は面白い。知識があるからこそ、脳の反応に対処できる。その重要さを教えてくれた一冊でした。
投稿元:
レビューを見る
脳は、一つの自分の物語を作り、自我を作る。
自分を成長させるには、内なる声を味方につける。
それが暴走し、自分を傷つけるチャッターになる。
物事から距離をとる。
自身の経験を一般化する。
逆に、良い経験は具体的に考えて、浸ってみる。
支援をする時は、感情的なニーズにも配慮する。
支援を要請されてない時は、目に見えない支援。
間接的に、視野を広げるような助言。
投稿元:
レビューを見る
思考を占拠してしまう(脳内の)独り言、chatterの悪影響とそれを制御する方法について。ネガティブなことを延々と考えてしまうことがしばしばある自分にとって具体的な対処法も紹介されていて有益だった。
感情の研究者による、それなりに骨太な本。引用明示度が高い。実験結果だけでなく、実例、対処法(他者目線で捉える、環境を整える、儀式をする、など)がさまざま紹介されている。
確かに対処法は、見たことがあるものが多く、ある種ありきたりな方法なのは否めない。ただし、そこに論文等で報告された根拠があるから、納得度が高いし、取り入れてみようかなと思える。
面白いと思ったのは「他人に話すことは、むしろ悪影響を与えることがある」という点。吐き出せば楽になるとは昔からよく言われるが、聞き手が煽らない態度をとることが重要。傾聴の考え方と繋がる。
また、プラセボについても面白い。プラセボを偽薬だと知らないからこそ効果が出ると思われている。しかしそれがプラセボだと知っていても、“プラセボを嘘だと知っていても効果がある”ことを知っていると効果がある。という人間の脳の仕組みは可愛らしく感じた。
関連エピソードとして語られる、メスマーの動物磁気の話では、マリアテレジア、マリーアントワネット、ベンジャミンフランクリンなどオールスター登場の感がある。
マリノフスキのトロブリアンドのお話しも出てきたので、そろそろ「西太平洋の遠洋航海者」を読んだ方がいいかもしれない。
投稿元:
レビューを見る
大丈夫だと分かっていても、心配で心配で押し潰されそうになり、論理的な行動を取れなくなってしまう時の、対処法が分かる本
結論としては「視野を広げる」のだが、その方法が色々書いてあり、かなり実践的。だだ少し難解な文章も多かったので星4つ。
↓詳細
・客観的に見る
困難に直面したら、友達がそのような状況になってると想像して、その友達にどんなアドバイスをするかを考えると、建設的な対処方法が分かる。
・時間軸をずらす
困難に直面したら、10年後にそれについてどう感じるかを想像すると、気持ちが和らぐ
→これらを紙に書いて日記に記すと良い。簡単に出来る方法としては、心の中で、三人称で自分に語りかける。
投稿元:
レビューを見る
これを読んでからchatterに気づけるようになった。
1人で考えこんでしまいがちな人にはおすすめ。
投稿元:
レビューを見る
めっちゃ良かった。
自分がチャッターに埋没しそうな時に活用したい。
仕事にも活かしたい(顧客に対してと、上司や同僚に対して)。共感と助言を良い塩梅で。
話を聞いて、共同反芻してしまっては逆効果だというのは意外な盲点だった。傾聴は悪にもなりうる。。
子育てにも役に立つ。
これが一番嬉しいかな。。
家の中に秩序を取り戻すべく、片付けたい。
ときめくものだけ残したい。。
あと、緑や生き物やアートをよく取り入れたい。
投稿元:
レビューを見る
自分の心の声と向き合う。
向き合うというのは、ひたすらにその物事について感情を巡らせるということではなくて、その感情に自分が壊されてしまわないように対応するということ。
自分以外の視点を持つ。
未来は今の感情についてどう思うかを考える。
ストレスのかかる感情というのはこれからに向けての挑戦だと考える。
自分を蝕んでいるのは自分。
だからこそ、うちなる声と付き合っていく術が必要である。
投稿元:
レビューを見る
個人的には色々と付箋ポイントもあり、実践に繋げていきたいネタも多くて良書でした。
こういう、人間の内面の話は非常の興味深くて面白いです。
投稿元:
レビューを見る
考えすぎて動けないことを克服するために読みました。予想より文章が難しく頭に入らない箇所も多かったです。参考になったのは頭の中がチャッターで支配された時の対処法で、自分自身を指すのに「あなた(you)」を使うことや、ありのまま思ったことを書き出すことで、自分自身と距離を取ること。また、信頼している知人による心のこもったスキンシップは、お互いに人間関係の満足度を高めることができると知りました。
投稿元:
レビューを見る
この本ねえ、私が知りたいようなことを書いてる気がするし、知らない心理学の実験みたいなのも紹介してくれてるんだけど、なんか余計なことが多くて読みにくいのよねえ。
投稿元:
レビューを見る
思考を占拠してしまう(脳内の)独り言、chatterの悪影響とその制御方法について書いた本。新しい切り口で非常に面白く、肚落ちもできて有益。
不安が不安を呼ぶ思考に悩まされていたり、自責や他責の言葉が脳内を飛び交いすぎる人にぴったり。
◯頭の中のひとりごとはネガティブになりがち
・チャッター=内省を促す頭の中のしゃべり声
・頭の中のひとりごとは起きている時間の8割くらいを占拠している。ネガティブであって良いわけがない
・チャッターに支配されてその事で頭がいっぱいになり、何も手につかず始終ネガティブに振り回される
・更にチャッターを裏付けるような出来事が起こると、ほらやっぱり!だから駄目なんだ!とネガティブ速度が増していく
・科学的にも有害なことが多い。精神的苦痛にニューロンを割くことになり、仕事が進みにくくなる
----------------
平均して人は1日に1万2千から6万個の考えを持ち、そのうち、80%はネガティブ、そして95%はさらに前日の考えと同じだという結果がでている。
これが少しづつでもポジティブに変化していったらどうなるか、その威力は計り知れない。
人は、自分にどんな言葉を語りかけるかで人生の結果が大きく変わるということ。
----------------
◯チャッターへの対抗策は感情から距離をとること※回避ではなく距離をとるという表現が大切
・思考を眺めて感覚に集中するマインドフルネス
・自分自身を一人称ではなく、名前、二人称、三人称を使って語りかける(他人の出来事だと考えて心理的な距離を取る。自分自身の言い訳などもメタ認知出来る。)
・時間軸を広げる。1年後にこの問題について悩んでいるか?10年後の自分から見たらこの問題はそこまで大きいことか?逆に1年前の悩みを覚えてる?などの視点も設ける
・経験を試練と捉える。チャッターが始まるのは、ある状況を脅威であると解釈した場合が多い。克服できる試練と捉えたり、これまでの困難でもそこまでの致命傷にはなってないことを認識すると、前向きに取り組める
人間には内なる会話による痛みがときどき必要であるのは仕方ない、内省して進化してきた生き物だから。肝心なのは、ネガティブな精神状態を完全に避けることではない。ネガティブスパイラルに陥らないようにすること。
◯苦痛を感じている時に内省を実行しても有害無益。苦痛を感じたらまずこれ
・愛情がこもった身体的接触をとる
・テディベアなど安らぎをもたらす無生物に触る
・他者との比較はやめる。昨日と今日の自分の戦いにフォーカスし、成長できた自分に満足してあげること
・好きなもの、埋没できる趣味などをもち、ふれる
・自然に触れる
投稿元:
レビューを見る
頭の中のひとりごとがどのようにして起こるか、またその解消法。
なぜ起こるかを理解できることで、それを抑えるのではなく、それを再認識し、対処出来そう。
起こってからは気づけないので、発生した際に、虫の目や、俯瞰的になるなど、記載の対応を行う
1章 内なる声はなぜ存在するのか
2章
・共感のお陰で他人と有意義なつながりを作れる
愚痴を言うのも共感を求めてるから
3章 問題からズームアウトする
・問題発生時はズームインしている状態で、他の選択肢が考えづらい状態
・(ズームアウトするために)俯瞰的に考える(他人を観察するように自分をみる)
※ネガティブ・ポジティブともに抑制されるので、ポジティブな時は俯瞰せずに埋没すべき
・未来軸で考える: 将来の自分がどう感じるかを考える
・日記をつける
4章 他人の視点を取り入れる
・距離を置いた自己対話をするために、非一人称で自分を指す(私ではなくまーぼや彼、あなたはみたいに)
友人に助言していると想像する
・脅威と挑戦の受け取り方の違い
ストレスのかかる状態では2つの質問をする。
1. この状況で求められていることは何か
2.求められてることに対処する資源があるか
持っていないとストレスを脅威と捉え、持っていれば挑戦と捉える
→経験を試練と捉え直すために、現状を再認識し、克服できる試練と捉える
・行動変容段階モデル: アクティブリスニング→共感→相互信頼→影響→行動変容
感情的になってる人は社会的欲求と認知的欲求を統合・満たす必要がある
→相手の苦労を共感・認め、かつ相手の視野を広げ、希望を与え、経験を普遍化する
6章 環境の持つ力を利用する
・自然に触れる、または映像で見るだけで集中力があがり、メンタルや健康も改善される
・楽しさなどではなく、畏怖を感じた時幸福感の向上、ストレス軽減する
自我の収縮: 畏怖の念を誘う光景に身を置き、自分を小さく感じる。ことで抱えている問題も小さく感じる
・代償的コントロール:物理的環境に秩序を作り出すことで内面的な秩序を獲得する
←机の整理整頓やルーチン
・コントロール感の喪失がチャッターを急増させる
7章 科学が解明した信念の力
・信じるから予想ができ、プラセボなどが起こる
結論
・内なる声: 痛みを引き起こすから価値がある
ネガティブな感情によって思考を曇らせることがあるが、批判的な事故考察力のおかげで、学び・変わり・向上できる
・内なる会話による痛みは時々大事。肝心なのはネガティブな精神状態を避けることではなく、押しつぶされないこと
・経験を一般化する
他人も同じような経験してることを実感する
・ストレスがかかると他人に共感を求めて話したくなる
解決策を探すのではなく、共感してもらうことに集中する傾向がある
チャッター制御する26のツール
5.チャッターによる身体的反応を解釈し直す
ストレスの身��症状は身体による妨害ではなく、試練に立ち向かうための応援(適応進化的反応)
投稿元:
レビューを見る
いろんな実験があって興味深い。
いろいろくよくよと考えがちだが、科学的な説明が多くあり「だからこうなんだ!」と知ることができた。