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人類の武器は、周りの人に物語を信じさせ
協力しあうこと。一個体では弱くとも、
集団では強い。
これは、是非使おうと思う。
個人プレーから、脱却して、
周りの力を集めて、大きなことをなしとげたい。
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『サピエンス全史』の焼き直しではあるが、漫画本『サピエンス全史』よりは、ちゃんと対象を想定して分かりやすくまとめられている気はする(漫画本のほうは、「人類誕生編」で頓挫したかと思ったが続編がまだ1冊あるようだ。内容が難しいまま漫画で説明しようとすると、だんだん内容と漫画テイストが乖離していくように思うが・・・)。
原本で使用していた「認知革命」という言葉は使わず、ホモ・サピエンスのなにがスーパー・パワーだったのかを説明し、それを用いることで地球上の覇者となりえたという経緯を辿る。そして、そのパワーゆえに、責任ある行動を - 特に地球環境に対し - 小中学生に分かりやすく説いたものだ。
その後の「農業革命」「科学革命」へ続くのかと思ったが、そこは語られず。集団で協力すること、想像力を、分かりやすくスーパーパワーとして説明するに留める。そこまでにするなら、終盤はちょっと説教臭い、というかやや蛇足感。
でも、小学生の甥っ子たちに読ませるには良い。
お正月のお年玉副読本として買っておく。
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もともと、『サピエンス全史』を気になっていたけど、あの本の厚さを避けていたので、同じ著者のこの本を手にとってみた。
児童書ということもあって、勉強をしてきたつもりでしてない私にはちょうど良かった!難しい言い回しもなく、大昔の先祖たちの暮らしが想像しやすかった。
物語の重要性がわかった!
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ホモサピエンスだけがもっているスーパーパワーとは?
小学生からの人類史とありますが、大人が読んでも十分面白いです。
サピエンス全史の入門書としても最適。
イラストもあり、とても分かりやすいです。
「今では人類があまりにも強い力をもってしまったために、ほかのすべての動物たちの運命を決めるようになった。」
衝撃的な事実です。
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子供向けという触れ込みだったけど大人が読んでも丁度良いと思った。
改めてホモ・サピエンスがここまで進化したあらましが流れでよく分かった。
間違い無く良書。2〜3回読み直したい。
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1 どんな本?
人類が地球の支配者になった要因とあらすじを
教えてくれる小学生向けの本。大人が読んでも充分学
びになる内容になっている。
2 なんで読んだの?
(1) ハラリの本だから。
(2) サピエンス全史のリマインド
(3) 説明できる状態になりたい。
3 構 成
全4章構成164頁
「ホモサピエンスが何故この星の支配者なのか?」の
問いから始まり、君達でも出来る事として反捕鯨
運動を例にして終わる。小学生向けの本なので挿絵
がた くさんある。
4 著者の問題提起
身体的に強くも無いサピエンスが何故この星の
支配者になったのか?
5 命題に至った理由
サピエンス全史の内容を子供達に伝えたいと言
う思いから。
6 著者の解
物語りを共有する能力。知らない人と協力する
能力。そして意外性。
7 重要な語句文
(1) 石器時代は残ってるのが石器なだけ。
(2) 石器時代の骨格はいい骨格。栄養が良い証拠
(3) 人類がたくさんの種を絶滅させた。
(4) フランス王は油の瓶ありきだった。
(5) 小学生初で反捕鯨運動が始まった。
(6) 針は歴史的発明
8 感 想
サピエンス全史の内容を概ね覚えている事が確認
できてよかった。
刺さったのは狩猟採集民の健康状態。そう言う
食事と運動が吉らしい。
深く知りたい事は何を食ってたか?
人に勧めるなら虚構を手にした後の人類の進歩。
哲学に繋がると思う。意味や価値や正義は全てこ
こで言う物語りだと思う。
挿絵が沢山で古代の生物の外見が分かりやすかっ
た。
9 TODO
(1) 次のハラリの作品の購入
10 問 い
人類とは?
11 答 え
一人じゃなんも出来ねぇ。
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600万年前とも言われる人類の誕生からホモサピエンスが世界に広がっていったところまでを小学生にも分かりやすく解説したもの。
この期間における重要で知っておくべき基本的な事項を学習することができる。
当然ながら我々大人にとっても知っておきたいことが多い。
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読みやすい本ですのでほとんどすべての世代の人たちが読むことが出来ます。
一応は人間達は全体としては、この地球上の生命の中では大変な強者であり、それだからかこそ現在まで生き残ってきている。
«〖私たちの祖先が、今ある世界を作り上げてきた。未来の世界がどんなものになるかを決めることが出来るのは私たちだ。
この世界を今のようにしたのは人間です。そして人間は、この世界を変えることができます。もしも世界に何かひどいことがあると思えるなら、もしかしたらあなた自身の力で、もっと良いものに変えることが出来るかもしれません。〗»
インドネシアフローレス島の滅びた小型の人類
小型の人とネアンデルタール人とでデニソワ人の他にも、大昔にはたくさんの種類の人類が地球上で暮らしていた。
しかし私たちの祖先は「ホモ・サピエンス」ラテン語で「賢いヒト」という意味。
人間達のことを危険な生き物に見えなかったため、警戒されずに簡単に滅ぼされてしまった。
誰も気づかないような小さな変化でも、時間がすぎるにつれてつみかさなると、大きい変化になる。……小さな変化しか起きないから、……やっぱり変化には気づかない。でも時間がたつにつれ、小さい変化がつみかさなって、とても大きい変化になる。
クジラ保護の話は反捕鯨で、日本にとって悪いことなのではないのかと思いました。
人間は世界じゅうで一番危険な動物。
私たちの祖先はそのすべてを、人類だけが持つ能力を用いてなしとげた。
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全てにルビがふられているので子ども向けと思いきや内容は極めてアカデミックです。
結論、人類が支配者となり世界中に散らばり生じたことがたくさん記述されています。
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地球の生物の昔から今を昔話のように想像させてくれます。
物語りを作り人間はまとまった。でも、他生物を消滅させた。
今また物語りにより、地球にやさしい未来を作らなければ、という本です。おもしろいですよ。
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図書館の児童書新刊コーナーより。
この作者が書いた児童書ってどんなのだろうと、気になったから借りてみた。
読むまで間違って覚えていたのは、「ネアンデルタール人は人類の直系の祖先だ」ということ。
並列で存在していた、別のヒトだとは知らなかった。
一部ではネアンデルタール人の血を受け継いでいる人もいるみたいだけど。
人類が世界を覆った理由が、「物語を作ること」と「大勢で力をあわせられること」でまとめてあるのが、シンプルでわかりやすい。
本当はもっとあるんだろうけど、児童書として伝えるためにそぎ落としたんだろうな。
自撮が手形のエピソードは面白い。あと、壁画が家族じゃなくて動物という疑問は持ったことがなかった。
この着眼点も面白い。
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ホモサピエンスは「虚構」(本書では物語)を信じることができ、それを他者と共通認識として持つことができるから集団で大きな力を発揮できる。サピエンス1人だけでは微々たる力。
虚構を作り上げれば皆を、世界を支配できる。言い換えれば、世界を支配したければ新しい虚構を作り上げてそれを皆んなに伝えばいい。
最終的にはそんな締めくくりだったけど、なるほどなーって感想と、あとサボらずにちゃんとサピエンス全史読もうと思いました(笑)
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‘’ここで覚えておいてほしい話が二つある。
一つ目は、人々が力を合わせるためには物語が必要なこと、そして二つ目は信じる物語を変えることによって力を合わせる方法を変えられることだ。だから私たちはアリよりもずっと強大な力を誇っている。それが私たちのスーパーパワーだ。’’
ホモ・サピエンス(自分たちで賢い人って言っちゃうちょっと厚かましい私たち)が1人1人は微力でも、「物語」を使うことによってを力を合わせることができるようになった。たとえ目に見えないもの、触れないものでも、その存在を信じることができた。そしてこの地球の覇者になった。
この人の能力は他の動物にはないもの。
私たちがこの力を使って、気づかない部分があったにしてもたくさんの種の生き物を絶滅に追いやってきた。
それに気づいた今から、私たちはどのようにこのスーパーパワーを使っていくのか。
自分たちをどのようにコントロールしていくのか、問われているだなぁと感じた。
私たちは、少しでも何か違うものに対して優しくない。決して優しくない生き物だと自覚することができた。
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サピエンス全史を子供向けにした様な本
正直、サピエンス全史は難しい部分もあったので子供と読んで勉強になった
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何故、地球上で人類だけが生き残ってマンモス、象は絶滅したのかその理由がよく分かった。協力、意外性、火を操れるかの3点だ。人類はもともとは弱い生き物なのにこの3つがあるだけで生き残れるとはすごいことだ。歴史から物事がどのように変化するか学べる、当時は出来るだけたくさん甘いものを食べる方が良いという本能、一人の人間にとっては小さな一歩だが人類にとっては大きな一歩。