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例によって手配して何の本か忘れるパターン。
タイトルからして、旅行関係の本と思って読み始めたところ、
全く違った。
スピリチュアル系。
2021年の冬至をもって目覚めのゲートは閉じられたとか、
何言ってるかわからない。
が、著者が言いたいことは極めてまとも。
ありのままに生きよ。心のままに。好きなこと、やりたいことをやれ。
嫌なものがあったときは逃げずに受け入れて、それから手放せ。
前者はわかりやすいが、後者が難解。
嫌なこと、嫌いな人に出会ったときに、それを避けるのは簡単だし、
ある意味精神衛生上はいい。
でも一歩進んで、まずその状況を認める。
そうすると案外、自分の中にあるものがその嫌な人、モノを通じて見える。
それをいったん受け入れて、そのあとで手放せばいい。
そう言っている、と受け取った。
多分そのほうが自分を高めることができるのだろう。
これは案外できそうでできない高度な技だ。
心しておきたい。