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そんなことあるかな…
2022/12/16 20:02
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投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
自分が産んでいないのにねえ……。しかも、夫と……ですよね。子供のことかんがえたら、こうなるか?と言いたくなることばかりでした。その上、付け足しみたいな誘拐事件までおしまいに発生だしね……。上巻は、まぁまぁでしたが
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すっきりしないまま下巻に突入…が、しかし
かなりヤラれた!
そう来るかっ!
久々のヤラれた感を味わった作品
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上巻の方が盛り上がったかな?という感じ。
二転三転する展開は面白く読んだが、ラストは「う~ん」って感じだった・・・「蘭」は結局何者??ってとこが知りたかった。
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本筋と関係ないのに思わせぶりな描写が結構あって、それがダラダラした印象を与える。誘拐のしくみ自体はなかなか面白いけど、最終章のどんでん返し?はバカミスに近いのでは?と思ってしまった。
(C)
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一つの誘拐からいくつかの事件が交錯するトリッキーなミステリー。まさかまさかの連続でぐいぐいと面白く読めました。ちょっとよく出来すぎな感じはしますが。
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二重構造の誘拐事件の謎解きがプロローグとなり、引き起こる誘拐事件。蘭による多重構造の誘拐事件の一応の完結。最後は駆け足感が否めず。首謀者の蘭のシリーズものになったら面白そう。
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2011,1月読了
どんでん返し系で高い評価を付されていたようで前からチェックしていた作品です、文庫化されたのをブックオフで見つけて購入しました。
この作家さんで既読のものは短編の印象が強く、なんとも流麗な文章で感情の機微、特に男と女の関係に深く根ざした哀切を水墨画のようにまとめあげる達人だなぁ~と評価していました。ミステリの謎解きの部分に大きな仕掛けがあったりとか、伏線が緻密でしっかり回収されているとかでなく、人の感情に起因するモノを色鮮やかにさらけ出しておいて、その色彩がまた唐突に変化する時に謎が解かれている、というような職人気質というか、そういうところが好みではありました。
ですが、今回は誘拐を扱っており誘拐劇におけるサスペンスの描き方においても一級品の手腕を見せていただきました!
詳しく書くとネタバレになってしまうので書きません、この作品のネタバラシは大きな罪であると確信します。最近(ここ一年ほど)のどんでん返し系の作品では『首無の如く祟るもの』に匹敵するほどのどんでん返りぶりでした。
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下巻の主人公は一転して犯人の一人。
犯人の視点から、誘拐事件の全貌が明らかになる。
上巻の圭太誘拐事件はもちろん、
最後のエピローグ的な話についても要否は別問題ながらも、
結末は極めてだいどんでん返しであるのは間違いない。
しかし、だいどんでん返しがあまりにもスマート過ぎてしまい、
正直やられた感をあまり感じなかった。
しかし、一気に読めるし、楽しめる作品であるのは確か。
続きがとにかく気になる時点で、
なんだかんだ言いながらも、作品に惹かれているのは間違いない。
こうした終わり方をする小説ははじめて。
タイトルも含蓄があるな。
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下巻は上巻と主人公が変わる。
圭太くんの事件からまた謎が広がっている。
これまた面白く一気に読んでしまった。
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久しぶりに連城さんの小説を読みました。
私の仲では恋愛小説家という位置付けだったのですが
ミステリーも書かれるんですね。
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造花=FAKE。なるほど。すっかり騙されました。面白かったです。ただしトリックのアイデアはいいけど、この犯行実際はかなり困難かも。人心はそうそうままならないし、予測不可能な事態とは起こるものだから。全体が成り立つためには、犯人をああいう形に着地するしかないだろうな。
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伏線が多すぎてちょっと詰め込みすぎた感が。
ドラマでは壇れいがラン役をやるのかしら。
ちょっと観てみたいかも。
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誘拐された少年の家の従業員《川田》の視点で事件の真相が語られる。《女王蜂》と《働き蜂》の奇妙な共犯関係。加害者&犠牲者関係。
ラストは「えっ!?」という感じのドンデン返しアリ。
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蘭が起こした、第二の事件。
最初の事件に比べて、描写は少ないけれど、第二の事件は面白かった。
第二の事件を独白する、主人公の女の子にあっぱれ!
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連城先生の誘拐モノの総決算ともいうべき大作。
上巻ではカバーにある通り、「前代未聞の誘拐事件」の顛末が描かれる。犯人が人質を解放してから身代金を渡すよう要求したり、渋谷の交差点の真ん中で身代金の受け渡しが行われたりと、トリッキーで意表をつく展開が次々と現れる。
この家族のストーリーが物語の中心なのかと思いきや、後半では視点が一転。本作のメイントリックを一つに絞るならば、この川田という男が犯人ではなく人質だった、という部分になると思う。圭太少年の誘拐は目くらましで、裏でより大きな取引が行われている――という事実はくりかえし強調されているのにもかかわらず、川田がよりによって人質だとは気づけないのがにくい。
気になったのは、香奈子と川田の二人の視点人物のストーリーが、章が変わるところで唐突に終わってしまう(ように感じる)ところ。文章に感情移入させる力があるだけに、尻切れトンボにせず、その後の物語を読んでみたかったという気がする。
結末の「最後で最大の事件」については、おそらく連載上の事情があったのだろうと想像してしまうが、自分は後日談として面白く読めた。