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松村邦洋の大河愛・歴史愛が感じられる一冊です。
家臣達のけっこう細かいエピソードが書いてあって、これらが「どうする家康」でどう描かれるのか楽しみです。
例えば、
平岩親吉(岡部大)だったら、家康の息子の信康に、子供の頃から守役として仕えていて、信長に武田との内通を疑われた時に、「私の首をはねて信長公のところに送り、お怒りを鎮めてほしい」と家康にお願いし、その後、浜名湖で逃がそうと画策するところや、信康が自ら切腹して大泣きするところとか。
手元に置いておいて、本にあるエピソードと映像がどう描かれたのか、手元に置いておいて読み返しながら、これからの「どうする」を楽しみたいと思います。
以前の大河「家康(1983年滝田栄主演)」「葵徳川三代(2000年家康役に津川雅彦)」との比較がけっこう書かれていて、それらを観ていた人にとっては、とても面白い一冊だと思います。それらを観ていないので、その辺は飛ばし飛ばし読みました。