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【あらすじ】
生きていくって恥ずかしい。「自分がある」って面倒くさい。それでも今日は生きている。まだ諦めていない−。作家とAV監督による真夜中の禁断トーク。AuDee『夜のまたたび』音声コンテンツを元に加筆し書籍化。
生きていくって恥ずかしい
「自分がある」って面倒くさい
それでも今日は生きている
まだ諦めていない
くじけそうではある
作家 vs. AV監督による真夜中の禁断トーク
【感想】
深夜ラジオの【夜のまたたび】を元にした書籍化との事でしたが、ラジオ自体は聞いたことがなく、燃え殻さんの書籍ファンということで、購読。
お二人の独特な空気感や感性が読みながらもラジオを聴いているような感覚で読み進めることができた。
燃え殻さんのエッセイにも出てくる働いていない同級生の話を聞いて(読んで)、【お前そんなに何が欲しいんだ?】【俺は別に何もいらない】という言葉が印象的で、なぜ働くのかや働く事の考え方がすごく楽になった。
燃え殻さんのエッセイと同じくですが、上手くいかない事が続く苦しい世の中でとても救いになる言葉に溢れていました。
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「もげるほど頷いてます、で今もげました。」
このフレーズが好きでした。笑
現実は意味なき偶然がずっと起きている。
それこそ、人生は偶然でできているのかもしれない。
”ちゃんと大人にならないで、長い長い思春期をやっとあきらめると、急に老いるっていうやつでしょ。子供から直接、老人になる。”
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心の中のもやもやしたもの、しっかり説明が出来ないけど確かにある「何か」言葉にしてくれた、教えてもらった、そんな気がした。
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日常とは。
朝起きたら着替えて、ご飯を食べ仕事へ行く。
やりがいがないわけではないが、疲労し帰り、夜ご飯を食べる。風呂入って、寝て、また翌日。
土日は寝て、少し買い物だけして、また月曜。
人生日々このように決まって生きている。
という感覚から、決まっているものでもなく、
生活は曖昧で、無常で、不安定で不確実なもの。でもそれをそれとして受け入れてくれて、そんな生き方をひっそりと肯定してくれる本。
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人はなんでめんどくさい恋愛をするのか?
など、断定的な答えを出せない話を二人で続けるのがなんでこんなに心地よいんだろう?
二村ヒトシさんが本文で挙げている映画が見たくなった
→吉田恵輔監督『BLUE』、『空白』、『神は見返りを求める』
→呉美穂監督『きみはいい子』
→片山慎三監督『岬の兄弟』、『さがす』
→『バッファロー66』、『スリービルボード』、『メランコリア』
恋愛が苦手と自分でも思いがちだけれど、256ページあたりを読んで、わたしは恋をして取り乱す自分が嫌なんだなと思った
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燃え殻さんと二村ヒトシさんのラジオを原稿化して加筆されたもの.エッセイより,二村さんとの会話によって,燃え殻さんの人となり,魅力が浮き彫りになっている.「怖さ」を原動力に,仕事をやられていて,締め切りは必ず守るところとか,かなり共感できる.仕事に追われながら地味にやっていくことが大切なんだと思う.