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タイトルを見る限り、全国の発酵食品について旅行で出会い見聞したものを体系的にまとめた本かと期待したが、「紀行」の名の通り、どのように旅行し、どう出会いがあり…といった旅行記の要素が強く、発酵食品についてのトピックが個人的に読みづらかった。
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「素材よろこぶ調味料の便利帳(高橋書店)」に続いて図書館に借りた。醗酵調味料関係の本を選んで読んでいる。
本著は日本各地の発酵食品が生産者とともに紹介されている。発酵食品の製造法はもちろんだが、発酵食品がその地域で根付いた理由にも触れるなどなかなか面白い。
なんとなくはや足で書かれている感はあるが、肩肘張らない気軽な紀行としてサラッと読めるのがいい。
著者は渋谷ヒカリエの発酵食品食堂をプロデュースしているようだ。
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下北沢の「発酵デパート」のお店のヒラクさんの著書。
とてもマニアックな発酵食材の記録。
その土地土地で、冷蔵庫がない時代に食材をどうやって保存させるかその知恵によって作り出されている産物。
杉の木樽によって醸されている醤油醸造所は無くなって欲しくない
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旅先や出張先でその土地の発酵文化を味わいたいなぁと思わせる一冊。
発酵はその土地で長く培われてきた知恵の蓄積だし、積み重ねられてきた歴史が詰まっているように思う。グローバルな流通システムが何らかの理由で途絶えたときに救ってくれるのは発酵なのではないかなと思う。農業や漁業とあわせて、発酵の大切さを感じさせてくれる一冊。