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12月7日【著者はスウェーデンの詩人。きつね、鳥、りす、マルハナバチなど
詩人のコテージにやってくるさまざまな生きものの「言葉」をサイエンスを組み合わせて抒情豊かな文体で紡ぎます。】
タイトル : 森の来訪者たち : 北欧のコテージで見つけた生命の輝き
請求記号 : 940 : Bu
https://mylibrary.toho-u.ac.jp/webopac/BB28205630
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虫にも植物にもコミュニケーションの技があって、豊かに会話し生きているという話。読み終わってから、花が終わった桜並木を歩いて、木の一本一本に(今年の春も綺麗な花を見せてくれてありがとう)と心で話しかけてみました。振動とか空気の揺らぎで伝わってるかもしれないと思うと楽しくなります。
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Sorry but I’m not so interested in the insects and birds (biology)… gave up
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著者は「抒情詩とサイエンスを組み合わせた独自のスタイルで有名なスウェーデンの詩人・エッセイスト」だそう。福田利之さんの装丁画と題名に惹かれて借りてきました。導入部の第一章、ごく短いのですが最初は読み砕くのに苦労して同じページを行ったり来たり何度も文章を読み返したりしました。が、いったん著者の作法や文体に慣れてくると、無重力状態で上下左右あらゆる方向にストレスなく進めるような、360度視界が開けているような、宇宙の創造から現在までの永遠に続く時間の海に浮かんだ小さな埃になったような、それと同時に小動物や昆虫、ミミズ、シラカバに草花の植物たち、バクテリアや粘菌まであらゆる生命体の個々の意識や身体の構造まで感じられるような、不思議な世界に没入できました。科学と信仰は相反するものとして捉えられる場合が多いように思いますが、この作品では同じ物事を別の視点アプローチから理解しようと協力し合うような感じで融合していて、素晴らしいと思いました。とても好きな世界だったので、他の作品も日本語で読めるものを探してみようと思います。大変満足して読了。何度か繰り返して読みたい。