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投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
「お金がかかる有料サイトだけど、おもしろい」、と言われ、その友人のスマホでいくつか読んだのがありました。(自分は未登録)それが、書籍化なんですね!でも、期待しすぎたかな……やや、その感はあります…
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ウロマガ非購読者なのでようやく読めた…という思いが強い。日記のゆるさもあるが、今の炎上過多なインターネットの中でそれなりの立場として発信する意味とか、自我の在り方(独我論かな?)についてはかなり深い知見があると思う。
短編小説として読める幽霊の話とか改元の話とかもあっていろいろ面白い。
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面白かった。そうか、品田遊はアイデアは山のように既にあって、それを読み物にする作業が大変という感覚なのか。
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わかる~と思う話がいくつかあった
特に「感想」と言う話
自分の気持ちを言葉に表そうとしたとたん、自分が心のなかに持っている感情とは別物になってしまう
子供の頃からずっと感じていたことが的確に表現されていてびっくりしてしまった
読みやすい文体・文量で、昼休みに読むのにちょうど良かった
定期的に読み返したい
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【好きな話・共感した話】
箸/ペヤング/正蔵/後輩/マニア/弱者/大人/社会/キャラクター/甘え/契約/性表現/人生/エモい/程度/叩かれる/賛成/価値/絶滅
高等遊民的な世界の見方がカッコいい。ときどき堂々と幼児みたいなことを言ってるのも可愛げがあって良い。
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期待を大幅に上回る作品でした。
この本の元になった日記は購入して読んでいますが、何度読んでも面白く、品田遊のセンスの高さが垣間見えます。日記という心の奥深くを少しだけ触れそうで触れない、そんな魅力がありました。
装丁も凝っていて素晴らしい一冊です。ぜひ紙の本でお手元に置いてみてはいかがでしょうか。
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生活がインターネットに近い人ほど、楽しめる一冊。
ざんちの限定公開ブログの内容をまとめたもの。
他人の思考が脳に直接流れ込んでくるので普通に疲れる。
ざんちの思考、難しすぎて疲れた。毎日こんな小難しいこと考えながら生きてるの?すごいな。愛おしいな。
ざんちは「自分」の濃度が高そう。
常日頃、他人が自分のように思考しているのが、そうは見えなくて怖いよなと思ってた。
この本には「あ、人間ってみんな結構色々考えてるんやな」ということを気付かされる。
ワールドカップをよくわかっていない。今年も、青いユニフォームを着たコンビニ店員を見かけてやっと「どうやらまたあのサッカーのやつをやるらしい」と推理するに至った。
ってところが分かりすぎて怖かった。
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ダヴィンチ恐山の日記を再構成した本。ドジっ子(?)エピソードも挟まれているので、面白く読みやすい。
インターネットを観察しているだけあって、炎上とか、ネットに蔓延る言説に対する考察は、そうだよなと思ってしまう。
インターネットに対するモヤモヤ感や、この流れに流されてしまっていいのか?と思う感情をうまく表現している。
結局、インターネットは、責任を生み出さないから、主体でもなんでもなく批判ができる。だからこそ、主体を持って意見を発信した人を叩けるし、自分にカウンターが返ってこないようにできる。
人の言動を簡単に切り取って広めてしまうことが出来るようになったからこそ、「ある言動が「ある」ことと「広める」ことの差異をより明確にし、そして言動を「広める」ことの機能やそれを使う責任の所在をより重く問うような倫理観の変化が必要なのではないか」はまさにそうだと思う。世の中のメディアを通すもの何もかも、その文脈を問わず、良いか悪いかが問われるようになってしまっている。本当はその意見、状況にもグラデーションがあるはずなのに。
新聞のインタビューで、東浩紀が言ってたけど、Twitterとか、インターネットの無料空間においては、言論の限界があると思う。無料だからこそ、責任も生ぜず、無秩序に、無責任に、単純に意見は広まっていく。本当に言論を、論争をしたいのなら、有料で、かつ有限な人数のコミュニティを組むべきなのだろう。正直、インターネットにまともな論争を期待したり、気にしたりしてはいけないのだろうけど、みんな使ってるから、そこに配慮しなくちゃいけない世の中になってしまった。
あと、インターネット上に広まる、「リベラル」に対するなんだかな、感に関する考察も、何かの本で読んだ、「そういうお前はどうなんだ」でリベラルを封じることができる、という説に合致してて、やっぱりそうなんだなと思った。いわゆる「リベラルの綺麗ごと」に対して、「そうは言うけど」お前らだってそんなこと言えない部分あるじゃないかと、綻びを指摘して、「だから支持されないんだよ」と距離を取る。そして、自分たちにカウンターが返ってこないように、「私たち」という言葉を避け続ける。責任を生み出さない皮肉屋みたいな態度は、確かに嫌だ。
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日記なので他愛のない話が主なのだがその中に時々、深く突き刺さるような言葉を投げ込んでくるから油断できない。
とても面白かったです。
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「わかる」と強く共感できる話、「そういう風に考えた、感じた事はなかった」と新しい発見ができる話、少し哲学的な短編小説。
だいたいその3つで構成された本で、とてもおもしろかった。
筆者ができるだけフラットに世界を見ている(見ようとしている)事が文の端々から伝わってきて、エッセイの醍醐味だな〜と感じた。
一つ一つの話が短いので気軽に読める一冊だった。
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小説も確かに楽しいけれど、私はエッセイって好きだな。集中力がない時でも、スッと頭に入ってこれる。積極的に物語を汲取りに行く必要がないから。あと、「へーこの人ってそうやって考えるんだ。ウケる。」くらいの距離感でいられるのが良い。
オモコロ好きなので、ふとダヴィンチ恐山さんの本を手にして初めて読んだのだけれど、やっぱりユーモアのセンスが独特で声に出して笑って読んでしまった。そうそう、これくらいの気軽さで読んでも良いんだよ。本って。そして人生も、これくらいの気軽さで良いよって言ってもらったような気分になりました。
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このようなタイトルが付けられた本には、どのような思考が散りばめられているのか気になってしょうがない。このモヤモヤ感を払拭するにはのぞいてみるしかない
#キリンに雷が落ちてどうする
#品田遊
22/11/7出版
#読書好きな人と繋がりたい
#読書
#本好き
#読みたい本
https://amzn.to/415ybJ9
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シュールなところあり、面白い視点あり、毒舌あり、でとても面白いエッセイだった。哲学的であった。まずタイトルからして気になりすぎた。本当にキリンに雷落ちたんだ…。大人になって跳び箱を飛ぶ人はノイシュヴァンシュタイン城に行ったことのある日本人よりも少ない、とか突然のメール失礼しますの突然以外のメールあるか?の件とか箸の持ち方は習ったのにタメ口命令形で話す人とかチョイスが面白くてなおかつ的確で著者の文書のファンになった。天ぷら事件は私も思ってた!とそれを文章にして広く伝えてくれて嬉しかった。
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タイトルに惹かれて。
有料のWEB日記を書籍に。
WEBでは横書きなので、やはり本として読む方が入りやすい。
たとえば「感想」
読書感想文についての独自の意見が書かれているが、概ね同感する。子供の頃に読みたかった。
他にもいろいろ共感すること多く。
ただ、SNSやWEB上だと同じ内容でも響かなかったもしれないなぁ。
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味わいがよかった。
日常の些細なことからふわふわと発想した文章が心地よい。
もとのマガジンを購読していたから内容は全て既知だけど、その分、書籍化にあたって整えられた文体を楽しむことができて嬉しい。口当たりがなかなか変わる。
散文、だからこそよい。